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入院5日目-病院での読書

4月8日(日)
 病院生活をどう過ごすかは、どのように時間を使うかによる。一日中テレビを見ている人もいる。しかしやはり多くの人にとって読書は主要な時間の時間の使い方だろう。新聞や週刊誌を含めて読むことで時間を使っている。

何を読むか、病院に持っていく本の選択はどのような病院生活をするのかを決定する。何かを研究しようと思っている人は専門書を持っていくかもしれないが、苦しい治療や発熱などに悩まされる病院生活では肩のこらない娯楽小説がやはりベストだろう。

趣味として昔よく読んでいたのは海外ミステリーだった。しかし病気になって体調が思わしくない時でも気楽に読める娯楽小説に出合った。それは藤沢周平の時代小説だった。その前から宮部みゆきの時代小説を読んでいて本所深川の人情噺に惹かれていた。しかし本格的に時代小説に引き付けられたのは藤沢周平の秘剣を取り上げたシリーズ物『隠し剣孤影抄』『隠し剣秋風抄』で、それ以降ひたすら藤沢周平の時代小説を読んできた。

517NQBsbgSL__SL500_AA300__convert_20120410151833.jpg 図書館の藤沢周平の本がなくなると、今度は池波正太郎の『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』『鬼平犯科帳』である。またある時本屋の店先で平積になっていて、ベストセラーと書かれた佐伯泰英の『居眠り磐音・江戸双紙』のシリーズが目に入った。図書館で借りて読むと、かなり面白い。36巻まで出ているが、図書館にあった分を抜かしたり、戻したりしながら4分の3位読んできた。全体を貫いた物語はあるが、各巻ごと独立のものとしても読めるので途中からでも筋を追える。

今回はどんな本を持っていくか。いつも入院する前の日に図書館に行って10冊ばかり借りてきて病院にもって行く。貸し出し期間は2週間だが、返却日の前日までに延長を頼めば2週間延長できる。1ケ月借りられれば退院の時には読み終わっている。

面会者が本を持ってくることもあるし、図書館から借りて来た本を読み終わってしまったら、病院の「医療情報室」内の図書室から借りることもできるが、いつも3週間前後の入院生活なので図書館から持ってきた本で大体まかなうことができる。

今回借りたのは佐伯泰英の『居眠り磐音・江戸双紙34~36巻』と藤沢周平の本が丁度図書館に戻って来ていたので『藤沢周平短編傑作集巻1~4』と『秘太刀馬の骨』という本だった。

 何故時代小説に興味を惹かれるのだろうか。映画にしても最近WOWOWで見たりDVDを借りてきたりして見たのは『最後の忠臣蔵』『十三人の刺客』『桜田門外の変』といった時代物だ。そもそも小学校の頃から『紅孔雀』『笛吹童子』そして『赤胴鈴之助』『白馬童子』『鞍馬天狗』『怪傑黒頭巾』などで育った世代だ。

舞台設定が現代でないということで話の展開を幾らでの広げることができるし奇想天外な世界に誘ってくれる。一方史実に基づいている点もあって現実味もある。そういった別の世界の中にどっぷりと浸り現実世界から逃避させてくれる。

入り組みあった現代の世の中とは別に勧善懲悪的、予定調和的解決を用意し読者に心地良い安定をもたらしてくれるのである。だからこそ体調が少し位悪くても読み続けることが出来る安心感がある。そういった意味でも病院で読むには極めて適していると思って、毎回借りて持って行っている。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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読書をする余裕が出てきて良かった。
ブログを拝見する方も安心します。

治療は半分まで来ましたか?あと少しで元気になれます。前向きに行きましょう

読書ができる状態

今回の治療中は特に副作用も出ず、デキサメタゾンの影響でしょうステロイドの覚醒作用があって結構元気でした。本が読めるというのはそれだけ元気だということです。グッタリしていると活字に集中することができません。これから副作用が出てくる時期です。何が出てくるかわkりませんが、ゆっくりと治療に専念するほかありません。
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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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