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余命について

12月29日(月)
骨髄腫患者の最多死亡年齢
日本骨髄腫研究会編 『多発性骨髄腫の診療指針第2版』に次のように書かれていた。「多発性骨髄腫の死亡者数は75~79歳の年齢階級で最も多いが、同じ年齢階級の死亡者総数に対する骨髄腫による死亡者の割合を比較すると、60歳を越えると急に高くなり、85~89歳で最も高く、かつ、いずれの階級年齢でも死亡者総数に対する骨髄腫による死亡者の割合は、男性は女性より高率である。」

診断時の年齢中央値は男性65歳、女性67歳、年齢階級別では60歳代が最も高かった。高齢者が増加すれば、多発性骨髄腫の患者は増加する。

この統計は多発性骨髄腫のものだが、原発性マクログロブリン血症もほぼ同じような診断時の中央年齢や死亡者数の中央値を示すことだろう。これはあくまでも統計的平均値的なものでしかない。同じ病気でも人によって全く違った現れ方や予後が存在している。しかしやはり統計数値というものは気になるものだ。

平均寿命
ところで、「日本における平均寿命は、2005年(平成17)の第20回完全生命表によると、男78.56年(歳)、女85.52年(歳)で、2000年に比べ男1.24年、女0.08年の延びをみせ、史上最高となった。ちなみに、第二次世界大戦前に作成された最後の生命表である第6回生命表(1935~36年調査)によると、男46.92年、女49.63年であった。」(Yahoo百科)と書かれていた。

国立がんセンターの「がん情報サービス」の中に「原発性マクログロブリン血症の予後(治療後の生存期間)は治療効果によって異なります。半数以上の人が生存できる期間は有効例(抗がん剤が効いた場合)で5~7年、無効例で3~4年と言われています。」と書かれていた。多発性骨髄腫や原発性マクログロブリン血症の治療薬は年々新しく開発され治療効果を高めているので、余命に関する数値はかなり違ってきているとは思う。

病気の発症年齢が高いので、例え余命が限られたていたとしても平均寿命に近い年齢で死亡しているとも言えなくはない。75~79歳で死亡する人が一番多いというのだから。つまりこう見ると平均寿命と余命との差があまり感じられないような気がする。現在3人に1人ががんで死んでいる。その中の1人になるということだ。

余命宣告
入院して検査の結果、原発性マクログロブリン血症であると病名を告げられ、「余命5年」と宣告された。私は最悪の事を言うのが医者だと思っていたからあまりこの言葉を気にしなかったが、まだ若くて小さい子供を抱えている様な人が、こう言われたら絶望のどん底に突き落とされ悲惨な気持ちで日々過ごしていくことになるだろう。

しかしこれはあくまでも統計数値でしかない。つまりこの病気に罹った大部分の人が65歳以上だったのでそういった結果が統計数値として現れたに過ぎない。

医者の説明不足もはなはだしいと思う。余命を宣告するなら、その統計数値の根拠を示すべきなのであって、それを一般化して宣告すべきではないと思う。余命宣告がどれ程患者の気持ちを逆撫でするかを医者も少しは考えてもらいたいものだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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