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自殺について

1月24日(木)
 最近自殺の記事が目に付く。年間3万人以上が自殺している日本の現状の中で、毎日100人の人が命を絶っている状況だ。もちろん新聞に載っているのはそのほんの一部ではある。しかし毎日のように目にしている感じだ。最近の新聞から少し引用してみる。

自殺>26歳双子の姉妹がマンションから飛び降り 埼玉
 20日午後3時ごろ、埼玉県坂戸市本町のマンションで、住民が「ドスン」という音を聞き、外に出たところ敷地内の路上に女性2人(26)が倒れていた。2人は頭などを打っており、病院で死亡が確認された。マンションは12階建てで、9階の非常階段の手すりに乗り越えた跡があり、飛び降り自殺を図ったとみられる。遺書は見つかっていない。(1月21日0時30分配信 毎日新聞)

自殺:中3女子、電車に飛び込み 自宅に遺書?残す--愛知・豊川
 18日午後3時ごろ、愛知県豊川市一宮町のJR飯田線下り線で、線路上にいた近くの中学3年の女子生徒(14)が、豊橋発天竜峡行き普通電車にはねられ、死亡した。生徒は自宅に遺書めいたメモを残しており、県警豊川署は自殺とみて調べている。(毎日新聞 2008年1月19日 中部朝刊)

練炭自殺?:車内で3人死亡--愛知・南知多
 18日午後2時半ごろ、愛知県南知多町内海の町道で、布などで車内を見えなくし、異臭がする軽乗用車が止まっているのを、通りがかりの釣り客が見つけ110番した。県警半田署が車内で男性2人と女性1人の遺体を発見。車内に練炭入りの七輪があったことから、心中とみて調べている。死因は一酸化炭素中毒。(毎日新聞 2008年1月19日 中部朝刊)

鉄道事故:JR京浜東北線に侵入、男性死亡--東京・蒲田-大森間
 20日午後5時35分ごろ、東京都大田区大森西4のJR京浜東北線蒲田-大森駅間の線路で、男性が大船発南浦和行き北行電車(10両編成)にはねられ、間もなく死亡した。警視庁蒲田署の調べでは、男性は40代とみられ、現場近くの踏切から線路に入り込み自殺したとみられる。(毎日新聞 2008年1月21日 東京朝刊)

鉄道自殺:部員に全裸ランニングさせた教諭 大阪
 17日午前5時55分ごろ、大阪市住吉区帝塚山中5の南海高野線帝塚山4号踏切(遮断機、警報機付き)で、男性が、三日市町発難波行き普通電車にはねられ、死亡した。男性は市立中学の教諭(48)で、顧問を務めるサッカー部員を全裸でランニングさせたとして問題になり、市教委から07年、停職2カ月の懲戒処分を受けた。遮断機をくぐって線路内に入り、線路上でうつぶせになったといい、同署は自殺とみて調べている。 (毎日新聞 2008年1月17日 15時00分) 
 
自殺死亡数の年次推移
 自殺死亡数の年次推移をみると、明治32年の5,932人から昭和11年の15,423人までは増加傾向を示しているが、昭和12年から戦時中まで減少傾向となっている。

 戦後は、再び増加傾向となるが、戦前と異なり、増減を繰り返し、過去2回の高い山があり最近も1つの山を形成している。1番目の山は毎年2万人を超えた昭和29年~35年であり、2番目の山は毎年2万3千人を超えた昭和58~62年である。最近の山は3万人前後で推移している。(厚生労働省・統計情報部・人口動態・保健統計課作成資料より) 別の統計では1998年には32,826人、2003年には34,427人の自殺者があったとなっている。

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自殺対策基本法
 昨年十月、自殺対策基本法が施行された。自殺を個人の問題としてではなく「社会の問題」と位置づけ、国や自治体に自殺防止の責務があることを明確にした。これに基づき、政府は今月、「二〇一六年までに自殺死亡率を20%以上減少させる」との数値目標を盛り込んだ自殺総合対策大綱を決めた。「自殺予防は社会的要因と心の健康問題について総合的に取り組むことが必要」と指摘している。

 ストレス過多の社会の中で、失業、倒産、多重債務など経済生活の問題への対策強化や、病気の悩みなど健康問題、介護・看病疲れなど家庭の問題、精神疾患などの心の健康問題など、負荷がかかり、性格や家族の状況なども影響してくる状況の中で、個別的にしかも全体の中で判断し、うつ病の早期発見・治療、精神疾患への偏見をなくす総合的な取り組みが求められている。

 フィンランドや米国、スウェーデンなどでは医師や心理学者、ソーシャルワーカーなどへの研修や「自殺学講座」の開設、自殺につながる「うつ病」の診断・治療の促進、自殺未遂者の支援プロジェクトなどを展開し、自殺率の低下に確実な効果を挙げている。

 自殺につながる絶望感・孤立無援感、無価値感、怒り、無力感、どん詰まりという心理的な狭窄(きょうさく)から、どう解き放つかが問われている。これは社会的環境や地域共同体の人間関係のあり方を考えることなしには解決できない。
 
学生・生徒・児童の自殺の増加
 警察庁がまとめた昨年の自殺統計で「学生・生徒・児童」の自殺が1978年の集計開始以来、最多の886人に上ったということに注目しなければならない。

 「学生」は20歳以上の大学生や専門学校生も含むため、大学までの幅広い学齢期にわたる区分である。この青少年層の新たな兆候には、注意を払う必要がある。

 ただ、幅広い年代層の細部を見れば、ひとくくりにできない。小学生は前年の2倍の14人だが、小中学生の枠では、ここ数年目立った増減はない。19歳以下を見ても、同じく600人前後で推移している。これらのことから、「学生・生徒・児童」を過去最多に押し上げたのは、20代の「学生」の増加が原因と読み取れる。

 原因・動機は、いじめや成績など「学校問題」と判断されたのが242人で、この10年で最も多かった。学齢期のおよそ4人に1人にも相当する。昨年来、小中学生らのいじめを理由にした自殺が大きな社会問題となった。いじめに象徴される「学校問題」の増加は、教育現場にとって、見過ごすことのできない傾向だろう。いじめから自殺といった回路を何処で断ち切るのか、どのようにしていじめをなくしていくのか。

 自殺について考えるということは、社会矛盾の全てを凝縮したものとして投げかけられてくることなのだ。個人の弱さや資質で解決できる余地がない程社会矛盾は膨らみ続けてきている。子供から老人まで全ての年代に満遍なく広がっている心の暗闇にいかに光を当てていくのか。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
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