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血液内科の診療

1月18日(水)
検査結果
IgM   2259(1/18)←2887(1/11) ←3814(1/4)←4710(12/28)
白血球  2200←3300←1700←2100
好中球  510←500←410←780
赤血球  245←284←313←298
ヘモグロビン  7.6←8.7←9.8←9.3
網赤血球  8←3←3←5
血小板  2.8←1.4←2.4←2.4


IgMの減少が続いている。ベンダムスチンの威力を今更ながら感ぜざるを得ない。多発性骨髄腫の患者は様々で誰でもが奏効するわけではないが、私ヘの奏効は他の患者の治療選択肢を増やすことに役立つだろう。まだ臨床例れが少ないので、医者としてはどうしても他に選択肢がない患者のみに使用することにしているのだろう。臨床例が増え副作用ヘのデーターで安全性が確認されればもっと使用例が増えるだろう。

今度は赤血球が減少した。8を下回ったので輸血をすることにした。今日やるとすると準備にかなり時間がかかり、先週の血小板の時のように終わりが17時ということになるだろう。結局、明日10時から行うことにした。輸血は2時間かかる。これだけだったらそれ程負担にはならない。

あいかわらず好中球が少ない。風邪とインフルエンザの季節かなり注意が必要だ。G-CSF(グラン)の皮下注射を今日と明日続けて行うことにした。

ベンダムスチン療法前後のIgMの推移
無題

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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城ヶ島のスイセン踏破予定

 すごいですね,ベンダムスチン。1クールの投与のみで,いまだにIgM減少効果が続いているのが,すばらしいです。
 日本では,ベンダムスチンは,多発性骨髄腫については,まだ治験中で,一般には使えませんが,早く承認されるといいですね。IgM減らすのもIgG減らすのも,たいして変わらない。と,テキトーなことを言ってみる。
 骨髄抑制は,しかたがないですね。抗がん剤は,肉を斬らせて骨を裁つような治療法ですから。

このまま安定した時間が長く続けばいい。
また旅行に行けますね

No title

IgMに効果的だったのでIgGにも効果的であるということは、既に欧米でのベンダムスチンの販売状況を見れば分かるでしょう。

ベンダムスチンは欧州各国で現在、非ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、慢性リンパ性白血病などの治療薬として販売されています。欧州販売名は「Ribomustin」「Levact」。米国では2008年12月FDAで承認され、慢性リンパ性白血病及び再発性B細胞性非ホジキンリンパ腫などの治療薬として「TREANDA」の製品名で販売されています。

日本でも間もなく多発性骨髄腫への使用が承認されるでしょう。原発性マクログロブリン血症であるということで、一方では非ホジキンリンパ腫と見られ、一方ではIgM型骨髄腫として多発性骨髄腫の一種ということになっています。そういったことで、どちらかで承認された薬を使うことができるという便利さをもった病気であるといえるでしょう。その利点を最大限生かした治療を今まで行ってきていると思います。

No title

ベンダムスチン療法時の過眠と体力の消耗感は徐々に回復し、今では入院前の体調に戻りつつあります。そういった意味で旅行にも行けるでしょう。寒い中温泉旅行にでも行きたいと思っています。ただ帯状疱疹神経痛が残って体に違和感を与えています。痛みはリリカを服用して抑えていますが、これが回復しないとどうもすっきりせず旅行にいく気分にはなれません。早く痛みが引くよう願う他ありません。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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