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地球温暖化

10月18日(木) 
 アル・ゴヤ氏のノーベル平和賞受賞で、地球温暖化の問題がクローズアップされてきている。地球規模での天候異変が温暖化の警鐘を鳴らし続けてきていたのだ。『不都合な真実』で語られている言葉に耳を傾けよう。科学的根拠の無い幾つかの点があると指摘されたが、北極の白熊の例に見られるように温暖化で絶滅の危機にさらされている動物もあるという事実がある。

 この温暖化をもたらした科学文明、物質文明の危機について指摘していた人がいる。それも農業のあり方という点からだ。少し長くなるが福岡正信の『自然農法』という本から引用してみる。この本はかなり古いもので地球温暖化などという言葉がまだ語られていなかった頃のものである。しかし生態系のあり方に眼をむけそれが自然と人間との共存を実現させる鍵である事を見抜き物質文明の問題点を鋭くえぐっている本である。

『自然農法』
 「地球は動植物や微生物の有機的連鎖関係を持った共同体であり、食物連鎖もあり、物質連鎖もあって、とどまることの無い不生不滅の流転が繰り返されている。

 近代科学は、肥料と農薬と機械という石油エネルギーで自然食模造の死んだ合成食品を製造する加工業に堕落した」

 進歩とは破滅への進行であることは「先進」諸国の精神的退廃、公害汚染の現状に明示されている。」
(今の中国の食物汚染、公害の蔓延が鏡のように日本の国を映し出している)

 こういった現状の中で福岡は自然農法4原則を提唱している。
 無耕地(田に水を入れ耕運機でかき混ぜれば土は練られて壁土のようになり死んで硬くなる)。無肥料、無除草、無農薬(殺虫剤は害虫と同時に有用な昆虫も殺す、自然のバランスを崩し一部の昆虫の多発を引き起こす)。

 自然の連鎖こそ守るべきものなのだ、自然の中に無駄な連鎖は無い。例が挙げられている「雑木を伐り杉を植えたことが小鳥のえさの欠乏をもたらす。小鳥がいなくなったカミキリムシが繁殖する。カミキリムシが松を枯らす線虫を媒介する。松が枯れると熊笹が増える。笹の実が豊富に出来るとねずみが増える・・・」といった具合に自然は連鎖してバランスを保っている。

地球温暖化をどうするのか
 その連鎖のどこかが断ち切られると、自然は暴走して来る。亜熱帯の乾燥地帯では遊牧民と家畜は何百年に渡り自然と共存してきたが先進国の援助で家畜を増産させ、その結果草は無くなり不毛の砂漠に変わった。焼き畑農業(地球温暖化をもたらす大量のCO2を排出する)も先進国の資本投下のもと、はじめはバナナのプランテーション作りのため、今ではバイオエタノールのためトウモロコシやサトウキビを作るため森林(熱帯雨林)が伐採され続けている。

 地球温暖化の根底にあるものは科学万能の資本の論理にある。生態系の流れに眼をむけ、物質循環の法則に従いながら、自然との調和と自然の連鎖に謙虚に従う心構えが必要だ。

 熱帯雨林は伐採や農地開発による破壊が進み、急速に減少・劣化してきている。 その速度は、毎秒0.5~0.8ヘクタールにもおよび、かつて地表の14%を覆っていたとされる熱帯雨林が現在は6%まで減少し、このペースで減少が続けば40年で地球上から消滅するものと予測されている。また大気中の酸素の40%は熱帯雨林から供給されているとみられている。(Wikipediaより)

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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