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議員の世襲制について

9月28日(土)
昨日、小泉元首相は、後援会に対して正式に引退を表明した。それと同時に、次男を跡継ぎに指名したという。改革だ、自民党を潰せだの言っていた人が世襲制に固執するのはなんとも奇妙な話だが、それが彼の実態だったのだろう。彼も3代目なのだから。

今度の麻生内閣の閣僚の7割近くが世襲議員だという。誰かが封建時代と同じだと言った。また北朝鮮じゃないんだからとも。北朝鮮を批判する人が何故日本の議員の世襲制に違和感を覚えないのだろうか。中には優秀な人もいるかもしれない、しかし現実は親の地盤を子が受け継ぎそれで当選するという構造になっている。その人の力量で議員になる訳ではない。

18人中11人の閣僚が世襲議員であるということ、ますます世襲議員が増えて行くという現状は何を意味するのか。民主主義や国民主権ということへの限りない逆行であるように思う。「平安時代の貴族社会と同じだ」と言った人がいるが、政治を行なう支配層の職業には血縁を持った貴族が位置し、生まれながらの庶民には額に汗して働いて税金を納めるしかないといった社会構造を作り上げ、それを容認する社会を成立させることになるのではないか。

世襲議員を多くを抱えた政党に何が出来るのだろうか。本当に国民の苦労が分かっているとは到底思えない。一切金の苦労もなく育った、世間を知らないボンボンに本当に国民の現状を認識する能力があるとは思えない。だから老人から金をむしりとったり、生活保護費を削減したり、障害者への負担を強化したり、平気で福祉切捨てをすることが出来るのだ。

また世襲ということで親から受け継いだ地盤と後援会との関係の中で地元への便宜供与が議員としての主要課題となる。国民目線でなく地元利害を優先することになる。道路族議員などはその際たるものだ。

中川元国土交通相は、成田空港に関してごね得だと言い、日本人は単一民族だと語り、日教組批判を行なった。これは閣僚としての人格を問われるだけでなく、人間としての人権感覚を疑うに余りある発言だ。何故このような常識すら持ち合わせていない、見識に乏しく、状況把握が出来ない議員が選ばれるのか、選んだ人たちの見識を問いたいと思う。

結局利権に基づく地元の人間関係に縛られたしがらみの中で選んでしまっているのだろう。しかし、ゼネコンと関係を持ちながら公共事業の発注によって地元に利益をもたらすという利益供与が出来なくなって来ている現状がある。また長い間道路族議員の票のもとであった道路特定財源の見直しの中で、それも利用しずらくなってきている。

このような中で、利益供与でなく政策と、その実効性が本当に問われていくのが今日の状況だろう。そういった意味で選挙で誰を選ぶかの選択が、一人一人に問われているのだろう。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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