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越生梅林

3月26日(月)
 空が晴れ渡り、暖かく、体調がよければ何処に出かけたくなる。梅も満開の時期を間もなく過ぎ、次に桜にその座を奪われるだろう。どちらにしても今が盛りだ。見に行く最後の機会となるだろう。まだ行ったことのない越生梅林に行くことにした。千川から行けば東武線乗り継ぎで1時間15分で越生駅に着く。

越生駅から越生梅林までは1時間に一本のバスがあるが、歩いても4km1時間の距離だ。途中神社仏閣もあり、梅林に至る街道沿いに梅畑が点在している様子を見ることもできる。徒歩コースもあるが、県道30号線から61号線の街道沿いの町並みを眺めながら梅林に向った。駅を降りると風が強く吹いてきて気温が下がり肌寒い感じがしたが、歩き始めると体が温まってきて散歩には丁度いい状態だったといえるかもしれない。

越生駅を降りると駅前に法恩字がある。越生梅林への道はまずその境内を通過して行くことになる。本堂に裏山があり、竹林を背景として庭がきれいに整備されている。境内を進み裏口から出ると、坂道がありしばらく上って行くと越生神社に出る。さらに坂を上って行くと、正法寺の裏手に出る。目の前に梅が花を咲かせてるの印象的だ。

そこから越生観光センターに出る。途中徒歩(ハイキング)コースの道があったがそれを素通りしたらしく県道に出た。県道を少し進むと道を少し入った所に岡崎薬師と薬師稲荷があった。寺院にしては変わった建物なのでどういった目的で作られたのか興味があって立て看板を読んで見た。稲荷神社の由来は分からなかった。

松渓山法恩寺 (真言宗智山派 京都智積院の法流)
高僧・行基が東国遊行のおり、金名水・銀名水より立ち上る気を見て大日、釈迦、弥陀、如来、薬師の像をみつけ、天平13年(738)にこれを祀ったのが始まりといわれる。その後荒廃したが文治年間(1185~1190)に源頼朝の命により越生次郎家行によって再興され、源家繁栄の祈祷所となる。国指定文化財の釈迦三尊及び阿難迦葉像、高野丹生明神像をはじめ、数多くの宝物、文化財が保存されている。

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法恩寺山門と鐘楼                      法恩寺本堂

越生神社
児玉党・越生氏の氏神・琴平神と近在の小社を合祀し、明治42年に造営された。越生氏の居館はこの越生神社の一帯にあったとも伝えられている。越生氏は足利尊氏とともに南北朝の戦乱を戦い、「太平記」にも登場し応元・延元(1338)執事の高師直に従って和泉で北畠顕家卿を討ち取った、と記載されされている。

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 越生神社入口鳥居                     越生神社本殿

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 越生神社から正法寺に向う途中の道端の梅

大慈山正法寺 (臨済宗)
足利尊氏の開基といわれ、鎌倉・建長寺の末寺として高僧の隠居寺になっていた。死期を悟った高僧は活仏となるため、自ら土中に埋まり入定した。これを物語る入定塔が今も残っている。本尊は南北朝時代の様式をもつ聖観音像で、本堂の脇の閻魔堂には地獄の盟主・閻魔大王像が祀られている。明治14年に本堂を焼失したが、その後本堂が再建されたおり応永の乱(1399)に巻き込まれた際に破壊された板碑が出土され、創建の古さを物語る。山門には山岡鉄舟揮毫の額がかけられている。 

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 正法寺山門                         大国天石像

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 正法寺境内の梅                      正法寺本堂
                        
岡崎薬師
承元2年(1208)に越生四郎有平の子、岡崎四郎次郎有基が居宅を構えた時に守本尊である薬師如来を安置したのが始まりといわれている。その後、岡崎氏は南北朝争乱期に石見国加志岐別府(現・島根県江津市浜田町)に移住したと見られている。そして加志岐別府越生氏として石見守護上野頼兼に従い北朝方となって活躍した。明治になって記された「寺院明細帳」には元文元年(1736)に正法寺住職・椿山が再営したとある。

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 岡崎薬師堂                         薬師堂正面

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 薬師稲荷                           薬師稲荷拝殿

 「県道沿いに葉一部歩道がない箇所があるので、駅から徒歩で行く場合には徒歩コースを歩かれる事をおすすめします」と駅でもらった「おごせ観光ガイド」のパンフレットに書いてあったが、徒歩コースが分かりづらく、県道を行くことにした。ハイキングコースも自然を楽しむためにはいいのだが、街道沿いに街の様子を眺めながら、その街の雰囲気を味わうのもいい。

越生観光センターから県道30号線を30分ばかり行くと左に曲がる道に出る。三滝入口という交差点で県道30号線は61号線と分かれる。61号線方面が梅林に向う方だ。川にしばらく沿っていく。そのあたりから街道の両側には梅の畑が左右に広がってくる。越生梅林というまとまった梅園を中心としながらも町全体が梅の栽培を手がけている様子が伝わってくる。

越生駅から回った神社仏閣や県道では、全く人に会わなかった。歩いて越生梅林に行く人はいないのだろうか。駅前の越生梅林に向うバス停にはバス待ちをしていた人が7,8人位いた。バスは30分後の出発だった。このバスは黒山三滝行きのバスだが、多分乗客は皆梅林に行くのだろう。梅林に着いてみるとやはりほとんどの人がマイカーで来ている。駐車場係の人がマイカーの誘導に忙しい。

梅林の入口で200円の入場料を払い入る。梅林の中にはそれなりの人で賑わっていた。それでもピークの時よりはかなり少ないのだろう。園内にはミニSL周回路があって、子供たちを乗せて園内を一周している。梅の古木があったり、枝垂梅があり、種々様々な梅の木を楽しむことが出来る。また展望台からは梅林全体が見下ろすことが出来て全体の雰囲気を知ることができる。土産物屋や、飲食所、休み所、屋台なと梅祭り期間ということで大々的に営業していた。

越生梅林に向う街道
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越生梅林

越生町では町全域で盛んにウメの栽培が行われているが、越辺川の清流沿いにある園内には、約2ヘクタールの広大な面積を誇る “越生梅林” がみごと。群馬の秋間梅林、神奈川の曽我梅林と東京の吉野梅郷とともに関東四大梅林の一つにも数えられ、九州太宰府天満宮を分祀した際、菅原道真公にちなんで梅を植えたことが起源とされている。樹齢約400年前の古木をはじめとして、四方に伸びる枝に白い花をつける “白加賀”を主に、梅木の数も約1000本にのぼる。また、越生町全体では約2万5000本の梅が咲き、町全体が梅の香りに包まれるほど。(花の名所案内)

越生梅林054_convert_20120326205136 越生梅林入口

越生梅林049_convert_20120326210705 梅林入口付近

越生梅林029_convert_20120326205347 展望台より

越生梅林033_convert_20120326210003 展望台より

越生梅林046_convert_20120326213556 枝垂れ梅

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越生梅林017_convert_20120326205221 古木・越生野梅

越生梅林042_convert_20120326213516 古木・越生野梅

越生梅林050_convert_20120326210314 越辺川の対岸から

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 梅まつり期間は当初2月11日から3月20日まだったが、梅の開花状況の遅れにより、3月31日まで延長することとなったため、土産物屋や飲食店が開いていていて、賑わいを見せていた。少しは人がいないと雰囲気が出ない。梅林を出て越辺川を渡り対岸から梅林を眺める。梅林のバス停を少し行くと梅園神社ガある。そこからの梅林の景色もなかなかいい。帰りは越生駅行きのバスで帰ることにした。県道沿いの梅を見ながら、バスの時間を待った。

梅まつり期間中のバス時刻表を見てみると、梅林から越生駅に向うバスは、平日は10:32、11時なし、12時なし、13:28、14:26、15:40、16時なしという本数だった。1時間に1本あるという状態にもなっていない。梅まつり期間でもこれだけ本数が少ないので普段はもっと少ないのだろう。

運よく13時28分のパスが来る所だったのでそれに乗るこちが出来た。バスの乗客は、越生梅林では10数人乗ったが外の停留所からの利用は全くなかった。やはり田舎ではマイカーで動く外ないのだろう。それでますますバスが必要でなくなり、本数が減り、それによってまた乗客が減るという循環で、バスは衰退していくのだろう。

越生駅から坂戸駅への列車の本数は結構多い。学校があって学生の利用客が多いということだろう。越生を出発した時には乗客は半分位だったが途中で学生がどっと乗ってきてかなり込み合ってきた。坂戸から池袋までの急行はそれなり本数が出ていて、スムーズに帰ることが出来た。

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 飲食場所、土産物屋、売店と展望台

梅園神社
            
梅園神社はもともと小杉天神といい、数百年前に筑紫の太宰府天満宮より分祀されたという。享保元年(1716)建立といわれ、古いもので観応元年(1350)、その他にも合わせて25枚の棟札が保存されている。間口9尺、奥行5尺の流造りの柿葺で、明治40年(1907)に堂山の近戸権現、上谷の三島社を合祀して梅園神社と改称した。古来より学問の神として広く知られ、向学の人々から崇敬されている。

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 梅園神社鳥居                        梅園神社本殿

(参考資料: 越生町観光協会HPより・越生駅周辺の散策スポット)

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