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入院20日目・退院日

7月7日(土)
 担当医に過粘稠度症候群がもたらす様々な疾病にはどのような症状が現れるのか聞いてみた。今日以降次の診療日11日までの間どういった症状が危険な疾病の前兆なのかということだ。網膜静脈出血はすでに始まっている。対処療法はないわけではないが原疾患を治療しない限り効果はない。IgMを下げ血液の過粘稠を改善するしかない。

さらに脳と心臓への影響が考えられる。過粘稠度症候群での症例では、ごくわずかだが脳梗塞になる可能性が心筋梗塞になる可能性より多いと担当医は言う。心筋梗塞や脳梗塞に関して、前兆はその病気の症状の項目で見るほかない。心筋梗塞の前兆としては胸の痛み、呼吸困難、吐き気、左手小指の痛み、肩や背中の痛み、冷や汗などが上げられている。

脳梗塞の前兆として、患者2~3人に一人の割合で、手足に力が入らない、重いめまいがする、いつもはない激しい頭痛がする、ふつうの頭痛とは明らかにちがう感じの頭痛が突然起こった、特に手足やからだの半身が突然しびれた、ろれつが回らない、言葉が一瞬でてこなくなる、物が二重にみえる、などの症状が現れる。

 眼の急激な視力低下、視野欠損があったらすぐに眼科医に連絡を取る。心臓や脳に異常が現れたらすぐ病院に行ってCTやMRIで状態を把握し、原因が過粘稠度症候群であればすぐに血漿交換をするほかない。自覚症状でしか粘稠度の進行は分からない。

粘稠度を測定する方法もあるが、どの位の過粘稠になったら症状が表れるか人によって全く違うので、最近では測かることはめったにない。この病気からがん以外に3大疾病の脳卒中、心筋梗塞に関係してくるとは思わなかった。ともかく日常生活を送る中で現れた症状をすばやくキャッチし、見落とさないようにしなくてはならない。

今日は退院日だ。退院といっても治療効果が今の所全くないので気が晴れるわけではない。11日の外来診療日でのIgMの数値は大きな意味を持っている。上がっていたら再入院の可能性がある。すぐ入院というわけには行かないので、その次18日の診療日での血液検査の結果を見で判断するだろう。

18日にも上がっていたら、2,3日置いて再入院せざるを得ないだろう。そういった状況なので、退院はあくまでも一時的なものとして考えざるを得ない。到底10000ものIgMを通院治療でどうにかできるとは思わない。退院といっても厳しい現実が待っているだけだ。

 過粘稠度症候群:
血液中のマクログロブリンが増えたため血液の粘度が高くなり、皮膚、手足の指、鼻、脳への血流が妨げられて症状が現れることもあります。このような症状としては、皮膚や粘膜(口、鼻、消化管の内膜など)からの出血、疲労、脱力、頭痛、錯乱、めまい、昏睡などがあります。

血液の粘度が高くなると、心臓の状態が悪化し、脳内の圧力が高まります。眼の奥の毛細血管に血液が充満して出血し、網膜が損傷して視力が損なわれることもあります。鎖状ソーセージに似た網膜静脈の著しいうっ血や限局性狭窄は,過粘稠度症候群を示唆する。網膜出血,滲出,微細動脈瘤,および乳頭浮腫は晩期に生じる。(メルクマニュアル家庭版・マクログロブリン血症)


 M2プロトコル療法の入院から退院までに関しては、「治療経過ダイジェスト・7」にまとめてあります。参照して下さい。
trakl.blog121.fc2.com/blog-entry-1299.html

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