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Author:yosimine
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治療・病状日誌
原発性マクログロブリン血症という血液ガンに罹り、2005年12月に入院し2回の移植を行ったが再発し、自宅治療をしていたが10月24日再入院し12月28日退院した。その後通院で治療を継続している。治療経過・病状・日々感じたことを日記として綴ってみたい。
骨髄移植・臍帯血移植「ありがとうキャンペーン」パレード
12月22日(月)
昨日、NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会主催で、「ありがとうキャンペーン」のパレードが、水谷橋公園から、日比谷公園まで行なわれた。風が強く、ブラカードやのぼりを持っての行進は若干辛いものがあったが皆元気で、最後までパレードを行なった。
クリスマス近くだということで、サンタクロースの格好をした人や、トナカイの角をあしらった髪飾り、三角の帽子など被り、骨髄やさい帯血を提供してくれたドナーさん、バンク設立からこれまでかかわって下さった全ての方に「ありがとう」の感謝の言葉を届けるためのパレードだ。キティちゃんやスギッチ(秋田県のマスコット)の着ぐるみを着てバレードを盛り上げていた。
1993年1月の日本骨髄バンク第1例の骨髄移植が、1992年2月に国内初の非血縁者間さい帯血移植が行われた。そして一昨日12月3日に骨髄移植が10,000例に、さい帯血移植がその前日の2日に5,000例に到達した。そのことへの感謝の意味を込めたパレードだ。
12時30分に銀座1丁目・ホテル西洋東側の水谷橋公園に集合。この公園はビルの谷間に挟まれた小さな公園だが、数寄屋橋を通り日比谷公園から国会に向かうデモには使いやすい公園だ。昔、国会請願行動などで使った事がある。
12時50分 主催者挨拶があり厚生省からも来賓挨拶があった。13時 パレード出発、銀座さくら通りを西進、外堀通りを左折、13時30分 数寄屋橋交差点通過、13時40分 日比谷公園幸門到着というコースだ。この位なら体力的な制約を持っている元患者でもこなせる距離だ。
現在骨髄バンクに登録している人は30万人いるというが、中々適合者を見つける事ができない。また登録していても移植が決まり、造血幹細胞採取の詳しい説明を聞いて躊躇する人も出てくる。造血幹細胞採取には最低4日間の入院が必要で、採取の際全身麻酔が必要となる。陽骨に針を刺し骨髄液を1回数ml〜10mlずつ、50回ほどにわたって採取する。所要時間は1時間位。また3〜1週間前に輸血用の血液を採取しておかなければならない。このように時間もかかり体への負担もかなりある。言わば犠牲的精神の持ち主でなければ中々提供者にはなれない。
私は自己抹消血幹細胞移殖を行った。そのための末梢血幹細胞採取は、血液成分分離装置を用いて移植に必要な量を採取する。静脈中心カテーテルから出ている2本の管の一本から血液を採取し、分離装置を通して、もう一本の管で再び血液を体に戻す。1リットル位の血を入れ替えたという。
この採取に当たって使用したのはエドポシドというアルカロイド系の抗がん剤で、以前のVAD療法とは比べ物にならないほど強烈なダメージを体に与えた。抗がん剤で白血球を0に近づけ、G−CSFを投入し、白血球が上昇する時に、血液中の造血幹細胞も増加する。そのタイミングを狙って採取する。
自己抹消血幹細胞移殖は2度行なった。タンデム移植という。その後、再発した時に同種移植の可能性もありうるということで、妹と弟に血液検査をしてもらったが、二人とも適合しなかった。全くの他人からの移植だと体にかなりの負担がかかるので同種移植はしないことになった。
同種移植のメリットについて国立がんセンターに資料には以下のように書いてある。「同種移植は自己移植に比べて、1)移植片中に腫瘍細胞の混入がなく、2)移植免疫反応に基づくドナーリンパ球の骨髄腫細胞の増殖抑制効果、すなわち移植片対骨髄腫(Graft-versus-myeloma:GVM)効果が期待できます。このGVM効果は、自己移植に比べて同種移植のほうが移植後の再発が少ないことです。」
原発性マクログロブリン血症や多発性骨髄腫では、自分の造血幹細胞が使用できるが、白血病など造血幹細胞自身に問題がある病気では、ドナーからの骨髄移殖か臍帯血移植しかない。しかし中々6種類のNLAが適合する事がない、4、5種類の適合でも行なう事があるが、移植後のGVHDに悩まされることになる。
その点臍帯血移植は適合性の問題がないので非常に使いやすいとは思う。だが、正常細胞の生着に時間がかかる。骨髄移植と臍帯移殖の両方で補い合いながら、多くの患者の命を救ってきた。このことへの感謝の気持ちを持って12月21日の「ありがとうキャンペーン」のパレードが催されたのだ。
テーマ:
雑記
- ジャンル:
日記
【2008/12/22 13:13】
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