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定期健診の日

1月7日(水)
2週間1度の定期健診の日。血液検査の結果は以下の通り。

検査結果
 IgM    1518←1659←1791←2225
 白血球  3.0←1.5←2.4
 血小板  12.2←12.8←13.3
 ヘモグロビン  11.0←11.0←11.0


 IgMが着実に減り続けている。いい傾向だ。白血球も持ち直してきている。サリドマイドが認可されそろそろ各病院で提供への準備が始まりつつある。しかし、医者が言うには手続きが非常に煩雑で、2週間に一度講習を受けなければならいという。それでなくとも忙しい医者に負担をかけるのは悪い気がしてしまう。今だったら既に厚生労働省に対する最初の手続きが終わっているので、ファックス1枚輸入代行業者に送れば、2、3日後には医者の下に薬が届く仕組みになっている。

12月24日、前回の検診の後、サリドマイド4ヶ月分(100mg×28×4)を申し込んだ。10月から英国の製薬メーカーが100mg28日分を196ポンドから、244ポンドに値上げした。日本で認可されることを見越しての値上げではないかと医者が言っていた。しかしこの頃からポンドが大幅に下落した。

3月には1ポンド250円位であったのが、12月には130円と約半額になった。値上げ分を補うに十分である。結局今回の4ヶ月分の仕入れ価格は米ドルで換算され、輸入送料・手数料を含めて1764USドルになった。薬の購入日12月25日の為替レートでは1ドル90円だった。日本円に直すと15万9千円となる。月に直すと4万円程だ。認可されたサリドマイドが月100mg28日分で5万9000円かかることになるといわれている。2万円も安い事になる。

さらに認可されたサリドマイドを手に入れるための手続きの煩雑さ、登録制などさまざまな制約があり輸入品より高額であることを考えるとこのまま輸入品を仕入れていた方が楽な気がするし、医者もそうして欲しいと暗に言っていた。

確かに輸入品を扱ってくれる病院が近くにない人にとっては、サリドマイドの認可は救世主的意味合いが大きいことは確かだ。しかし多発性骨髄腫や原発性マクログロブリン血症など高齢者がかかる血液がんにとって極めて重要な薬であるサリドマイドの使用料が、月5万9千円というのはかなりの負担になるのは確かだ。

 年金暮らしの人も多いだろうが、国民老齢年金の支給額が月79,000円だからその大部分がサリドマイド購入費で消えてしまうことになる。他の医療費を合わせると月々の医療費は7、8万はかかるだろう。とても使用できる薬ではなくなってしまったような気がする。高額療養費制度で44,400円以上は3ケ月後に戻るが定期的出費となる。

薬価算定基準というものがあるのだろうが、厚生省はサリドマイドの1錠6500円という高額の数字をどこから導き出したのだろう。安全管理コストがかかるということもあるだろうが、これだと結局認可されても年金暮らしの人は使えないことになる。日本骨髄腫患者の会の役員の人の並々ならぬ努力で、やっとサリドマイドの認可にこぎつけたのに、その努力に水を指すような高値になってしまった。きわめて残念なことだ。

例えば今インドからサリドマイドを仕入れている人は、認可されたサリドマイドを手に入れるために10倍近くの金を支払うことになる。今の1錠600円が6500円になる。保険を利かしても1950円という額だ。折角認可されても、経済的理由でインドからの輸入を続けざるを得ないだろう。どうにかもう少し安くなる方法はないのだろうか。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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 IgM連続低下,おめでとうございます。(^^)
 今回は白血球もほぼ標準値で,悪くなったのは血小板くらいですね。
 あちらを立てればこちらが立たずで,従来型の抗がん剤では,なかなかオールOKとはいかないようです。
 サリドマイドが認可されたあとも,輸入は可能なんですね。
 それだったら,みな,安いほうに流れますね。
 輸入手続は繁雑(はんざつ)とはいえ,なんとか管理システムに比べれば,まだマシ。
 でも,ほとんどが輸入になると,なんとか管理システム自体が無意味なものになってしまいます。
 販売量が少ないと,藤本製薬もサリドマイドを生産中止してしまうかも。
 なんとか管理システムがもっと患者,医師,製薬会社に負担の少ないものになれば,価格も下がり,売り上げは上がり,みなしあわせになれると思うのですが,だれがじゃまをしているのでしょうか。

サリドマイド認可に当たっての日本骨髄腫患者の会の役員の方の苦労を考えると文句を言える立場ではないのですが、やはりこの高値は何とかしてもらいたいです。日本での生産・販売に向けて色々な製薬会社をあたりやっと藤本製薬が生産を引き受けてくれたという経過もあり、厚生労働所の担当者もかなり熱心に認可に向けて動いてくれたということもあって、なかなか正面きって文句も言えない事情は重々分るような気がします。しかし使用する患者は生活がかかっているので出来るだけ安いものを買いたいと思うのは当然なので、どうにかしてもらいたいと思います。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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