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N小学校卒業式D校長の話

3月25日(木)
卒業生の皆さんは自分への手紙をポケットに入れていることでしょう。そこには自分の夢とか希望が書かれているはずです。夢とか希望を語れるのは人間だけです。重要なのはどのようにしてそれを実現していくかです。

1年間の道徳授 業の中で、パラリンピック競泳金メダリストの成田選手の話を聞きました。彼女は13歳の時、脊髄炎で両足の自由を失い車椅子生活を送っていましたが、水泳と出会い新しい生き方を見出しました。血液患者コミュニティももの木の血液がんの人の闘病の話も聞きました。限られた命の中で生きることへの感謝の気持ちを伝えてくれたと思います。

また授業で星野富弘さんの事も話しました。彼は大学卒業後、中学校の教諭になりましたがクラブ活動の指導中頸 椎を損傷し、手足の自由を失いましたが、病院入院中、口に筆をくわえて文や絵を書き始めました。その後『花の詩画集』をはじめ、数々の著作を出版するとともに、全国各地やハワイ、ニューヨークなどで「花の詩画展」を開催しています。

こういった3人の話を聞いて皆どう感じたでしょう。人生において、打ちのめされるような大変な試練を受けたのです。人生の試練にこれから至る所で出会うでしょう。これに打ち勝つには本気で自分を鍛えていく他ありません。一歩一歩でもいい、粘り強く自分を作り上げていくことが必要なのです。

皆さんによく言った言葉があります。「あきらめろ」と。この言葉は「あきらめろ=明らめ ろ」であって、がむしゃらに突き進むのではなく、立ち止まり原因を明らかにして次のステップに進む事が重要だという意味です。

この大根を見てください。(本物の大根を取り出す)畑で大根を見ると葉が茂っているのは分りますが、根は見えません。タンポポの写真を見てください。(A3に拡大したタンポポの根の写真を見せる)タンポポは深く根を張ります。1mにも及ぶものもあります。自分の力を蓄える必要があるのです。

胸のポケットにあるのは夢や希望、願いを書いた自分への誓いの手紙です。目標を決めて、自分を鍛え、困難にぶつかった時には「あきらめろ」=原因究明し乗り越えていく。そうすれば夢や希望はきっと実現されるでしょう。

最後に染地小学校の校歌の作詞者でもあるサトウハチローさんの詩を皆さんに送り たいと思います。

「美しく自分を染め上げ て下さい」

赤ちゃんのときは白、誰でも白、どんな人でも白
からだや心がそだって行くのといっしょに
そ の白を美しく染めて行く、染め上げて行く。(中略)

ひとにはやさしく、自分にはきびしく
これをつづけると、白はすばらしい色にな る
ひとをいたわり、自分をきたえる、
これが重なると輝きのある色になる。(中略)

横道はごめんだ、おことわりだ
い そがすにちゃくちゃくと
自分で自分を美しく、より美しく染めあげてください。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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