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アフリカの悲劇・1-砂漠化・温暖化

2月24日(日)
1、アフリカの砂漠化
sabaku2.jpg◆気候的要因
気候的要因として、まず干ばつがあげられる。1968~1973年に起きたサハラ(西アフリカ)周辺の干ばつでは大地が干からびて、2,500万人もの人が被災した。地球温暖化も、砂漠化の 原因になっていると考えられる。

温暖化が進めば、地面からの水分の蒸発が激しくなり、また、海からの水分蒸発量が増えると、台風やハリケーンが大規模化して、植物に被害を及ぼしたり、土壌を押し流すと考えられている、そして、砂漠の拡大が温暖化の原因になり、悪循環が起きる。(写真:砂漠化が進むサヘル-サハラの南側地域・地球環境キーワード事典)

◆人為的要因
人為的要因として過放牧や過耕作、塩害、森林伐採などがある。肉や乳製品を手に入れるための過剰な家畜の放牧は、自然のバランスを崩し、不毛の大地を増やしてしまう。こうして植物が少なくなると風で土が飛ばされる“風食”や水で土が流される“水食”などが起こり、大地は荒れ果ててしまう。ひとつの土地で連続して同じ作物を作り続けると(過耕作)、養分(地力)が減り、最後には、ほとんど収穫できなくなる。

◆人為的要因2
森林伐採で木材を売るためや、薪や炭にするために木を切り過ぎると、森林は元の姿に戻れなくなるばかりか、荒れ果てて、砂漠化してしまう。さらには、感慨によって地下水をくみ上げて農業に使うことが、地面が塩だらけになる“塩害”などになっていくと考えられる。また、砂漠化の根本的な原因を作っている、そこに住んでいる人々の貧困および急激な人口増加といった社会・経済的な問題があげらる。

◆貧困問題
貧困は、砂漠化のもっとも大きな原因。貧しい人々は飢えに苦しみ、無理な方法で食糧を生産しなければ、生き延びることができない。そして、砂漠化が貧困をさらに加速する。砂漠化のため農村を見捨て、都市のひどいの環境のスラムに流れ込む。

◆人口問題
地球上の人口は、人口爆発と言われるほど急激に増え続け、条件の悪い地域への農地の拡大をもたらし、その結果、土地の細分化、森林伐採、そして砂漠化が生じる。殺虫剤やその他の化学物質の過剰使用も土壌の肥沃さの損失、劣化、そしてやはり砂漠化に結びつく。砂漠化によって食糧を増産できなくなるなってきている。

2、アフリカの砂漠化をもたらした先進国の責任
■国際競争力に打ち勝つための安い商品の生産→農業の破壊
あらゆる農産品も世界市場の中で取引されるようになり、特に発展途上国の多くでは外貨獲得のための農産品生産が急増しており、世界市場の中で競争力のある=低価格で高品質の農産物を生産するためには、伝統的な焼畑以上の速度で森林を食い潰すことになる。

■砂漠化の要因の外部的要素

例えば、世界経済の情勢、物価、利子率、エネルギー輸入、文化様式、および条件付援助事業などが含まれる。これらの外部的要素は内部的要素、例えば、不適切な政治・政策体制、低い環境投資水準、および高い人口増加率などと複合して、適切な土地管理を妨げ、砂漠化の悪化をもたらす。

■現在の世界経済のシステムの問題

自給生産に基づいていた先住民の経済システムを急速に大量商品生産の世界経済に巻き込み、先住民にしばしば土地の過剰耕作を強いています。貿易と構造調整計画、そして不適切な技術移転がさらに問題を悪化させています。多くの開発途上国の経済が、自ら制御不可能な世界市場への第1次産品、例えば換金作物の輸出にひどく依存しています。

■先進国の責任
先進国が経済的な強さを利用して、安い牛肉や安い木材などを開発途上国から買いつけることで、それらの国々の土地を荒らす結果となっている。熱帯の森林を切り開いて牛を放牧し、ハンバーガー1個につき4~5円安くすることができたと言われている。
しかしそのために伐採した森林の面積は、ハンバーガー1個につき5平方メートルで、そのことによる実際の損失は、数万円分に相当します(ワールドウォッチ研究所)。私たちが安価なハンバーガーを食べることで、そのつけが途上国に大きなダメージを与えている。

3、アフリカが抱えている問題
▲「アフリカは21世紀に生き残れるか」と題する世界銀行報告書
アフリカの開発問題の課題について4点を指摘している。即ち、
 (1)紛争の頻発と弱い統治制度。
 (2)脆弱な人的資源-教育問題、年間2万人を超える頭脳流出、エイズ等の感染症など。
 (3)モノカルチャー依存経済の脆弱さ-交易条件は悪化し、対外債務は97年末で2200億ドルに上っている。
 (4)外国からの援助資金低下。

▲アフリカで繰り返される内戦
部族対立、資源争奪、貧困、冷戦時代の代理戦争、宗教対立、権力闘争、国境紛争、解放・独立闘争と様々な要因があるが、これに利権をむさぼる先進国列強がからみ戦争を拡大させ、より一層の貧困と人口集中をアフリカ人にもたらしている。

▲エイズ
エイズ等の感染症問題は近年ますます深刻化している。国連(UNAIDS)の発表では、99年末での世界のエイズ罹患者3400万人のうち、なんと3分の2に当たる2500万人がアフリカ人である。

温暖化の影響で2025年までに世界の人口の3分の2が水不足に苦しめられる。世界の人口は現在66億人、1分に140人、1日で20万人、1年で8千万人増えている。その中で毎日の食事ができるのは、約8%の人々。8億人が栄養失調状態であり、年間900万人が餓死している。この状態が集中的にアフリカで生じている。

こういった中で日本人の残飯による食生活の損失が11.1兆円であり、日本の農業・水産業の総生産額が12.4兆円で、ほぼ同じ金額である。食糧自給率が低下し、輸入食料が増える一方で生産額と同じ食料が捨てられているというのがまさに実情なのだ。この国は本当に滅びの道を選んで歩んでいるのではないか。

生物は100年前、10年間での絶滅は一種だった。最近では1日に40種の生物が絶滅している。地球は加速度的に破滅に向かっている。人類は生き延びられるのか。それはこれから何をするかにかかっている。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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