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定期検診の日

11月12日(水)
2週間に一度の定期検診の日。血液検査の結果は以下の通り。

検査結果

 IgM   2003←1881←1803
 白血球  3.0←2.6←2.1
 血小板  14.3←17.0←15.9
 ヘモグロビン  11.0←11.2←11.3

IgMは2週間で、122上昇した。100前後という段階では、誤差の範囲内ともいえなくはないが、8月の1271から確実に、少しずつではあるが上昇している。医者の話では、しばらくは今の療法、サリドマイド100mg毎日と、シクロフォスファミド50mg1ケ月に7日間服用を続け、サリドマイドが保険適用になったら200mgに増やしてみようということだった。

もう一つの問題としてはカルシウム(Ca)が9.9だということで、これに対する対処が必要だと言われた。WMの一つの症状として「悪性の形質細胞が骨に浸潤すると、骨の密度が減少して骨が弱くなり(骨粗しょう症)、骨折しやすくなります。」(メルクマニュアル医学百科)とある。骨への浸潤は多発性骨髄腫だけの問題だと思っていたが、WMにも関係しているらしい。そういったことで今まで、錠剤でボナロン35mgを週一度服用していたが、今度はゾメタを試して見ようという事になった。ゾメタは多発性骨髄腫の治療で良く聞くビスホスホネートで、次回26日の定期検診の日に、点滴静注する。

血中カルシウムの基準値は8.4~9.7となっている。9月から9.2→9.4→9.7→9.9と確かに徐々に上がってきてはいる。しかしゾメタまでやる必要があるのかなと若干は思う。

ゾメタ等のビスホスホネートは破骨細胞の働きを抑え、がん細胞が骨に住み着きにくくして骨転移の進行を抑える。これによって骨がもろくなるのを抑えたり、症状の発現を遅らせたり軽くする。ゾメタの主な副作用の症状は「発熱」「嘔気」「けん怠感」などが報告されている。

病院の待合室で知り合いと出会った。その人は急性リンパ性白血病で6年前退院後再発していないが心配だからと2ケ月に1度検査に来ているという。丁度検査結果を見ていたら偶然にもカルシウム値が全く同じ9.9だったが、医者には何も言われていない。WMの場合は骨への浸潤の危険性があるので予防的な意味も含めてゾメタの点滴を行なおうとしているのだろう。

入院中の友人
診断を終わって、食道がんの友人の所に見舞いに行った。彼は寝たきりで目は空けているのだが身動きしない、話しかけても返事をしない。食道がやられ声が出ないのかと聞いても、全く反応しない。一体どうしてしまったのだろう。医者に聞くにも家族以外には病気のことを話すわけはない。先週の土曜日に面会に行った時には、元気で30分位話し続けていた位だったのに。

恐らく抗がん剤治療を始め、そのダメージによる体の極端な消耗があるのだろう。今日の点滴の内容は、栄養剤とソルデムとオメプラール(胃薬)だった。大量のソルデムを入れているということは抗がん剤を抜くためだろう。しかし友人のそんな姿を見るのはあまりにも辛い気がした。がん細胞が全身に転移し、病状が極めて悪化しており、快方に向かう展望は極めて低いのは確かだが、それにしても入院から一週間で身動きも出来ない状態とはあまりにも酷過ぎる。次回行った時にはまた元気で話をして欲しいものだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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 ゾメタですか。MM患者ではよく目にしますが。って,そもそも情報発信しているWM患者が少なすぎるので,WMでいままで目にしなかっただけなのかもしれません。
 わたしの場合,Caは初診時にはかったのみで,9.0でした。
 そのときの検査値表では基準値8.5-10.5となっていますので,その基準では9.9は基準値内です。9.9でゾメタというのは,まだ早いという気がするのですが,Caは厳密な管理が必要なのでしょうか。
 8.5-10.5も8.4~9.7も,基準値範囲がせますぎという気がします。

 三菱化学メディエンスの基準値は8.4~10.4 でした。
http://data.medience.co.jp/compendium/main.asp?field=01&m_class=09&s_class=0005

三菱化学メディエンスの基準値は8.4~10.4という数値も見ていますが、病院で出されている基準値は9.7です。今回の9.9位であればボナロンで十分だと思って、ゾメタまでやる必要があるかどうかは疑問に思って聞いたのですが、やった方がいいとしか言われなかったので何とも判断しようがありません。なるべく強い薬は避けたいのは山々ですが、医者には何らかの判断根拠があるのでしょう。次回の診断の時にもう少し詳しくゾメタをやる根拠について聞いてみるつもりです。

ご無沙汰していました。
相変わらず活動的な日々を過ごされているようで、感服いたします。私は、どちらかと言うと引きこもりタイプなので、羨ましくも思っています。

さて、いつも質問ばかりして恐縮なのですが、WMの情報を教えてくれる患者さんは少ないので、ついつい…
もしよろしければ、教えてください。

アルブミンの最近の値はどのくらいですか。
カルシウム値は、IgM8000~9000の頃は高かったのでしょうか。
ボナロンはいつから飲み始めましたか。飲み始めのきっかけは何かありましたか。骨密度の測定はされていますか。
保険適用のサリドマイドは、いつ頃入手できるとお考えですか。
インフルエンザの予防接種はされていますか。

話は変わりますが、yosimineさんは、哲学が専門だったと思います。最近、樋野興夫著「がん哲学外来の話」小学館 という本を読みました。「哲学」に惹かれたのですが、がん医学の難しいところを簡単に説明することや、医学以外のがん関係よろず相談が「がん哲学外来」のようでした。

また、風邪の季節がやって来ました。私は、マスク着用を始めました。お互い注意したいですね。

いつも色々情報を提供してもらって感謝しております。病院から貰う血液検査結果の一覧表の項目がその時々によって違っているので、正確に応えられませんが分かる範囲で書きます。
■アルブミンの最近の値はどのくらいですか。
 最近はアルブミンの項目がなく、手元にある血液検査結果での一番新しい数値は、2008年4月2日のもので4.5です。今度検査の時、医者聞いてみます。計測していてもそれが全て書かれているわけではないようです。手元にあるそれ以前の計測結果では全て4.2~4.7の間です。恐らく今もあまり変わっていないと思います。

■カルシウム値は、IgM8000~9000の頃は高かったのでしょうか。
入院中の血液検査の数値は基本的なものしか渡されていません。その頃のカルシウム値は分かりません。2006年11月3日の数値が最初に一覧表に出てきた数値で8.3でした。それ以降最高10.1でそれ以上の数値はなく、全て基準値(8.4~10.4)内でした。

■ボナロンはいつから飲み始めましたか。飲み始めのきっかけは何かありましたか。骨密度の測定はされていますか。
MP療法(2006年5月~)を始めてから、あまり効果がないので、メルファランを増やすわけにはいかないということでプレドニンを通常の2倍に増やしました。それによって、中性脂肪値が急激に増え7月には586まで上昇しました。これについてはベザトールで対応しました。これと関連して、ステロイドの副作用として骨粗しょう症の心配がでてきて、そのためにボナロンを服用することになりました。
この時骨密度の測定をして欲しいといった所、カルシウム値でおおよそ分かるから、上昇が激しくなったらして見ようということで骨密度検査は一度もしていません。
MP療法を終え、ベルケードに変わり、このときもデカドロンを使っていたので、ベザトールとボナロンの服用は続けました。サリドマイド療法になりステロイドを使わなくなって、医者にボナロンはもう必要ないのではないかと聞いたところ、骨髄腫細胞が骨に浸潤することもあるので、その予防として服用続けるようにと言われ今に至っています。今ゾメタを勧められていますが、あまり納得がいきません。

■保険適用のサリドマイドは、いつ頃入手できるとお考えですか。
日本骨髄腫患者の会の情報では年内の販売開始のため製薬会社は頑張っているということだけで、それ以上は分かりません。病院の担当医も何も聞いていないということです。

■インフルエンザの予防接種はされていますか。
今年のインフルエンザは既に大阪で例年より2ケ月早く猛威をふるっているということです。毎年医者からインフルエンザの予防接種を受けるよう言われています。抗がん剤との兼ね合いで効果があまりないのではないかといった話も聞いたことがありますが、医者からやった方がいいと言われたということはそれなりの効果が認められるのではないかと思います。

入院当初はあまり血液検査の資料を医者に強く要請しなかった事で、初期の資料はあまりないのです。役に立つ情報を提供できず申し訳ないのですが、上記が今提供できる情報です。

早速、ご丁寧な返事を頂きありがとうございます。

Alb値ですが、WM ・MMの患者は、低値のことが多く、この場合は、Ca値は、補正Ca値で判断しているようです。(例えば、Alb値3.5の場合、Ca値9.9は、10.4と見做されます)
それで質問したのですが、4以上あり、補正の必要は無く、それほど高い数値ではないと考えられます。しかし、0.1/週程度の上昇は、徐々というよりは、かなりのスピードで上昇という感じがします。
なお、Alb値は、予後因子の一つですが、この因子に関しては、予後不良ではないようですね。

昔のIgMを質問したのは、腫瘍細胞の量(IgM値)とCa値が連動しているかを知りたかったのですが、最近、溶骨が始まったのか、昔からIgMが高い時は、溶骨していたのか、よく分からないですね。

私は、骨密度検査は、1度した方が良いと考えています。骨密度は、加齢やCa不足によっても低下するので、自分のベース密度がいくらかは、今後比較するためにもチェックしておかれてはと思います。
(私は、Ca値は高くも低くもないですが、昨年から測り始め、1年でやや低下しており、骨粗鬆症予備軍と言われています。)

サリドマイドの保険適用剤の入手開始は、今年中は微妙な様で、後一月半程度は、現治療を続けざるを得ない一方、ボナロンを使用しているのに、かなりの速さで増加し始めているので、取り敢えずは、ゾメタで抑えておこうという事でしょうか。
ゆっくり進行する骨粗鬆症なら、ボナロンでも抑えられそうな気がしますが、MMの様な急速な溶骨だとちょっと心配ですね。
やはり、IGM-MMに隣接しているWMなのでしょうか。

治療がうまくいきます様に。

専門的名知識を駆使しての説明は中々説得力があります。医者もこの位分析的に説明してくれると有難いのですが。いつも色々と知恵を拝借してもらって助かります。治療に役立てて行きたいと思っています。それから紹介をして頂いた『がん哲学外来の話』は是非手に入れて読んでみたいと思います。わざわざ知らせてもらって有難うございます。
プロフィール

yosimine

Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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