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入院生活(13日目、14日目)

8月6日(土)
体の状態

 体のだるさがついてまわる。ステロイドの点滴を終ってから、入院前ほどの消耗感はないが、疲れやすくすぐに横になりたくなる。横になると昼間でも眠ってしまうことがある。本も1時間以上続けて読む集中力がない。夜は8時過ぎには眠くなり、パジャマに着替えてそのまま眠ってしまう。結局4時頃から目が覚め眠れないが1日の睡眠時間はかなり取っている。

少し体を動かした方がいいとは思うが、今は外に出られないが出られる時にでも病院の周りが工事中なので散歩できる状態ではないし、ソルデムの点滴をしていて、キャリアを押していかなければならないという制限があり、散歩はしなかった。

せめて起床前のベッド体操でもしようと思う中々気力が出てこない。10分位のメニューを用意しているが、適当な所で疲れを感じ頓挫してしまう。こんな状態だと寝たきり状態だし、体は衰退する一方だ。無理は出来ないが何とか体を動かす工夫をしていかなければならないだろう。

 入院していると、寝ている以外に動かなければならないことはかなり限られている。食事をする時、食事が終わり食器をスタッフルームの前にある食器運搬車に返しにいく。その外、歯磨き口腔ケア、トイレ、風呂以外は全く動く必要がない。時々テレビ見たり、パソコンに血液検査データーを打ち込んだり、日記を書いたりする。検査に行ったり、歯科など外の科の外来に行く時は動くがめったにあることではない。

つまり自分で動こうと思わない限り、1日まともに体動かすには10分位しかないことになる。食事中は座って採るが、へたすると22時間位横になっている。人は怠惰に流れがちだ。体がしんどいとつい横になりたくなる。そういった気持ちをどうコントロールしていくのかが退院後の日常生活に大きな影響を与えるだろう。


8月7日(日)
110病棟の患者
■ 110病棟は血液内科と、肝臓内科の患者が入院している。7割方が血液患者だ。一応血液患者の病室と肝臓患者の病室は分けられているが、緊急入院などがあってなかなかうまく分けられていない。

私の入っている病室は血液患者2名、肝臓患者2名となっている。看護師は血液内科担当と肝臓内科担当という具合に分けられていなくて、この病棟の看護師は両方を受け持つ。ある看護師は「肝臓患者には動けない人が多いので力仕事が多い」と言っていた。

同じ病室には3人の患者がいる。どんな病気でどんな治療を受けているかよく分からない。一人はかなりの年寄りで1日ほとんど寝ている。もう一人4日前に入院してきた。色々な検査をやっている。

 今日3人のうちの一人A君と話す機会があった。彼は3年前急性リンパ白血病で入院し、染色体の検査(フィラデルフィア染色体陽性)から行って予後不良の分類に入っていたが、移植(臍帯血移植)も成功し、その後再発の兆候はない。彼は少年だと思っていたが24歳だという。

白血病の方は収まった。移植後の急性GVHDは発疹位でたいしたことはなかった。1年半後慢性GVHDか、抗がん剤の副作用か、又はそれとは全く無関係な原因かは医者も判断がつかないが、骨に異常が出てきた。膝が腫れ痛みだした。ステロイドを使用してなかったので骨がもろくなるということはなかったのでそれは助かったと言っていた。最初の骨の異常に関してはどうにか乗り切ったが、3年目の最近再び悪化してきて今回の入院になった。
        
整形外科で対応しているので血液内科とは別に領域の治療だ。骨の一部に壊死があるのではないかという話をしていた。整形外科の医者が何人かチームを作って対応しているが、今の所痛み止めの処方など対処療法をしている位だ。

膝の腫れ炎症に関しては氷枕で冷やしている。痛み止めとしてオキシコンチン、オキノームなどオピオイド(麻薬)系の名前が出てくる。帯状疱疹神経痛鎮痛薬リリカの名前も出てきた。どの薬が効くか色々試して見ているのだろう。今日の痛みは5段階のうち2、だとか3だとかいう話が聞こえてくる。昨日2時間程の検査に出かけた。
        
CT、MRIなど種種の検査をした。しかし痛みや腫れの原因は分からず治療法については見出すことは出来なかった。治療法が分からないということだ。手術といった方法も取れない。当面症状が変化するまでは対処療法しかないということだ。痛み止めを服用し、定期的に膝の検査をして様子を見るということだ。そういったことで打つ手もなく間もなく退院ということだとA君は言った。

痛みへの対処は極めて難しい。痛みに意識が集中して外に何も出来なくなる。痛み止めの重要さはそこにある。また皮膚疾患もありこれは皮膚科で見てもらっている。かゆみも入院生活を快適に過ぎすには大きな障害となる。痛みかゆみこれをどうにかすることがまず第1の課題だ。その後原因療法へと進んで行く。

 同じ病室の2人目の人は、80歳位の人だ。食事以外は一日中寝ている。食事もほとんど手を付けない。看護師が食事は取れているかなど色々世話を焼く。寝たきりなので、看護師の仕事は介護老人の世話のようなものだ。時間外に看護師が風呂に入れ、その間シーツ交換など行なった。

彼は特に治療はしていない。治療後の体力回復のための入院を続けている。最近は自力で歩いてトイレに行けるほどには体力が回復してきている。入院当初はうまくしゃべれなかったが、最近看護師と通常会話が出来るようになった。外の階から移ってきたが、どのような治療をやって、あんなにも体力を消耗させたのだろうか。体内の酸素が不足しているなどの残っている問題点を解決すれば退院できる。

■ 3人目の人は先週水曜日に検査のため入院した。60歳前後の人だ。一昨日本格的検査を行った。前夜から食べ物の制限など細かい指示が看護師から行なわれている。当日は食事なしで9時から検査が始まり、病室に戻って来たのが2時頃だった。朝昼食抜きだったが、食事を採る気力もなかった。

その後高熱が出てそれが今日になっても収まらない。医者からは熱が下がれば退院ですよ、と言われたが中々熱が下がらない。検査といっても大変な労力を必要とするようだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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