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治療経過ダイジェスト・4

第1回DCEP療法退院以降、第2回入院・退院まで(2011・3・13~8・18)

Ⅸ、第2回DCEP療法

入院に至る経過
退院後3月17日からの治療法について、骨髄抑制の少ない方法をとる外なかった。ベルケイドを中心とした併用療法である。サリドマイド100mg/毎日、週1度通院でベルケイド1.9mg、デキサメタゾン(デキサート)33mgの静注を続けていた。5月になって効果が薄れ始めた。そのため高用量デキサメタゾンを投与する事になった。4日間40mg服用し、4日間休薬し、また4日間服用するというものだ。以前はデカドロンという1錠0.5mgの錠剤しかなった。これだと1日80錠服用しなければならない。最近レナデックスという1錠4mgの錠剤が発売され、これだと1日10錠飲めばいい。5月25日から初めて6月22日まで行った。

6月22日にはIgMが減少した。そこで高用量デキサメタゾンの投与を止め週1回に戻した。ステロイド剤の大量投与は睡眠の問題が顕著だが、それ以外の面でも免疫力の低下、高血糖、高脂血症、骨への影響など様々な身体的負担を強いる事になる。長期間続けることは極めて厳しい。

7月13日からIgMが急激に上がり出し、7月20日の検査結果でもかなりの増加が見られた。もはやベルケイドを中心とし三者の併合療法は全く効果をもたないと判断せざるを得なかった。外に通院で使える薬は見つからない。入院して前回と同じDCEP療法をやったほうが確実である。またかなりの体力消耗感があってこの状態も改善したかった。7月25日からの入院となった。今回は病室の改装が終わり、受け入れ態勢が整ったのか、入院を決め手続をしてから5日目で入院することが出来た。

DCEP療法
入院で行うのはDCEP療法、2月に入院して行った療法と同じである。
・デキサメタゾン33mg-30分で点滴4日間
・シスプラチン10mg/m2+生理食塩液500ml-4日間96時間連続点滴
・エドポシド40mg/m2+ブドウ糖注射液500ml-4日間96時間連続点滴
・シクロホスファミド400mg/m2+生理食塩液500ml-4日間96時間連続点滴
この組み合わせで4日間が治療期間だ。朝10時頃点滴していた薬が終わりになるので、同じ薬を追加し連続投与となる。薬の点滴の前には制吐剤のカイトリルが投与される。またシスプラチンが腎臓に負担かけるということで、それを防ぐために大量の水分を補給する。薬と一緒に点滴する生理食塩水などで1500mlさらに1500mlのソルデムが点滴される。合計1日3000mlの水分補給が行なわれる。

入院経過
7月25日 入院、採血と尿検査、赤血球が193、ヘモグロビンが6.6。
7月26日 骨髄穿刺(マルク)、中心静脈カテーテル挿入、心電図、レントゲンなどの諸検査が行われる。
7月27日~30日 4日間のDCEP療法が行なわれる。だるさや疲労感は収まってきている。赤血球の輸血による増加と、デキサメタゾンのせいだろうが、
8月1日、3日 免疫グロブリン製剤輸血。白血球の減少を少しでも免疫グロブリンで補う外ない。
8月3日 IgM6257、7月20日の診察日以降IgMの値を測っていない。7月20日以降は一切治療をしていないので、入院時にはIgMは7000を超えていただろう。そうなると8月3日の6357という数字はIgMが減少した数字となる。
骨髄抑制が強まる。G-CSF連日投与。白血球は500→400→600と低迷状態が続く。
8月8日 入院時から継続していたソルデムの点滴終了。抗がん剤治療中は1日1500ml、その後は1000mlが24時間継続して点滴されていた。
8月10日 IgM4223、白血球の数値が上昇し始める。白血球1800、好中球1260。
8月15日 G-CSF投与をやめた結果、白血球は1500、好中球は670と減少した。
8月17日 IgMが3629まで下がる。入院中赤血球2回、血小板3回輸血。前回よりかなり少ない。血液検査の結果、白血球2000、好中球は860であったが退院は予知通り。
8月18日 退院

今回の入院について

1回目の入院期間は38日であった。今回は25日とかなり短縮した。前回は好中球が0まで落ち、白血球(好中球)回復するのに17日かかった。今回は8日間であった。副作用に関しては、前回感染症なのか不明な点もあるのだが、一週間以上、39度の熱に見舞われた。昼過ぎに熱が出始め、1時間位でピークに達する。それ以降は熱さましと氷枕で夕方には37度台まで下がる。それが繰り返されかなり体力を消耗する事になった。

今回は全く発熱しなかった。口内炎も出ず、夕方36.8度位の微熱が出ることはあったがその位は許容範囲だろう。抗がん剤という体にかなり負担をかける薬剤の投与によって、やはり少しは体へのダメージはあるが、副作用といっても骨髄抑制位で、輸血とG-CSFで対応できた。そういった意味で今回の化学療法は大きな副作用や感染症に遭う事もなく、かなり身体的は楽な治療であったと言える。

退院後の治療について医者の説明
25日の外来診療からレナリドマイド(レブラミド)を服用する。デキサメタゾンと併用するかどうかについては考える。レナリドマイド単独、またはレナリドマイド+デキサメタゾンが効果を失ってきた場合、ベンダムスチンをプラスする。新薬であるベンダムスチンに関しては、まだ十分な臨床経験がなく骨髄抑制がどの位になるのか、どのような副作用がでるか十分に把握できていない。したがってベンダムスチンの投与の際には入院してもらう事になる。

第1回DCEP療法での退院以降、第2回DCEP療法での退院までのIgMの推移
gurafy.jpg
 2011・
 3・17~5・25  サリドマイド+ベルケイド+デキサメタゾン(デキサート・点滴)
 5・25~6・22  サリドマイド+ベルケイド+高用量デキサンタゾン(レナデックス・錠剤)
 6・22~7・20  サリドマイド+ベルケイド+デキサート(点滴)
 7・25        DCEP療法のため入院
 7・27~7.30  DCEP療法実施
 8.17       IgM 3629
 8・18       退院 

入院中の血液検査結果データー
表

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