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江戸川河畔、水元公園、しばられ地蔵

10月18日(つづき)
フランス料理屋を出て散歩コースに向う。料理は限られていてパンも小さいもの2つ食べただけだが、最後にコーヒーを飲み終わった時には満たされた気分になることが出来た。料理の量というのは食べてみないと分からない所がある。シェフはそれも計算して作っているのだろう。

水戸街道を金町方面から松戸方面に進む。水戸街道にかかる新葛飾橋の手前に土手に上がる階段がある。急な階段を上ると目の前に江戸川とそれを囲む土手が広がっている。その広く開けた雰囲気が開放感を与える。川風が気持ちよく頬に当たる。川辺というのは散歩に丁度いい。

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 新葛飾橋                           新葛飾橋より江戸川下流方面

階段を上ると新葛飾橋の袂にでる。そこから土手に下りる。道はサイクリング道路になっていてウォーキングやジョギングにも利用できるよう整備されている。江戸川河岸の遊歩道は一方は柴又帝釈天や矢切り渡しの方に向う。反対方向は葛西神社の脇を通って、東京外郭環状道路が通っている葛飾大橋に向う。柴山帝釈天方面には行ったことがあるので葛飾大橋の方に向う。

江戸川の川面の向こう側に、葛飾大橋を通して松戸の街が眺望できる。土手の脇には江戸川堤防線といった車道があるが、土手はそれより一段高くなっているので、車も動きは気にならない。河からの涼しい風が吹きつけてくる。気温が高いので気持ちいい。川縁に住む人達は広々とした川の流れを見れば気分爽快なるだろうし、心の安らぎを取り戻すこともある。河岸を散歩し自然を楽しむこともできる。サイクリング、ジョキングやウォーキングのコースも整備され健康増進にもつながる。

江戸川土手・南蔵院010_convert_20111019085940  江戸川土手_convert_20111020061512
 江戸川河岸より葛飾大橋と松戸方面

川をはさんで松戸方面を見ながら土手を散歩する。葛飾大橋に行く前の横道に水元公園桜堤方面の表示があった。葛飾大橋まで行かずに水元公園に向かうことにして土手を降りて脇道に入っていく。この道路も左右に桜が植えられていて桜並木になっている。

水元公園: 小合溜に沿って造られた、都内で唯一水郷の景観をもった公園です。小合溜から引いた大小の水路が園内を走り、水郷景観を作りだしています。園内にはポプラ並木やメタセコイアの森、ハンノキなど水辺に強い樹木が生育し、ハナショウブ、スイレン、コウホネといった水生植物を多く見ることができます。開園面積:21.539.98m2(平成22年5月31日現在)、樹木数19,100本・271,700m2。(公園へ行こうより)

3,4分で水元公園の入り口に到着する。そこから公園の外側を走る土手約3kmの遊歩道が桜並木になっている。この土手沿いと水元公園内に、ソメイヨシノを主体に約1,300本のサクラが植えられている。桜の季節は見事な桜並木が続く。桜並木に沿って歩く。桜の紅葉までは間がある。紅葉の桜もその葉の黄色、橙色、朱色のグラディエーションが色彩の協演を見せて春とは別の感動を与えてくれる。

途中水子地蔵が祀られていた。供え物3皿が綺麗に並べられている。供え物は栗、椎の実、どんぐりである。子供達がやったのだろう。こういった子供の優しさは思わぬところで現れてくる。

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公園を囲む桜並木をはずれ公園の中を歩くことにした。小合溜から派生している沼があり、そこに何羽かの鴨が悠々と泳いでいた。段々と夕方が迫ってきていて、木々が夕日で金色に輝き始める。夕方の空気がより一層さわやかさを増しながら体中を包んでいく。

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南蔵院のしばられ地蔵はこの界隈ではかなり有名だが行ったことがない。一度は観てみたいものだと思っていた。水元公園の花菖蒲園の入り口の所から出て、バス停に向かう途中に南蔵院がある。公園でゆっくり散策を楽しみたかったが、日暮れが早いので南蔵院に向かった。5分位で南蔵院に着いた。境内は白い砂利で敷き詰められ、木々の剪定、庭の掃除など手入れが隅々まで行き届いていた。これ位綺麗に整備している庭を見るのは気持ちがいいものだ。

南蔵院(天台宗 業平山東泉寺): 南蔵院は、権僧都林能法師(貞和4年1348年寂)が在原業平が居住していたといわれる地(本所小梅町付近:現業平橋周辺)に創建したと伝えられる。元禄11年(1698)中之郷八軒町(墨田区吾妻橋3丁目)へ移転、しばられ地蔵で著名となった。関東大震災で罹災、廃寺となっていた聖徳寺の地(当地)へ移転した。しばられ地蔵が祭られている。(「猫の足跡」より)

江戸川土手・南蔵院045_convert_20111019090548 左から本堂、聖徳太子堂、しばられ地蔵、地蔵堂

山門 南蔵院山門 

江戸川土手・南蔵院042_convert_20111019090645 南蔵院本堂

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 鐘楼                      灯籠

しばられ地蔵由来: 享保年間、吉宗、大岡越前時代の話です。呉服問屋越後屋の手代弥五郎が南蔵院前を通りかかった時、一休みしようと背負っていた反物をお地蔵様の横に置いて休んだところ、うっかり寝入ってしまい目覚めた時に大事な反物が無くなっていることに気がつきました。

弥五郎があわてて奉行所へ駆け込んだところ、大岡越前が「門前に立ちながら盗人の所業を見逃すとは、ふとどきせんばんな地蔵である。その地蔵を召し捕ってまいれ」と命じ、縄で縛られた地蔵様が台八車に乗せられ奉行所に召し上げられました。

その様子をみた江戸市民はもう大変。江戸中にその話が広がり、前代未聞の地蔵の詮議を見物しよと、我れ先と奉行所の白洲に江戸市民がなだれ込みました。ところが大岡越前は集まった民衆に対して「天下の奉行所をなんと心得る。野次馬連中に木綿一反の過料を申し渡たす。」との鶴の一声。やがて山と積まれた反物の中に盗品が二反が紛れ込んでいるのが判り。吟味の末、盗人はお縄となり「これにて一件落着。」(MNGS WEBより)


以来、盗難厄除けをはじめ、「縛る」ということから縁結びまで、あらゆる願いごとを叶えてくれる地蔵尊として庶民に慕われてきた。この話に由来し、盗難や遺失物避けをはじめ、諸願成就のご利益があるといわれ、願をかけるときは縄で縛ってお願いする。このしばられ地蔵を見ていたら、田端からすぐの所にある東覚寺にある赤紙仁王尊を思い出した。赤紙仁王尊の立像が見えなくなるまで赤紙が貼ってあった。赤紙(魔悪を焼除する火の色)を自分の患部と同じ箇所に貼って病気身代わりと身心安穏を願うというものだ。

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江戸川土手・南蔵院030_convert_20111019171737 地蔵堂

2011.jpg 地蔵堂

しばられ地蔵は何十にも縄で縛られていた。縄を1本100円で買って、地蔵を縛ることが出来る。縛りながら願をかけるとご利益があるということだ。しばられ地蔵の右横には地蔵堂があり、左には聖徳太子堂がある。地蔵堂の横に回ると水子地蔵菩薩と「ののさま」地蔵尊がある。この地蔵尊は釈迦や先祖を象徴しているが、児童に親しみやすい表情をしている。

更に地蔵堂の裏に小さな庭園があり、その片隅に水琴窟という音色を放つ手水鉢(つくばい)がある。水琴窟についての説明看板には次のように書かれていた「つくばいの下深く底をうがった瓶を伏せ込み、手洗水に使われた。瓶に反響して妙なる琴の音のように聞こえる」と。風流な音を奏でるので趣があり、竹に耳を当て聴きたくなる。

江戸川土手・南蔵院037_convert_20111019170604 江戸川土手・南蔵院031_convert_20111019170453 江戸川土手・南蔵院034_convert_20111019170529
 聖徳太子堂               水子地蔵菩薩              水琴窟

かなり見所がある南蔵院であった。南蔵院の閉館時間は16時30分、その少し前に寺院を後にした。しばられ地蔵前というバス停は直ぐ近くだった。バスの本数も結構ある。日が暮れる前に回ることが出来た。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
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