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ねりまの散歩道・武蔵関公園コース

10月11日(火)
「ねりまの散歩道」は、平成4年7月に設定された緑や水辺、史跡、公園などを巡る散歩コース。1つのコースは約5~8kmで、区内に9コースある。今回は「武蔵関公園コース」を選んだ。花の名所案内を頼りに今まで花見を中心にウォーキング・コースを組み立ててきたが、なかなかこれといったコースが見つからない時がある。

今日も天気が良く何処かに行こうかと思った。そこでかって歩んだコースを思い出した。近場でまだ行っていない「ねりまの散歩道」のコースだ。9コースあるがまだ行っていない所が4割位ある。このコースは長距離なものもあり、体力的なこともあってコースの半分位を巡ったりしたこともあるのでかなり行ってない所が残っている。今回は散歩道のコースで一番遠く練馬の外れ西武新宿線の武蔵関駅周辺を巡るコースだ。

西武池袋沿線に住んでいる関係上、大泉学園駅から吉祥寺行きのバスに乗って武蔵関までいく事になる。バスの本数は思ったよりあってそれ程待たずに乗車できた。武蔵関まで15分位なものだ。武蔵関駅入口というバス停で降り、踏切を渡り線路に沿ってしばらく行くと赤い鳥居が見えてくる、そこが井口稲荷である。

井口稲荷
井口稲荷は、永禄13年(1570)伊豆国伊東の地に、井口但馬守平義久公が、自らの始祖三浦平太夫為道公をはじめ18代の先祖を尊んで造立され、慶安2年(1649)当地へ移築した。関町付近に古くから住む井口氏の守神として代々祀ってきたものである。病気のときはお参りしてから医者に行くと治るといわれ、現代でも絵馬や鳥居が奉納され、信仰の深さがうかがわれる。

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井口稲荷に隣接して天祖若宮八幡宮がある。第一の鳥居から参道が始まっている。この参道がかなり長い、中々拝殿に着けないといった感じだ。やっと拝殿が第二の鳥居の影に見えてくる。境内はかなり広くケヤキやヒノキで覆われて濃い緑に包まれているようだ。稲荷神社、御嶽神社、厳島神社を招致して境内に小さいながらそれぞれ拝殿を建立している。

天祖若宮八幡宮
奈良時代、関塞守護神として奉斎され、慶長年間に村民の氏神となった若宮八幡と、村の鎮守として番神さまと呼ばれていた天祖神社が合わされ、昭和四十九年に天祖若宮八幡宮となった。8,000平方メートルの境内は四季の緑に覆われている。

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 鳥居と拝殿                          拝殿

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 稲荷神社                 御嶽神社                 厳島神社

バスから降りてまだ30分位しか歩いていないが、公園でゆっくりと自然鑑賞という事になる。公園に入ると中央の池に浮かぶ松の島が目に写る。ひょうたん型の池であるということによっても細長い公園の単調さを少しでも和らげようとしているのだろうが、何よりも公園の両側にある松の島と葦の島は公園にインパクトを与えている。

遊歩道も池沿いのものと少し高くなった所にあるものとふた通りあって、それぞれ池を見る時の印象が異なって面白い。ボート乗り場とちょっとした児童遊園がある位で、自然以外何も無いといった感じだがそれはそれで野鳥にとっては良好な環境を提供する事になる。遊歩道際には所々にベンチが置いてあってそこに座り緑に満ち溢れた自然の香りを体中に浴びることが出来る。

武蔵関公園
区立公園のなかでは最も広く、昭和13年に開園した。コナラ・クヌギなどの自然樹林と水に恵まれた環境は、渡り鳥も飛来する野鳥の楽園となっている。中央には、「ひょうたん」を東西に置いたような池がある。古くから「関の溜井」または「富士見池」として親しまれてきた。池には松の島と葦の島という2つの島があり、松の島にはマツやアジサイが、葦の島にはアシやメタセコイアが生い茂っている。

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 松の島(往きと帰り右側と左側の遊歩道から見た島)

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 ひょうたん中央に架かる中の橋から松の島方面と葦の島方面を望む
  
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 葦の島                            紅葉の始まりか

公園入口の弁天橋方面から入り、葦の島の方を回り池を一周し再び入口の戻って来た。まだそれ程歩いていなかっし、疲れていたわけではなかったが、いい景色に出会うとベンチで休んだので大分時間を費やしたことになった。公園を出ると石神井川と西武新宿線の線路が平行している。線路に沿って駅に戻る道をしばらく行って、途中の踏切を渡ると本立寺の境内に行き当たる。

本立寺は普段は目立たない寺院であるようだが、12月9日、10日にはお会式と共に「関のボロ市」がたち、多くの人が集まる。かつてこの市は、「本立寺の市」「暮の市」ともよばれ、江戸時代から続いているという。時代は移り変わっても「関のボロ市」は地域の師走の風物詩となっている。多くの屋台や出店が出て、イベントも行われるらしい。それ程広くない境内にどのように配置されるのだろうか。

本立寺(日蓮宗 法燿山)
開基井口忠兵衛、開祖日誉上人で1630年~1640年頃に当地に創建した。もと西中山妙福寺末。この寺は開山以来長い間法華経の宣布道場としての役割を果たしてきた。本尊は特に「旭日蓮大菩薩」と呼ばれ、出世開運のお祖師様として人々の信仰を集めている。本立寺で行なわれる「関のぼろ市」は練馬区登録無形民俗文化財に登録されている。

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 本立寺山門                         本堂    

会津八一の歌碑(法融寺本堂前
真宗大谷派の法融寺は信願山と号し、正保2年(1645)江戸本町に創建した。法融寺には会津八一(1881~1956年)の歌碑と墓石がある。会津八一は新潟市に生まれ、早稲田大学を卒業後、同校で教鞭をとるかたわら、歌人、書家として活躍した。法融寺本堂前に立つ歌碑には、武蔵野のもの寂しい風景を詠んだ歌が刻まれている。
 むさしのの くさにとばしる むらさめの いやしくしくに くるるあきかな

会津八一の歌碑の傍に彼の門下生であった杜良の詩碑がある。杜良は宮川寅雄といい美術史家で和光大学教授であり朱花書屋人と号した。詩碑には次のように刻まれている。
 風が鳴る 風が鳴るのは 渓あいに 鬼が棲むらし 桜さかせつ

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 本堂                             珍しい親鸞の銅像

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 会津八一の歌碑                      八一の門下生、杜良・朱花書屋人の歌碑

法融寺は真宗大谷派だというが、関東では真宗の寺はほとんど見ない。だから親鸞の彫像を見ることはない。真言宗の寺はかなりありどこでも弘法大師の等身大の彫像にお目にかかることになる。日蓮の彫像は池上本門寺に北村西望作の立派なものが立っている。西新井にある国土安穏寺(天下長久山 日蓮宗)には高村光雲作の「法華経を説くお祖師さま」と書かれた日蓮上人の3m以上はありそうな巨大な彫像が立てられている。それ以外は見たことがない。

弘法大師像の多さに比べ親鸞や日蓮の像にはめったに出会うことはない。それだけ関東では真言宗が幅を利かせているということになる 。その中でもとりわけ豊山派が多い。東京で寺院巡りをしているとほとんどが真言宗の寺で豊山派であるという事に驚かされる。こんなにも東京に豊山派の寺院があろうとは想像も出来なかった。

法融寺から青梅街道に向かっていく。関のかんかん地蔵は青梅街道沿いにある。青梅街道に行き当たった所に歩道橋があったので、そこに上りケヤキ並木をたっぷりと見ることが出来た。関のかんかん地蔵はその歩道橋の袂にある。

青梅街道のケヤキ並木
練馬区にはケヤキ並木が多いのだろうか。富士街道のケヤキ並木が見事だという。「けやき憩いの森」を起点として西の方へケヤキ並木が続いている。ケヤキのなかでもっとも古いものは、樹齢約200年以上といわれている。青梅街道のケヤキ並木もかなり見応えがある。

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 歩道橋の上から見た・荻窪方面             田無方面 

関のかんかん地蔵
「新編武蔵風土記稿」に「座像長さ六尺、青梅道の北側に立てり、関の地蔵という。祈願をなすもの石に打てば、かねの音あるをもって、かんかん地蔵とも云う。傍に囲い三尺ばかりなる柳一株たてり。」と記されており、古くから人々の信仰の対象になっていたようだ。長い年月の間、願い事がかなうように足元を石でたたかれ続けため、今では足元が欠けてしまっている。

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 かんかん地蔵の祠             地蔵尊の足が欠けている

関のかんかん地蔵を後にして、青梅街道を2,3分行くと吉祥寺通りとの交差点にでる。そこを左折し吉祥寺駅方面に5分ほど行くと石神井西中前という信号の所で千川上水に行き当たる。右側は暗渠になっている。看板があって右側方面として取水口まで4.5kmと書いてあった。とても今から4.5kmを行く気はしない。左側の表示は千川上水とあり、せせらぎが木立の囲まれてさらさらと流れている。来た方面は武蔵境、進行方向は吉祥寺という表示があった。

千川上水のせせらぎに沿って歩みを進める。千川上水に沿って幅は狭いが遊歩道が作られている。川沿いの静かな道は散歩を楽しむには最適だ。平日の3時過ぎだからか人は全く通らない。河岸は砕いた岩で作られていて風情を感じさせる。10分ばかり歩いたが何処まで続いているのか分からないし、吉祥寺通りに出ればバスの便がいいので戻る事にした。

千川上水
元禄9年(1696年)、本郷、浅草方面への飲料水供給の目的で、玉川上水から分水された江戸上水のひとつ。江戸市中への引き水廃止後も、灌漑用水として昭和27年ごろまで使われていた。その後、降雨時の氾濫から、一時暗渠化されたが、都市化の中で失われる自然を取り戻そうという地域の声の高まりから、平成元年に上流開渠部で清流が復活した。

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千川上水と吉祥寺通りが交差する所の近くにあるバス停で待っていると、バスはかなり頻繁に通るが大泉学園南口を通るバスは中々来ない。目的地に直接行くバスはなくすべてその先まで行くので、どの系列のバスに乗ればいいか、バス停の表示を見て考えなければならない。どうやら3系列のバスが行くらしい。来たバスの行き先の表示を真剣に観察し乗り込んだ。

バスはかなり混んでいて目的地まで渋滞もあって30分近くかかった。混んでいてほとんど立ちっぱなしのこのバス乗車が今日の行動の中で一番疲れる仕事だった。やっと大泉学園駅に着いた。これで一安心だ。後は各駅停車だろうが準急だろうが座ってゆっくりと帰ればいいだけだ。気がつけば最寄り駅に到着しているという所が沿線住人の便利なところだ。

(参考資料:練馬区公式HP・ねりまの散歩道)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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谷津バラ園踏破予定

こんばんわん。 ▽・w・▽

 武蔵関公園は,この夏,石神井公園から歩いていったのですが,到着が日没後になり,ほとんど見えませんでした。

 もう,近場の花の名所は行きつくしたんじゃないですか。

 いつかの記事で,港の見える丘公園のバラが云々とありましたが,わざわざ西武池袋線沿線から遠征するほどの規模でなく,近くの洋館めぐりなどとからめないと,物足りないですね。

 せっかく涼しくなっても,近日入院予定とのことですが,わたしのほうも早くもヘモグロビンが低下してきて,紅葉の季節に山登りはむりのようです。

秋バラの季節

谷津バラ園は春に、京成バラ園は秋に行きました。やはり関東の名だたるバラ園だけのことはあって見事でした。京成バラ園のレストランの食事が美味しかったのも印象に残っています。

秋バラを楽しんで、心置きなく入院生活の心構えをしていきたいと思います。今度は何処に行くか思案のしどころです。15日頃から見頃とありましたからもう大丈夫でしょう。与野公園あたりでも行って来ますか。規模はそれ程大きくないが埼玉方面に行くのもいいでしょう。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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