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入院12日目・永遠の相のもとに

12月23日(金)
血液内科病棟に空きがでたということで、消化器科・耳鼻科の病棟から移動した。血液内科病棟といっても、移植室のある血液内科専用病棟ではなく、7月に入院した肝臓内科との共用の病棟だ。

血液内科病棟は移植室がある関係上感染管理が徹底していて、病棟内は空気清浄器が24時間稼動している。手洗いやうがいの水は蒸留水を使っている。面会人へのマスク着用、手洗い義務や、白血球が少ない患者は病棟から出ることは出来ない、どこにでも病棟から出る時はマスク着用など、色々と行動チェックが厳しい。肝臓内科との共用病棟の方が気が楽だ。

今年2月と7月に入院した時と、消化器科病棟では全て廊下側のベッドだった。今度血液内科病棟に移動し初めて窓際のベッドだった。この病院は高台の上にあり、病棟は10階で、周辺に高いビルがないので見晴らしがいい。広がる空と、眼下のビルを眺めているといつまでも飽きがこない。

無限に続く空を見ていると、スピノザの「永遠の相のもとに」といった言葉が思いだされる。永遠とは何か。一つには始めも終わりもない無限の時間といったものがある。それは過去、現在、未来からなる線的な時間の流れを前後に無限に引き延ばしたものといえる。反対にこうした時間の流れを超越した無時間的なものを永遠と考えることもある。どちらにしても永遠を時間と関連付けて考える。スピノザの考える永遠とは神の存在の中であらかじめ決定された超越的必然のあり方を表すものである。

スピノザの考え方とは別に、「永遠の相のもとに」という言葉の響きは気にいっている。日々移り変わる事象に翻弄されるのではなく、時間と空間の枠に縛られない真実に目を向けることの重要性をこの言葉の中に感じる。日常生活と今の自分のあり方を「永遠の相から」見直してみようとすること、その事を通して今の生き方を深化させていくことが可能だろう。限りない空の広がりは人に様々な思考を呼び戻してくれるようだ。

新宿方面_convert_20111229092654新宿方面003_convert_20111229075235

血液検査結果
白血球  1600(12/23)←1300(12/21)←1200(12/19)←2300(12/17)←700(12/16)
好中球  未検査←990←980←未検査←430
赤血球  283←295←235←237←250
ヘモグロビン  8.9←9.0←7.7←7.7←8.2
血小板  4.9←2.6←3.9←4.3←2.9
(土日祭日の採血は、項目が限られていて、好中球は検査の対象になっていない)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
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