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金融恐慌と日本の今

12月27日(土)
原油価格高騰の原因
あるテレビ番組でコメンテーターが発言していた。原油価格が下落している。原油価格高騰の原因を投機マネー以外に中国やインドの需要の拡大を上げていたが、現在投機マナーが引き上げられた段階で、サブプライムローンの破綻で行き場を失った投機マネーが原油や食料に雪崩れ込んだ結果、原油価格が上昇していた事が明らかになった。結局値を吊り上げていたのは投機マネーだったのだ。

米国はエネルギー、食料、金融による世界支配を目指し、そのために戦争を仕掛け、世界中に怨念を撒き散らした、反米感情を世界中に広く植えつけた。金の力で他国に対する傲慢な支配を目論んだ。しかしその金が力を失っていった。

米国発の世界的金融危機
9月、金融危機はリーマンブラザーズなどの投資銀行からアメリカ最大の保険会社AIGの破綻へと拡大し、いまや金融危機というより金融恐慌へ発展した。これは世界支配を続けてきた米国の新自由主義に基づく市場原理主義の破綻であり、米国の一国覇権主義の終焉を物語る。つまり基準通貨ドルの凋落が結果し、世界は政治的にも経済的にも新たな秩序を構築する段階に入っている。

この金融危機が世界中に広まっていった。いかに大量の投機マネーが世界中に蔓延していたのかが分る。投資銀行や保険会社は集めた金を値が上がりそうな物に投機する。その利益を株主や出資者に還元する。しかし投機対象の値が下がれば、そして今回のように全ての投機対象が値下がりすれば配当は出来などころではなく会社存続もできなくなる。

資本主義はギャンブルである

「資本主義の本質はギャンブルである」といった人がいた。ギャンブルである限り、「危険を冒さなければ、栄光はない」のであって、これはカジノでも競馬でも全く同じである。貧乏人は競馬で一発勝負をし大損をする。金持ちが危険を分散して幾つかの種類を買うから大損をするということはない。そうやって資本主義は金持ちのやり方で勝負してきたのだ。しかし今回はつぎ込んだ全ての対象から配当が得られなかったのだから、破産したのだ。

1980年代後半の土地バブルの崩壊を日本は経験しているはずだ。これを今回の事態でどこまで教訓化しているのだろうか。今日の世界金融システムのバブルが弾けたということは、まさに資本主義というものの本質が露呈したに過ぎない。

ケラー大統領の発言
この状況に対して、ドイツのケーラー大統領は語る。彼は3年前に、今回破綻した金融派生商品(デリバティブ)などを「国際金融市場の怪物」と指摘していた。彼は今の状態に対して発言している。「経済界は身から金塊が得られると信じた」「この軽業師どもは経済実態の別れを告げて、利回りの増大だけを考えた。経済の基本倫理に決別し、多数社会との掛け金が外れて転落した」と。そして新たな経済秩序として「貧困と気候変動との戦いをグローバル経済の新機軸とすべきだ」と主張する。(梶村太一郎氏の文からの引用)

日本の現状

日本に世界的な経済危機が深まる中、国内の雇用情勢悪化が加速している。厚生労働省のまとめによると、雇用契約が更新されなかったり途中で打ち切られたりする「派遣切り」が製造業を中心に広がり、今年度内に職を失う非正規労働者は8万5000人(12月19日調査時点)に上った。製造業の非正規労働者は100万人と言われ、その8%もの人が半年のうちに職を失う計算だ。(12/26時事通信)

真っ先に解雇されるのが派遣労働者だ。これも小泉改革の名の下に行われた規制緩和路線に基づく大企業の労働者使い捨て方式に利するための派遣法改悪の結果なのだ。今回の大不況は正社員にも及んでいる、大企業においても正社員のリストラが始まっている。内定取り消しもかなりの数になっている。製造業の下請け企業も発注減で経営が成り立たなくなって来ているところが多い。大企業から中小、零細企業を貫いた不況の波が押し寄せてきている。

これがアメリカ発金融危機の日本での現実となって来ている。抜本的な金融政策が求められている。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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