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宇宙の情景

9月7日(日)
しばらく前の新聞にハッブル望遠鏡が今まで不足していた諸機能を兼ね備えてやっと完成するという記事がのっていた。ハッブル望遠鏡から送られてきた様々な宇宙の情景は、宇宙の神秘とその壮大さに感動を与えるものであった。昨日のネットに以下のような記事と写真が載っていた。

渦巻きに光る銀河M83、赤いルビー?
うみへび座の方向に約1500万光年離れた渦巻き銀河M83(欧州南天天文台提供)。新たに誕生した大きな恒星から放射された紫外線により、水素ガスがイオン化し、赤く光って見える。ルビーをちりばめたようだ。(9月6日16時31分配信 時事通信)


20080906_convert_20080907000630.jpg

宇宙の写真を見るとその無限に広がる空間と、限りない時間の流れを感じ、人間の様々な悩みや苦しみが全く取るに足らない小さなもののように思えてくる。全ては滅びそして生まれるという永劫の繰り返しの中で、人はその中のほんの人かけらの存在でしかない。

昔、小松左京の『果てしなき流れの果てに』と言うSF小説を読んだ事がある。タイムトラベルが出来る未来からやってきた人を扱っているが、自由に時間を行き来できたとしても、むしろそれだからこそ、時間の壮大な流れの渦の中で、どうにも出来ない自らを見出さざるを得ない。読み終わったときにはひたすら虚しさだけが心に残ったような気がする。

確かに、人はこの宇宙の中で、一片の塵にも及ばない、あまりにも微小であり、無力である。140億年と言われている宇宙の歴史からいえば、人類の歴史など瞬間でしかない、ましてや一人の一生などは。しかしここでパスカルの言葉が意味を持ってくるのかもしれない。むしろ夜空を見ながら、自らの矮小さを噛締める時、次の言葉が始めて理解されるのだろう。

「人間はひとくきの葦に過ぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが それは考える葦である。彼を押しつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。・・・彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない。・・・だからわれわれの尊厳のすべては、考えることの中にある。」(前田陽一他訳・中公文庫)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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