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B小学校で話したこと(続き)

9月12日(金)

Ⅱ、売買される子供たちの命

自分の命が限られていることで、否が応でも命について考えざるを得ない中で、しばらく前に映画を見ました。『闇の中の子供たち』という映画です。ここで扱われているのは幼児売買の問題です。舞台はタイで、臓器売買を取材する新聞記者が主人公です。日本の夫婦が自分の息子の心臓移植のためにタイで闇の臓器の移植を受けるということで取材をしていくと、実は売られた子どもの心臓を生きたまま取り出し移植するという話を聞く、といったストーリーです。つまり命が売り買いされているのです。

幼児売買はタイだけでなく東南アジアやアフリカの貧しい国では、経済的理由で親が子を業者に売って金を得るという事が行なわれています。子供の命が金で売り買いされているのです。売買される命、この現実は改めて命とは何かについて考えさせられます。

もちろん誰でも自分の命が一番大切です。命は誰にでも平等に与えられているものです。それは売り買いされるものではありません。自分の命が大切だということは全ての人の命が大切だと言うことです。

日本に生まれ生活し、毎日当たり前のように食べ、学校に行き勉強する。しかし世界に目を向けるとこれは決して当たり前のことではありません。貧しさ故、全く教育の機会を与えられず、 小さい頃から奴隷労働に従事させられている子供達がいます。食料高騰のため世界では暴動が起こっている状況があります。毎日飢えで死んでいく人がいます。その数は約23000人。3秒に一人死んでいます。そしてその大部分は子供なのです。

Ⅲ、今ここにいるということの意味


日本に生きているということ、毎日学校で勉強できるということはどういくことなのか。勉強が嫌いな人もいるでしょう、しかし勉強したくても出来ない子供たちも沢山います。

あなた方一人ひとりが、今この日本という地に存在し、教育を受けられ、飢えることなく生きていられる、まさにここに存在することの偶然さ、限りなくわずかな確率であなた方一人ひとりが存在しているのです。自分がここにいるということは何という偶然の集積でしょう。あなたと同じものはこの世の中に存在しないのです。

自分を嫌いだと思っている人、好きだと思っている人、色々いると思います。確かに誰でも変身願望はあるのでしょう。しかし自分はこの世の中に一つしかない貴重な存在だと考える時、結局自分が一番いいと思えてくるはずです。そして自分を大切にしたいと思ってくるでしょう。

健康そのものの人もいるでしょう、病気がちの人、持病を抱えている人、いろいろな人がいます。しかしどんなに不完全でも、迷いに満ちていても、今ここに存在するそのこと自体に意味があります。かけがいのない自分ということについて考えてもらいたいと思います。(続く)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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