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フランス料理店 

9月6日(火)
 友人の家に行った。昼食を何にしようかといった話の中で、家から歩いて5分位の所にフランス料理の店を見つけたという。彼はこの土地に引っ越して来て数年になるが、普段通らない道を散歩で回った時にその店を見つけた。気になってその後2、3度店の前を通るといつも混んでいる。客が入っているということはそれなりに美味しいということだ。何時かは行ってみたいと思っていた。

最近イタリア料理店は何処にでもある。池袋など軒を並べてイタリア料理店がある位だ。しかしフランス料理店はめったにお目にかからない。青山とか六本木とかにはあるのだろうが、そちら方面は全く縁がないし、かなり高そうなので絶対に入ろうとは思わないだろう。イタリア料理店はピザとパスタが美味しければ客は来るだろう。しかしフランス料理は料理そのもので客を呼ばなければならない。

多くの料理人はやがては自分の店を持ちたいと思って修行に励むのだろう。そして、都心では土地もテナント料も高いので店を出すことは出来ない。そこで私鉄やJR沿線に店を出すことになる。そこでは自分の創作料理を思う存分作って客に振舞うことが出来る。地域や店の名や料理人の名で客を呼ぶことは出来ないので味で勝負する外ない。そういった沿線の店にはこれはといった独創的でおいしいものを、安価で食べさせる店がある。

 12時前に店に行った。入口には自由、平等、博愛の三色旗がたなびいている。30人位が入れる店だ。その内カウンター席が10ある。12時前だというのに席はほとんど埋まっていた。ランチコースの季節の料理というのを頼んだ。

まずは白ワインを頼んだ。サッパリして口当たりがいい。最初に前菜がでる。2人で違ったものを頼んだ。どんな物が出てくるかそれが楽しみだ。一つは人参ジュースのジュレにうにが入ったものだ。このうにが新鮮でプリンのようになめらかで口当たりがいい。もう一つは桃をショルダーベーコンで包んだものを並べ、葉レタスをあしらったものだ。メロンに生ハムを巻いたものに似ているがそうでない所がいい。

スープは魚介類でだしをとりアンチョビで味付けしたものだった。これも変わった味で初めて体験するスープだ。メインディッシュは4種類から選ぶ。魚料理はラタトーユの上にすずきのムニエルをのせたものだ。さらにその上にバジルソースをかけてある。ラタトーユのトマトソースの味がすずきのムニエルにマッチしている。トマトソースが強すぎず、穏やかな味になっている。

カウンターに座っていたのでシェフが料理の説明をしてくれる。すずきは直接漁港から仕入れる新鮮なもので、刺身でも食べられるものだそうだ。シェフは35,6歳に見えるが店を持つからにはもう少し年齢がいっているのかもしれない。

友人は鶉(うずら)のきのこ詰めを頼んだ。出てきたものをみて少し驚く。鶉は首こそ付いていないが、体の形がもろに分かる。足が2本出ている。シェフが言うには足も周りの肉がおいしいので足も残してあるということだ。中に詰めたきのこが肉の味を引き立てている。

 デザートもまた変わっていて、カスタードクリームの上に砂糖をまぶしそれを焼くとカラメル風な味がする。その上に自家製アイスクリームが乗っている。もう一つはいちごをジャム風につぶして、そのうえに砂糖を棒状に固めた物が乗っている。最後にコーヒーが出てコース料理は終わりだ。

混んでいる事もあって、料理がなかなか出てこない。大体コース料理は、会話を楽しみながら味わうものであるから時間をかけて料理が出てくるのはそのためでもあるのだ。しかし店に入ったのが12時少し前で、店を出たのが14時と2時間もかかった。暇だからいいようなものの時間のない時には無理だろう。

久しぶりに料理らしい料理を味わうことが出来た。こういったシェフがいかに創意工夫をこらしたかといった努力のあとを感じられる料理を味わう機会はめったにない。また行きたくなる店に出会うということは稀なことだ。。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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友人

一緒にフランス料理を食べれる友人が居てうらやましく思います。

友人居なくなってしまったな~
会社仲間と飲みに行くだけです。

人間関係

職場を辞めて、闘病生活を続けていると段々と人間関係が狭まって来るのは止むを得ません。しかし仕事に追われていた時には、昔からの友人と会う暇もなく、関係が疎遠になってしまっていました。

むしろ病気になり、仕事を辞め時間が出来た事によって、親しかった大学時代の友人との付き合いを復活させたり、定年退職し同じく時間がある元職場の同僚と定期的に飲みながらお喋りしたりする時間が出来ました。むしろ仕事での付き合いで飲みにいくよりも人間関係において充実した時間を持てているような気がします。
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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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