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リレー・フォー・ライフ ジャパン2011新横浜

9月10日(土)
「リレー・フォー・ライフ ジャパン2011新横浜・第4回」は、「がん患者支援チャリティイベント」として例年通り日産スタジアムの隣にある日産フィールド小机で、9月10日12時から、9月11日12までの24時間、フィールドをリレー形式で歩くというものである。単なる資金集めのイベントとしてではなく、地域社会全体でがんと闘うための連帯感を作り上げていく場としての意義を持っている。今年のスローガンは“がん晴れ!!「今年の希望・明日のいのち」”となっている。このスローガンを染め抜いたTシャツが会場入口で販売されていた。

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 日産スタジアム                       日産フィールド小机

新横浜でのリレーフォーライフへの共催団体として、神奈川県や横浜市が名を連ねている。横浜市会議員連盟、ガン撲滅をめざす議員連盟や神奈川県庁からも職員がグループとして参加している。開会式でも神奈川県知事や横浜市の副市長が挨拶をしている。これは「がん対策基本法」「がん対策推進基本計画」に基づき、地域全体としてがんに対する問題意識を高めていくことが必要であり、そういた意義を持ったイベントでもある。

リレーフォーライフが新横浜で4年前に初めて行なわれた時には、全国で5ケ所しかやっていなかった。「ももの木」としては3年前から参加している。3年前の時はまだ首都圏で行なわれている場所が限られていたので、新横浜の会場にはかなりの数の人達が参加していた。それが2010年には全国で20ケ所、今年は30ケ所にも広がった。その分新横浜会場の参加人数は減少せざるを得ない。東京でも昨年はお台場で行なわれたが、今年はさらに駒沢公園でも行なわれる。

開会の12時半には着こうと11時過ぎに家を出た。思ったより時間がかかって着いたのが13時だったがまだ始まっていなかった。まず「ももの木」のテントに行って日陰で休憩する。横浜線の小机からは会場までは10分位だが、炎天下のコンクリートの道を歩いただけで汗がどっと出るほどの暑さだった。

着いてからしばらくして中央ステージで太鼓の演奏が始まった。小机城址太鼓というもので城郷連合会町会の人の演奏だ。その後消防音楽隊のブラスバンドの演奏が横浜市の消防音楽隊によって行なわれた。昨年はエイサーのグループが参加してくれてかなり華やかな雰囲気を出していたが、今年はエイサーの団体の参加はなかった。

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 小机城址太鼓                        消防音楽隊の演奏

14時から開会式が始まり、開会宣言が実行委員長によって行なわれ、神奈川県知事、横浜副市長、対がん協会の理事長の挨拶があり、14時15分サバイバーズ・ウオークがスタートした。患者を中心として全員で会場のフィールドを歩き始めた。昼過ぎ気温は32度だということだ。フィールドの上はさらに暑いだろう。一周してももの木のテントに入り込む。16時頃になれば少しは涼しくなるだろう。このまま歩き続けたら熱中症になりかねない。

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中央ステージでの演奏と歌が終わり、講演ブースでは講演と童話の朗読などが行なわれていた。テントにじっとしていてもしょうがないので、会場のテントで行なわれている様々な展示を見て回った。丁度講演ブースのテントの前を通りかかると呼び込みの人がこれから童話の朗読が始まるといっていたのでテント内に入っていった。

童話作家福明子さんが自分の書いた童話「ちっこばぁばの泣いた夜」の読み聞かせが始まる所だった。自分の書いたものだけあって、文章の中の感情の入れ方、会話などにおける登場人物の表現方法がより一層物語の内容を深めているようだった。

その後続いて、がん研有明病院名誉院長・武藤徹一郎氏から「がんは予防できるか」と題する講演が行なわれた。がん患者である私ががん予防について聞いてもしょうがないと思ったが何かの参考になるかもしれないし、体力的にフィールドを歩き続けるのは少しきついと思って聞く事にした。

「科学的根拠によるがん予防」として8項目あげた。「1、禁煙、2、適度な飲酒1日1合以内、3、野菜・果物1日400g、4、塩分1日10g未満、5、運動の継続・合計60分程度の歩行、6、体重の維持、7、熱い飲食物摂取は最低限にする、8.肝炎ウイルス感染の有無を知る」こういった指摘がされた。最重要なのは禁煙とがん検診ということである。

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 ももの木のテント                      リレーに参加する「ものの木」のメンバー 

講演が終わり17時になって、やっと涼しくなりフィールドを歩こうという意欲がわいてきた。何周か回った。そろそろ暗くなりルミナリエの準備が着々と進められている。ルミナリエとはメッセージを託したキャンドルに灯をともしてがんで亡くなった人をしのび、またがんと闘っている人達への思いをキャンドルに託し祈りを捧げるというものだ。

中央ステージの横の観客席にはHOPEという文字がキャンドルを並べて夜空の中に浮かび上がる。がんと闘っている者、肉親をがんで失った人達の悲しみの心には、生きる勇気が必要であり、その勇気を支えるものそれが「希望」だというメッセージが込められている。

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19時頃、皆で新横浜まで食事に行こうという話になり、「ももの木」の参加者10名で新横浜に向った。安くするといった呼び込みに誘われて居酒屋に入った。リレー・フォー・ライフ参加者による「ももの木」の交流会としての意味もあるのだ。

私の前に座った2家族は共に娘と息子をがんで失った経験を持っている。2人とも20代で命を失った。本人はどれ程無念だったろう。そして息子や娘の将来を楽しみにしていた両親にとってどれ程の喪失感を味わう事になったことだろう。最近矢継ぎ早に同年輩の友人が食道がんで死亡した。しかし若い人の死はやはり特別に重く感じられる。そしてその両親の心中は計り知れないほどの悲しみに満ちているだろう。こういった話を聞きながら、今生きてがんと闘っていることの持つ意味を改めて問い直さなければならないと思った。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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