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抗がん剤と体力消耗

10月8日(水)
 体力の回復が中々思うようにいかない。ハイキングとか旅行とかに行っても、その日は問題なくこなせるが、次の日には、ぐったりと疲れてしまう。

患者交流会で、病気になる前にテニスをしていたという人が3人集まった。急性骨髄性白血病の人と悪性リンパ腫の人と私だ。皆移植を受けている。移殖をして、退院後それぞれ2,3年経っている。職場復帰している人もいる。しかしあれほど好きだったテニスを満足にすることが出来ないということだ。ともかく走る事ができない。すぐ息が切れてしまう。5分と持たない。私も近所の公園に壁打ちに行ったが、5分位で疲れてしまい、続ける事をあきらめてしまった。

抗がん剤の影響はひたすら長く体を蝕んでいく。抗がん剤の服薬や、化学療法だけで寛解になった人は、それ程体力消耗が尾を引くことはない。移殖時の大量抗がん剤投与が最も問題だ。しかし、何年も抗がん剤治療を続けていると、副作用が蓄積されてくる。

◆ 私の場合まず、VAD療法でビンクリスチン(オンコビン・アルカイロイド系)0・4mg、アドリアシン(ドキソルビシン・抗生物質系)10mg、デキサメサゾン(デカドロン・副腎皮質ホルモン)40mgを4クルー行なった。

次に抹消血幹細胞採取時にはエトポシド(商品名ペプシド)というアルカロイド系の抗がん剤を使った。これを一日3時間かけて投与し3日間行なった。

一番問題は、移殖の前処置に使う大量抗がん剤だ。メルファラン(アルケラン)300mgを1時間で投与する。MP療法で使うメルファランは一日錠剤で6mgを3日服用するということに比べたらどれ程強力なものか分かるというものだ。

移殖を2回やった。移植後の体力消耗は激しく、退院してからもしばらくは半日位は横になっていた。移殖をした患者に聞いてみると皆2,3年は体力が回復しないといっている。4年経っても元に戻らないという人もいた。

次にMP療法ではメルファラン6mgと、プレドニン(ステロイド)を1日朝昼晩3回、計50mgを4日間服用し1ケ月休薬する。それを繰り返す。副作用としては白血球の低下。

ベルケード療法では、ベルケード 1.3 mg/m2の静脈注射。Day 1, 4, 8, 11に投与し、以後10日間休薬し21日を1クールとする。最も頻度の多い副作用は胃腸症状、疲労感、血小板減少、末梢神経障害。

その後、サリドマイドを1日100mg服用。最も一般的な副作用は、眠気、末梢神経障害、めまい、便秘、発疹、白血球減少症。

 MP療法と、サリドマイドは確かにあまり疲労感につながる副作用はなかったように思われる。しかし抗がん剤はすぐ効果が弱まっていくのに対して副作用だけは蓄積して、何年も患者を苦しめていくようだ。どうせなら効果も蓄積してくれれば、副作用の蓄積も我慢出来るというものだがそうはいかない。

また原発性マクログロブリン血症の特徴として、「悪性の形質細胞によって骨髄での正常な血液形成細胞の産生が妨げられると、貧血となり、脱力や疲労が生じます。」とあるように病気の症状の一つとして疲労感といった事がある。そういった複合的要素が重なり合ってなかなか体力の回復が望めない状態だ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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