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北温泉 3日目

9月14日(水)
茶臼岳登山が肉体的に可能かどうか、それが思案のし所だ。ロープウェイ山頂駅から頂上までの高低差は280m、約50分の登りだ。しかしロープウェイ山頂駅から茶臼岳山頂までの登山ルートを見ると頂上に真っ直ぐに登っていく事になっている。しかも等高線を見るとかなり密度が濃い。かなりの急坂を登らざるを得ないだろう。ともかくロープウェイ山頂駅で考えようということで北温泉を9時に出た。弁天温泉を9時55分に通るバスに乗るつもりだ。

茶臼岳は標高1915m、日本百名山の一つである。那須岳の別称を持つ茶臼岳は、那須連山の主峰であり今もなお山の裏手側から白い噴煙を吹き上げている活火山である。

那須自然研究路を弁天橋方面に向かう。15分位で弁天橋に着く。弁天橋を渡ると弁天温泉旅館が川に沿って木々に囲まれ立っている。ここも由緒ある温泉らしい。しばらく行くと休暇村那須の大きな建物が目に入る。バス停は休暇村の建物の前にある。

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 弁天橋

ロープウェイ山麓駅で15分位待って乗り込む。出発直前に団体客が来てかなり混んだ状態で出発した。定員111名と聞いていたからそれ程心配はしなかった。高低差293mで茶臼岳の7合目~9合目間をロープウェイであがる事になる。

結局茶臼岳に登る事にした。連れの健康なY氏にはペースが合わずに気の毒だが、10分に一度休憩を取る、かなりゆっくり登るので適当に休みながらいってほしいということで出発した。

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 茶臼岳登山道

思ったとおりかなり急な登りだ。10分も体力が持たない。疲れたら勝手に座って休憩を取らないと到底頂上までは登りきれない。マイペースで休みと登りを繰り返しながら亀の様な歩みを一歩一歩進めていった。登山道は最初の頃砂礫で滑り易く登りにくい。砂礫が終ったと思ったら、今度は岩場が出現した。岩がごろごろしてそこをよじ登るようにして登らなければならない。登山の中ほどで20人位の幼稚園児の遠足のグループとすれ違った。あんな小さい体でどうやって岩の重なるような道を越えてきたのだろうと不思議に思う。

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 茶臼岳登山道から見る朝日岳

道は一直線のようなものだが、岩が重なり合っているので通りにくい所と通りやすい所がある。黄色のペンキで丸や矢印のマーカーが所々の岩に付けられていて、それを目安に行くとかなり登りやすい。やっとのことで頂上に辿り着いた。標準登山時間は50分とあったが、丁度1時間かかった。そんなに大幅に遅れたわけではない。頂上には山頂の看板はなく那須岳神社の奥の院なのだろうか、祠が建てられていた。

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 茶臼岳山頂の鳥居と祠

そこから茶臼岳の火口を巡る道に出てぐるりと火口を一周した。ロープウェイ山頂駅に向う道と峰の茶屋に向う分岐点でどうしようか迷う。またあの急な岩と滑り易い砂礫の道を行くのは大変だろうし、特に下りの方が苦労する。同じ道を辿っても芸がない。

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 火口を巡る道から見た峰の茶屋方面

折角那須山麓に来たのだから外の山も見て歩こうということで、峰の茶屋に向って下り始めた。茶臼岳への道よりもずっと歩き易い。20分位で峰の茶屋分岐点に着く。峰の茶屋避難小屋の前には中学生の団体が整列していた。これから茶臼岳に登るということだ。

峰の茶屋避難所から麓の峠の茶屋までは35分と表示されていた。峠の茶屋までは車で入れるし大きな駐車場もある。しかしマイカーで来たわけではないし、峠の茶屋からの便がある訳でもない。そういったことで峰の茶屋分岐点から牛ケ首方面に向かい、そこからロープウェイ山頂駅まで行くコースを取る事にした。牛ヶ首まで20分、そこから山頂駅まで30分というルートである。

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 牛ヶ首への道                        ひびわれ岩

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 ハイマツの群落があった所                噴火による瓦礫の様子

峰の茶屋から牛ヶ首まではほとんど高低差のない道で、ハイキングコースといった感じで、余裕を持って回りの山々を眺めたり、噴火による地形の変化について観察したりした。ひび割れた岩が幾つもあった。これは岩の小さなヒビに水がしみこんで冬に凍ったため出来たものと考えられている。いまだに煙を吐く無間地獄などという場所を見たりしながら牛ヶ首まで辿りついた。牛ヶ首の名前の由来はここから見る茶臼岳山頂の岩塊が牛の首のように見えるからとのことだそうだ。

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 牛ヶ首から茶臼岳を望む                  無間地獄

牛ヶ首からロープウェイ山頂駅までの道も高低差が少なくなだらかで歩きやすかった。ロープウェイに乗り、山麓駅に着いたのが14時35分、北温泉方面行きのバスが、15時26分発までない。50分近く待つ事になる。Y氏はまだエネルギーが余っているらしく、バスを待っているより、北温泉入口まで遊歩道があるので歩いて行くという。歩いても1時間もかからないだろう。私は歩いて帰る方法はとらずバスを待つ事にした。あまりに疲れすぎるのは良くないだろう。

北温泉に着いたのはY氏とほぼ同時だった。ロープウェイ駅から北温泉入口までの遊歩道は整備され歩き易かったということだ。汗まみれの体を温泉に浸かってさっぱりする気持ちは、何物にも変えがたい。こわばった筋肉をほぐしながら、山登りで疲れているほど温泉の効用が感じられるのだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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三島と柿田川より生還

茶臼岳,日本百名山,標高1915mを無酸素登頂ですか。
すばらしい。

わたしは,先日,標高242mの山をぜいぜいいいながら,登りました。><

北温泉からの登山道

北温泉からの登山道は、知りませんでした(考えた事が無かった)
北温泉入り口に車を止めて、峠の茶屋→峰の茶屋→朝日岳→中の大倉山→北温泉 yosimineさんのレポを読んで改めて地図を見ると、このコースで歩いてみようと思いました。

峰の茶屋から無限地獄の巻き道は、高低差は無いのですが、土砂崩れで通り難い場合が有ります、スリップ注意ですね!
何時も、右下に見える湿原が長閑でいいなと思います。

ロープウェイ駅から山頂コースが茶臼岳登山で一番の難所です、3歩進んで2歩下がるような足取りで登る砂礫の山は、直答せずに斜面を斜めに歩きます。
それがいやで、何時も峠の茶屋から峰の茶屋に登ります、メンバーを見て(+朝日岳)オプションの追加を決めます。

No title

MOTOGENさんも様々な所に出かけ、健康そうで何よりです。あまりにも色々な所に行き過ぎて報告が間にあわないようですね。8月20日の井の頭自然文化園やサンシャイン水族館の記事を読みましたが、まだまだ先が長いようです。三島と柿田川の報告記事を楽しみしていますので頑張って書きまくってください。

北温泉への道

那須トレッキングコースの中の清水平・北温泉コースには次のように書かれていました。鉱山事務所跡 (峠の茶屋)> 50分:1.3km > 峰の茶屋跡 > 50分:0.9km > 朝日岳分岐 > 50分:1.4km > 北温泉分岐 > 15分:0.7km > 赤面山分岐 > 110分:4.3km > 北温泉 > 15分:0.4km > 県営駐車場

既にこのコースについてはご存知と思いますが、北温泉から中の大倉尾根に向かって少し登っていこうとしましたが、かなり草が茂り道が分かりづらい所があります。現在あまりこのコースを行く人がいないのではないでしょうか。道に迷わないように注意が必要だと思います。

最もこのコースだと、誰にも会うことはなく静かな登山を楽しめるでしょう。北温泉で一泊し登山の後、温泉に浸かってゆったりとした時間を過ごす気分は最高でしょう。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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