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入院25日目-久喜「れんげ祭り」

4月28日(土)
連休だということもあって、本来なら後2、3日様子を見る必要があるのではないかと思われる患者も続々と今日退院していった。4人部屋では2人が退院し、1人は明日、明後日の2日間外泊をする。2日間は4人部屋を個室として使用できるといった感じだ。多分新しい患者は緊急でない限り5月7日以降の入院となるだろう。

担当医に外出許可をもらった。外泊許可でも取れたかもしれないが、昨日からG-CSFをやめているので、明日あたりから好中球が下がるだろうから、病院にいた方が安全だ。外出許可はもらったが何処に行くか決めなければならない。

いつも世話になっている「花の名所案内」を見てみる。チューリップ、シバサクラ、フジ、ボタン、サトザクラ、ツツジ、レンゲソウ、ナノハナ、シャクナゲなど、花の季節が巡ってきた。今までレンゲソウが野原に咲き乱れる風景を見たことがない。場所も久喜からなので行き易い。

レンゲソウ: 蓮の花に似ていることから、レンゲソウ(蓮華草)、ゲンゲまたはレンゲと呼ばれる中国大陸原産の植物。伝来したのは17世紀頃。田園に赤紫の花が咲き乱れるさまは俳句などにもよく詠まれている。また、花はミツバチの重要な蜜源であることも知られてレンゲミツは独特の風味がある。

久喜のレンゲソウ: 市内の農村家では、休耕地の解消、有機栽培、農村環境美化に効果的なレンゲソウの栽培を行っていたが、レンゲ畑が訪れる人の心を癒し、豊かな田園風景を演出する観光資源であることに着目。農村部住民共々見直すとともに、農村部の活性化を図るため、平成元年から地域住民が主体となって実行委員会を組織し「れんげ祭り」を実施。今では約3万人が訪れるイベントに成長。(久喜市役所HP)

久喜れんげ祭り074ed_convert_20120428223723  久喜れんげ祭り067ed_convert_20120428230220 

「れんげ祭り」は4月29日(日曜日・祝日)午前9時~午後3時まで行なわれる。雨天の時は、4月30日開催する。もちつき、手打ちそば、農産物の直売、地元芸能、歌謡ショー、フリーマーケット、その他各種模擬店が出る。混雑を避けて前日に行き人のいない会場でゆっくりとレンゲソウの秘めやかな紫の世界に浸ってみるのもいいだろう。

田端駅を9時17分に乗り、久喜駅には10時8分についた。「れんげ祭り」当日は駅前からシャトルバスが20分おきに出ているが、そのバスはない。ただ休日祭日には循環路線バスは走っていない。久喜市を循環する路線バスが3本あってどれかに乗り「松の木公園」で降りて、5分位歩くと「れんげ祭り」の会場に行ける。

久喜駅を降りると、運よく循環バスが止まっていた。20分に発車するという。乗客は途中にある理科大の学生と年寄りだけだ。ローカル線や地方のバスは、大体学生か病院に通う高齢者しか乗らない、皆マイカーで動く。市内循環の路線パスは、細い住宅街の道までわけいって、右に曲がったかと思えば左に曲がり、その地域を隈なく網羅するかのように走る。久喜駅から「松の木公園」まで40分もかかってしまった。市内観光ツアーのつもりで周りの景色を楽しめばいいのだが、今は地方都市の作りが均一化されてきていて何処にいっても同じように見え面白みがなくなって来ている。
 
バス停で降りて、帰りの時刻を調べてみたら、循環バスが2系列あったがそれぞれ2時間か3時間に一本しか出ていない。帰りは12時23分に乗らなかったら13時59分のバスに乗る外ない。1時間半あればどうにか見られるだろう。バス停の周辺を見回しても何処にも「れんげ祭り」会場の案内が出ていない。

案内にバス停から南西方向400mと書いてあったので、太陽の位置から南西方向の見当をつけ5分ばかり行くと鯉のぼりがなびいているのが見えてきた。鯉のぼりが目印になっていてそれがなければただの原っぱだと思って通り過ごしてしまうかもしれない。その位レンゲソウの花は目立たない。レンゲソウの開花状況には満開とあったが、それでも近くに行かないと紫の花が群がって咲く様をじっくりと観察することは出来ない。

レンゲの咲く草原では、明日の「れんげ祭り」の会場設営のため業者がイベントの舞台づくりを行なっていた。また飲食場や模擬店のためのテント設営の場所作りをしていた。レンゲが見頃で「祭り」当日でなくてもそれなりの人が来ていると思ったが、近所の施設にいる車椅子の乗った中年の婦人2人その付添いの若い介護士と出会っただけだった。会場はレンゲの咲いた広場が2ヶ所あり、それぞれの中央付近に鯉のぼりが立てられている。

久喜れんげ祭り043ed_convert_20120428222926 第1広場

久喜れんげ祭り050_convert_20120429072410 第1広場のレンゲ畑

久喜れんげ祭り057ed_convert_20120428223212 第2広場

久喜れんげ祭り065ed_convert_20120428223415 第2広場のレンゲ畑

久喜れんげ祭り072ed_convert_20120428224319 レンゲソウの帯
久喜れんげ祭り077ed_convert_20120428224429 第1広場

レンゲソウ自体が芝桜やチューリップのように華やかで、鮮やかで色彩豊かな花ではない。野原の中にひっそりと咲いている感じだ。イベントもない時に花だけを遠くから見に来る人は少ないのかもしれない。交通の便が悪いのも行きにくい原因なのだろう。そうはいっても初めて見るレンゲソウの群落は華やかでも鮮やかでもないが、落ち着いた紫の佇まいで人の心に安らぎをもたらす。

「春の小川」という歌の中に「春の小川はさらさらいくよ、岸のすみれもれんげの花も・・・」とあるように以前は、どこの田んぼでも種を播いて緑肥としていたが、今ではほとんど見られなくなってしまった。

久喜れんげ祭り085_convert_20120428224543  久喜れんげ祭り093_convert_20120428224658  
 会場周辺の八重桜                    菜の花

久喜れんげ祭り009ed_convert_20120428224813  久喜れんげ祭り003_convert_20120428224909
 松の木公園                         ハナミズキ

会場を後にして、バス停で12時23分のバスを待つ。バス停前に松の木が植えられた三角の所が「松の木公園」だと書かれていた。二十三夜と書かれた墓のような塔とこの地域の開発を記念する石碑の二つが立っているだけの公園だ。帰りのバスは、やはり駅まではかなり回り道をしたが15分位で着いた。

二十三夜塔:
18世紀の後半から昭和の初期にかけて、日本の各地で「講」を組織した人々が集まって、月を信仰の対象として精進・勤行し、飲食を共にしながら月の出を待つ、月待ちの行事をしました。その際供養のしるしとして建てた石碑(月待塔)のひとつが、二十三夜塔です。(「道祖の神と石神様たち」 西川久寿男著)   (つづく)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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No title

外出許可で花めぐりなんて素敵ですけれど体調いかがですか、疲れませんか?

「野に咲くたんぽぽ蓮華草、どんなに小さな花だって繋げば綺麗な首飾り楽しい秋田の子供会」この歌知りませんよね、今は歌われていないかも知れません。
何故だか覚えているのですよね、歳がばれてしまうかも・・・。

No title

毎朝20~30分散歩をしているせいか、歩いても疲れることはありませんでした。というよりも今回行ったコースは電車やバスに乗る時間は結構長いのですが、歩くのは30分位なものです。むしろこの後に荒川土手に行った方は1時間以上歩きました。それでも次の日に筋肉痛など体に出ることはありませんでした。入院中のウォーキングの成果だと思います。

突然昔歌った歌を思い出すことがあります。それも歌詞を全部覚えているというのが不思議なものです。今では暗記などというものはすこぶる苦手で、覚えるそばから忘れてしまいます。幼少期の記憶というのには驚かされます。
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がん治療とは長く細い道を辿ら
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