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血液学会公開シンポジウム

10月12日(日)
京都に到着
10月12日、13時30分より16時30分までの3時間、国立京都国際会館のアネックスホールで「血液学会公開シンポジウム」が行なわれた。「ももの木」の関係で参加した。

東京駅を9時30分に出て、京都には11時50分に着いた。京都駅で荷物を預けようと思って探したが、そこいら中にロッカーがあるのだが、全て使用中だった。観光シーズンで連休のまっ只中だからだろう。

今晩泊まる宿を探すのに一苦労だった。1週間位前にYahooトラベルとかじゃらんとかで、ビジネスホテルをあたったが、13日以降は5~6000円の宿は幾らでもあるが、休前日は全て2倍3倍の値段になっている。2、3万円の宿はあるが、一番安くて1万5000円だった。通常だったら3日分泊まれる。しかし、やむをえない。

京都257早めだったが会場に向かった。地下鉄の烏丸線の終点が国際会館だ。京都駅から20分。地下鉄の駅を上がると森に囲まれた静かなたたずまいの中に、最近の建築の意匠を凝らした会館が聳えていた。内装は高級ホテル並で、アネックスホールは高い天井が音響効果を増しているように思われる。

会場に着くと、「ももの木」のメンバーが3人受付をしていた。田中医師と合わせて5人東京から参加というわけだ。時間があったので中庭を散策する。中央に池があり、橋を渡してあって、左右に日本庭園がある。小高くなった所からは、道を隔てて宝ケ池がありボートを漕いでいる風景が目に入る。京都らしくなかなか格調の高い庭だ。

シンポジウムの趣旨
今回のシンポジウムのテーマは「患者と医療者が一緒に考える患者学」で、サブテーマとして「患者学はじめの一歩」というものだった。日本血液学会、公益信託日本白血病研究基金、NPO法人白血病研究基金を育てる会の共催で行なわれた

学会が患者支援団体と共催し、医療者と患者を対象とし、両者の関係性をテーマにした公開シンポジウムを開くのは初めてで、「学会は社会性がないと言われてきたが、こうして患者支援団体に入ってもらってコミュニケーションしていくことは、学会にとっても良いことだと思う」(学術集会会長の須田年生氏・慶應義塾大医学部教授)という位置付けから開催された。

会場には約250人が詰め掛けた。患者支援団体からの活動報告を聞き、患者と医療者が共により良い医療やケア、患者のQOLの向上などについて考えていく「患者学」について様々な視点で報告があり、意見交換が行なわれた。

第一部 「患者支援団体の紹介」
NPO法人-血液情報広場・つばさ(がん電話情報センター)。NPO法人-グループ・ネクサス(悪性リンパ腫患者会)。にこにこトマト(子供の患者の支援)。日本骨髄腫患者の会。再生つばさの会(再生不良性貧血、骨髄異形成症候群など)。NPO法人-白血病研究基金を育てる会。この6団体からの活動報告が行なわれた。1団体8分という限られた時間だったが皆スクリーン映像をも駆使しながら、うまくまとめて報告していた。

第二部 「癒しと励まし」
清塚信也さんのピアノ演奏が行われた。最初の曲は「戦場のピアニスト」で御馴染みのショパンのノクターン(夜想曲)20番だった。演奏が終わって、清塚さんは「ショパンは結核と戦いながら、限られた命を燃やすようにして曲を作り続けていた。病は人生を全うするのにむしろ力を与えてくれるものだとショパンの曲を弾くと感じる。次の舟歌はあまり知られていないが、彼の想いが様々な形で表現されているので聞いてもらいたい。」と言って「舟歌」と弾き始めた。最後は自作の曲を演奏し彼の演奏を終えた。

曲の演奏から何を感じ取るのか、ショパンの曲から何を感じるのか。それは様々だろう。しかし曲の中にはショパンの生き様が色濃く反映されている。そしてそのことは同時に、病を背負った我々に何が出来るかの一つの有り方を示している。

手紙の朗読
患者から主治医への感謝の手紙が、清塚さんのピアノを伴奏として朗読された。娘の骨髄移植の成功を願う母親から、息子を白血病で亡くした母親から、若年で悪性リンパ腫になった患者から。闘病する男性の息子から、と4通の手紙が代読された。主治医の先生への心からの感謝の気持ちが表現されている。息子を亡くしながらも主治医に感謝する母親の気持ちには打たれるものがあった。

こういった素晴らしい主治医に恵まれた患者は幸せだなと思う反面、今の医療体制の中で医者の置かれた厳しい現状で、個々の患者へのフォローが十分行き届かない中で、医者個人の努力だけではどうにもならない状況にも思いを馳せざるを得なかった。

第二部の最後は市川団十郎さんのビデオレターが紹介された。病気になって回復するまでの経過や、家族、友人の励まし、舞台への想いなど切々と語られた。(続く)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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