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救急医療

11月5日(月)
救急患者の入院
 朝5時前、病室の開いているベッドの周辺が騒がしくなった。患者がストレッチャーで運ばれてきた。夜中に何事かと思った。看護師が暗闇の中で懐中電灯の明かりを頼りに次々と出入りする。誰かが天井の蛍光灯を付けたらまだ5時前で起床時間ではないのでといって消された。

 大体皆寝るのが早いから5時頃には眼が覚めている事が多い。そういう時は早く起床時間の6時にならないかなと待ち望んでいる、そういった時はやることがないから何が起こったかじっと聞き耳を立てている。
 
 救急車で運ばれてくる患者の大部分は、事故による外傷か、脳梗塞、胃腸障害などで運ばれてくるので1階の救命センターで救急処置された後は外科、内科、脳神経外科などの病棟に移動するので、血液内科に急患が救急車で運ばれてくることはめったにない。今回の場合も他の病棟のベットが空いてなかったのでここに運ばれて来たのだ。

 医者が何人か来て患者の状態について聞いたり検査したりする。腰から背中が激しく痛み痺れ耐えられず救急車を呼んだそうだ。血圧が200以上になり、病室に来る前に脳梗塞の疑いでCTの検査はしたという。CT検査上は脳の出血の兆候は見られなかったそうだが、詳しくはMRI検査が必要であるということだ。MRIで脳その他の血管の異常を調べ、腰や背中の痛みが内臓からか脳からきているものなのかを判断し治療方針を決めていく。
 
 当面は対処療法的に痛み止めを処方する他ないが、その根本原因を探すのに様々な検査が必要になるのだろう。また血圧が200以上というのは、爆弾を抱えているようなものであり、安静にして血圧を下げる薬を飲んでいないと心臓や脳の機能に重大な影響を与える恐れのある疾患に繋がる可能性がある。

 結論としてはMRIで脳に小さな血の塊が見つかり(脳血栓)、それが腕の動きを疎外して痺れに繋がっているので、血を溶かす薬を飲み、リハビリをしていく事が必要と言われていた。

救急病院・救急医療体制
 この病院は救急医療対応になっているのでなっているので真夜中でも救急車は出入りしている。しかし『ER・緊急救命室』の世界がこの病院の1階の救命センターで展開されてわけではない。この病院は二次救急医療対応病院であり、救急ベッド3床を確保し、医師(内科・外科・小児科)、看護師、放射線技師、検査技師による当直体制で取り組んでいる。二次救急医療とは入院治療を必要とする重症患者に対応する機関であり、都道府県が定めた医療圏域(二次医療圏)ごとに整備されている。肺炎、脳梗塞などに対応する。

 三次救急医療=救急救命センター(ER・緊急救命室)は二次救急医療では対応できない複数診療科にわたる処置が必要、または重篤な患者への対応機関であり、心筋梗塞、多発外傷、重症熱傷などに対応する。

  救急救命センターは、第一次、第二次の救急医療機関や救急患者の輸送機関との連携のもと、 重症や複数の診療領域にわたるすべての救急患者に対して、24時間体制による高度な救急医療を提供している。 平成18年12月1日現在、全国で201カ所設置されている。

 朝の採血結果では、血小板が2.9だった。ベルケード使用の下限が2.5なので予定通り4回目のベルケード投与を行った。これで第1サイクルは終わった。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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