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ベルケード第3サイクル、新薬・レブリミド

1月23日(水)
 朝から雪が降っている。雪が降るとこういった中を出勤するのはどんなに大変かと思う。また昔の職場での仕事を思い出す。雪の日、藤沢を夕方5時に出た車が足立区の倉庫に帰ってきたのが朝に4時ということもあった。

 また土曜日に雪が降って丁度ブライダルの展示会が重なっている日で、どの車も時間通り着けず、本来朝10時に着く品物が夕方になったりしたこととか、雪で悩まされた記憶がよみがえってくる。雪は物流にとって最大の敵なのだ。特に東京では車は雪に備えていなので必ず事故渋滞で物流が停滞してしまう。今は雪が降ってもただ眺めているだけで何の心配も苦労もない、これもある意味で虚しいものだ。

ベルケード療法第3サイクル第4回目中止
 昨日はベルケード第3サイクル4回目の静注のため病院に出掛けた。しかし、加療の前の採血の結果血小板が4.5と減少しておりこの状態でベルケードを投与した場合血小板が何処まで下がるか分からないので、第4回目は中止となった。

 また白血球も1.7とかなり低くなっている。ヘモグロビンは10.6だが網状赤血球が9であり、1月11日には22あったのがやはり減少している。正常細胞が全体的に減少している。ということもあって、ベルケード第3サイクルは3回の投与で終わらせ、15~20日位の間をおいて第4サイクルに入る。

多発性骨髄腫の新治療
 1月20日の朝日新聞の「患者を生きる」・情報編ということで多発性骨髄腫について掲載してあった。患者団体「国際骨髄腫団体」の清水一之氏が多発性骨髄腫の治療法を3世代に分類する。

第1世代:MP療法。高齢だったり合併症があり移殖を出来ない患者を対象。VAD療法。
第2世代:自家造血幹細胞移殖。大量抗がん剤を使用するため臓器への負担と感染症などのリスクがある。
第3世代:骨髄腫細胞の増殖メカニズムに作用する薬
     
     サリドマイド・承認審査中。
     ベルケード・06年承認、再発事例のみに適用。
     レブリミド・治験で安全性を確認中。


 「現在ある最善の治療法で病気を出来るだけ長く抑え込み、今この病気と闘っている人が将来、医療の進歩の恩恵を受けられるよう医師は努めなければならない」(国立国際医療センター三輪哲義医長)

 完全寛解のためには医学の進歩を待たなければならない。それまでは延命治療しかないということなのだろう。

レブリミド・revlimid(レナリドミド・lenalidomide)について
▼ サリドマイドの誘導体でイミッド(IMiD)と呼ばれる薬の1つであるレブリミドは、サリドマイドと同様に骨髄腫細胞やストローマ細胞、骨髄間質細胞にも作用するという薬で、その特徴としては、サリドマイドと同様の構造をしているにもかかわらず、眠気とか便秘とか神経障害ははるかに少ないということがわかっている。

 逆に、骨髄抑制は強くて白血球や血小板の減少をきたす例もある。大規模な研究では,デキサメサゾンと併用すると奏功率、つまり反応例は50%を超えて認められた。

▼ 現在、わが国において標準治療が確立しておらず、また根治が極めて困難である 多発性骨髄腫の患者にとって、本薬剤は生活の質の改善を含め、多大な利益をもたらすことが期待される。我が国における早期の治験開始が強く望まれる。

 その際、米国では本剤がサリドマイドと構造が類似していることから、妊婦及び妊娠可能な女性には禁忌とされ、特別に制限された供給プログラムの下でのみ使用が可能となっている。

▼ 07年6月29日、米国FDAが多発性骨髄腫でのレナリドミドとステロイド剤「デキサメタゾン」の併用療法を承認した。サリドマイドの誘導体であるレナリドミドは、血管新生抑制作用、抗サイトカイン作用を含む多様な免疫修飾作用を持つ分子標的治療薬。

 サリドマイドと同等の効果を有しながら、サリドマイドとは非交叉耐性と考えられており、サリドマイド耐性が発生した患者、またはサリドマイドが奏効しない患者に残された数少ない治療選択肢である。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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