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血液内科の診療

11月2日(水)
検査結果
IgM   5870(11/2)←5934(10/26)←5466(10/19)←5518(10/12)
IgG   317←274←365←340
白血球 1600←2000←3000←1200
好中球 420←530←1750←380
赤血球 291←230←259←261
ヘモグロビン 9.3←7.8←8.4←8.4
血小板 5.3←3.4←2.4←3.0


IgMが少しではあるが下降した。人間の体のメカニズムというのは不思議なものだ。薬を変えた訳でもなく、何か体に変化を及ぼすようなことをしたわけでもないので、今までのように500位の上昇を考えていた。この間IgMは大幅に上昇し、少し下降するといった事を繰り返している。

白血球が1600、好中球が420だった。好中球は危険領域を下回った。これに対する対応はG-CSFの注射しかない。後は感染への細心の注意が必要だということだ。しかし注意しようがないこともある。じっと家に閉じこもっていれば感染の恐れはかなり少ないだろうが、そうもいってられない。色々行きたい所もあるし、家事をやっている関係で買い物にも行かなければならない。日常生活を犠牲にして、萎縮した生活をしようとは思わない。後は運の問題だ。

先週ヘモグロビンが7.8だったので輸血したが、今回の検査では9.3まで上昇した。血小板も増えた。この程度の数値であればばどうにかなるだろう。

いつからベンダムスチンによる治療に移行するのか。IgMが7000を越えたら、決断しなければならない。長い抗がん剤治療の結果、かなり血球の産生の能力が低下している。ベンダムスチンによる骨髄抑制の回復がどの程度かかるかによって入院期間が決まってくる。どちらにしても2,3週間後には入院せざるを得ないだろう。

担当医が突然言い出した。「ベンダムスチンの治療をやっていた患者が強い骨髄抑制の結果、感染症にかかり死んだ例がある。そういった危険性も覚悟しておいてもらいたい。後で聞いていないなどと言われると困るので言っておきたい」ということだ。

DCEP療法の第1回目の時には白血球が70までになり、第1回移植の時には40にまで落ちた。このように白血球がほとんどなくなってしまうような経験をしているので、ベンダムスチンによる白血球への影響に対してはそれ程の心配はしていない。ただ回復に時間がかかるだろうとは思う。入院中の感染症対策は病院に任せる外ない。

また担当医はこの病気の治療経過の中で色々な選択肢があるという事を説明しておかなければならないという。緩和ケアについても選択肢の一つであると考えることが出来る。つまり一切の治療を止めて、緩和ケアを行ないながら死期を待つというということだ。末期がんの患者が苦しい抗がん剤治療による延命措置を止めて、疼痛緩和を中心とした緩和ケアに切り替えていくということは結構あることだ。私の場合もそういった選択もありうるという事を意識の中に止め置いてほしい。こういった説明を担当医としては患者にしておかなければならない義務があるということらしい。

緩和ケアへの移行に関しては担当医にはっきりと宣言した。「生き続けるための最大限の努力を惜しむつもりはない」と。ただ国内未承認の高額な薬を輸入してまで治療を行うことには抵抗があるが、使用できる薬がある限り治療は可能な限り続けたい。ただし体力が落ち、寝たきりになったりした場合はやはり緩和ケアへの選択もありうるとは考えている。ターミナルケアやホスピスの問題は不治の病を抱え治療継続中のがん患者にとっては避けては通れない問題であるのは確かだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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