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定期検診の日、サリドマイド療法の開始

4月2日(水)
病院の庭
駒込駅から15分ばかり歩いて、天租神社の中を突っ切って病院の裏手に出る。裏庭には桜の木が1本だが花を咲かせている。前回来た時には満開だった梅の木々は完全に花を落としていた。つくづくと季節の移り変わりの早さを感じる。4月に入院していた時には、病院の窓から、吉祥寺の境内の桜の咲くのを見ていたが、裏庭に桜があることには気が付かなかった。

入院して病室に閉じ込められている時は、お花見にあこがれていたものだ。仕事をしていた時は、仕事帰りに通る公園は桜の名所と言われる所で、2、3kmに渡る細長い公園に並木が続いている。その桜の咲いている様を見るとどうしてもそのまま放って置く訳にはいかない。桜の木の下でワンカップのお酒を買ってきて一杯飲んだりはした。しかしゆっくりとお花見など出来る時間はなかった。

今はそういった時間を取り戻すかのように色々な所にいっている気がする。もともと旅行が好きだったのだろう。しかし仕事をしていた時は、会社の社員旅行で海外に年一回行く以外何処にも行けなかった。確かに会社は社員の福利厚生のため奮発して社員全員を海外旅行に連れて行く。会社としては、社員を土日祭日も働かせ、旅行に行く暇などないということへのせめてもの罪滅ぼしなのだろう。しかしその旅行にも仕事で行けない社員もいるというのが実情だった。

病院での診療
病院で最初にやるのが採血だ。時々採尿もやる。その結果を待って、その内容を吟味しながら診療が行われる。そのため診療予約時間の1時間前位までに検査しておく必要がある。今回の検査結果として白血球が7.4、ヘモグロビンが10.8、血小板が7.3であった。
300px-Thalidomide-enantiomers.png珍しく血小板数がベルケード療法の終了後だというのに前回の6.7から上昇している。問題はIgMである。ベルケード療法第5サイクルが終了した結果として、また上昇している。前回3月7日には1048だったのが2週間ちょっとで1161と上昇は止まらない。

右上はサリドマイドの構造式-サリドマイドには「右手型」と「左手型」の2種類があり(専門的にはR体とS体という呼び方をする)両者は鏡に映すとぴったり重なり合う。このうちR体は鎮静・催眠作用を持っていたが、S体の方に催奇作用があった。

サリドマイドをどう組み合わせて使うのか
個人輸入しておいたサリドマイドが医師の元に既に届いていた。3月25日に申し込んで一週間で届いたということだ。思ったより早かった。問題はサリドマイドとどのような抗がん剤を組み合わせていくかだ。担当医もまだ判断が付きかねるらしい。

VAD(アドレアシン、ビンクリスティン、デカドロン)やMP(メルファラン、プレドニン)など以前やった療法との組み合わせもある。シクロフォスファミドやベルケードと一緒にやる方法もある。病院に通わなければならないベルケードより自宅での服薬だけで済むMPの方が楽だ。デカドロンとの組み合わせがかなり一般的だが、深部静脈血栓症の恐れがあるのであまり推奨は出来ないと言われた。

■ 結局、薬の効果と副作用を見るためにサリドマイド100mgを単独で二週間服用することにした。次回の定期診療日が4月16日であり、それまで単独でやり効果があればそのまま続け、なければ次回までにどのような抗がん剤と組み合わせるかの結論を出しておくという事になった。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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