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入院するにあたって何を考えたか

1月26日(月)

2、抗がん剤治療(化学療法)

形質細胞性腫瘍(がん)の治療には、化学療法、放射線療法、外科療法などが用いられる。抗がん剤を用いる治療法を化学療法という。薬剤の投与には主に静脈注射と内服で行われる。化学療法では薬が血液に中に入リ、全身を巡る為体内の様々な所に広がった腫瘍細胞を殺すことが出来る。通常2種類以上の抗がん剤を組み合わせて用いるが、その組み合わせ方法や量は病気の種類や状態によって変わってくる。

がんに対する薬は現在約100種類近くあり、形質細胞腫瘍に関しても数十種類ある。抗がん剤の種類として、①代謝拮抗剤-がん細胞に含まれる酵素を利用し細胞の分裂増殖を阻害する。②アルキルカ剤-DNAの遺伝子情報を阻害し合成を阻止する。③抗がん性抗生物質-細菌や黴に効く構造をもった抗生物質を化学変化させたもの。④植物アルカロイド製剤-がん細胞の分裂を抑える。⑤副腎皮質ホルモン-リンパ系腫瘍に対して抗腫瘍性効果を持つ。その他。これらの薬をどのように組み立てるかは非常に難しい判断である。

患者の病状に対する経験と蓄積による他ない。そして私に対して選ばれた薬がフルダラビンであった。この薬は代謝拮抗剤に属し、副作用も比較的少なく、日本では保険が利いたばかりの新薬で、アメリカでは高い実績が評価されている薬であった。それでもこの薬は奏効率60%だった。これを抗がん剤として選択し使用することになった。

治療を受ける前に抗がん剤が効くか否か予測できないのか。「抗がん剤感受性テスト(がん細胞を抗がん剤と接触させ増殖の抑制を見る検査)」というものがあるが、現在の所、有効性は不十分で一般的には用いられていない、ということである。

抗がん剤にとって一番の問題は副作用(薬物有害反応)だ。抗がん剤はがん細胞を殺すが、正常細胞も同時に破壊作用を及す。副作用としては①口腔-口内炎、②消化官内(胃腸)の粘膜-吐き気、嘔吐、下痢、便秘、③髪の毛-脱毛、④骨髄抑制-白血球、赤血球、血小板の減少。白血球減少による感染症、合併症。⑤肝機能障害、⑥腎機能障害などがある。

この避けられない副作用治療もがん治療の大きない位置を占めている。抗がん剤は効果をあらわす量と薬物有害反応を出す量が同一、あるいは逆転している場合がある。従って抗がん剤の投与量は厳密に決められ、副作用との兼ね合いで投与していかなければならない。それを何回か行いながら治療効果を上げていく他ない。また薬の量も体力との兼ね合いで決めなければならずきわめて時間のかかる療法である。

3、入院中何をしていくのか。     

 「人生万事塞翁が馬」と言おうが、この降って涌いたような3ケ月から半年に渡る入院生活を強要されてもどう対応したらいいのか。まさに青天の霹靂だ。

1日10時間以上仕事をし、土日も出勤していた私が抜け職場は大丈夫だろうか、など不安は残った。確かに今回の怪我は、皆が言うように「怪我の光明」で足の指に物を落とさなかったら血液検査もしなかっただろうし、マクログロブリン血症は発見できなかった。がんにとって早期発見は再重大事だ。毎年1度の定期健康診断では血液の蛋白の量を調べてなく発見出来なかった。

しかし幾ら考えもどうにかなるものではない。運命は受け入れなければならない。消極的に嘆き絶望するのも人生、積極的に受け入れ活用していくのも人生。それならば投げ与えられた運命を投げ返すことが必要だろう。がん治療は苦しいといわれるが、読んだり書いたりする時間はたっぷりあるそれをいかに有効に生かすか。

幸いパソコンは持ち込める。本は消灯時間以外いくら読んでてもいい。テレビもある。DVDプイヤーを持ち込み、レンタルDVDを借りてきてもらえば、レンタルDVDは幾らでも見られる。音楽もCDプレイヤーで聞ける。

今まで仕事が忙しく、時間のほとんどを仕事で費やし、家にいる時、読書などは絶対に出来ない。いつも夜遅くなって家に帰れば酒を飲んで、テレビを見てる位だ。この入院中にしか出来ないことを探そう、それによって少しは意義のある時間を作れるだろう。最低病状日誌だけは書いておこうと決めた。毎日の出来事を有りのまま気がついたことなどを写実していくことによって自己反省の材料として行こう。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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デンガドロン

私も一日二つぶ、四日間 吐き気防止で、デンガドロン はじめました。
太ったり。しましたか

デキサメタゾン

随分古い記事にたどり着きましたね。デキサメタゾンを吐気防止に使ったことはありませんが、効能の所に書いてありましたが「抗がん薬に伴う悪心・嘔吐の防止」に効果的であるというので効く事を期待しています。

デキサメタゾンの薬品名はデカドロン、デキサート、レナデックスと3種類あります。昔はデカドロンしかありませんでした。錠剤で服用する時は0.5mgのものしかなく、1日40mg服用する場合80錠の飲まなければならないので大変でした。

今ではレナデックスという薬が出来て4mg錠なっていて10錠服用すれば良くなっています。点滴の場合デカドロンだと40mgでしたが、ジェネリックのデキサートが出来て33mgを点滴しています。

私の場合今の治療では本来週1度40mgの服用が必要ですが、体の負担を考えて20mgを2日に分けて服用しています。今はデキサメタゾンの低用量の処方ですが、高用量の処方の時には40mgを4日間服用し、4日間休薬、また同じ事を4クール繰り返すという事をやったことがありますが、眠れないこと、疲れやすいことも含めかなり体に負担がかかりました。

ステロイ剤は食欲を亢進させる働きがあるということです。抗がん剤治療で入院している時ステロイドを服用していましたが、病院食では足りずカップラーメンなどをおやつとして食べていて体重も増えました。またムーンフェースといって顔が丸くなるという副作用もあるということです。

体力を落とさないようにしかも食べすぎないように注意しましょう。ステロイド剤は糖尿病や高脂血症をも誘発します。原因は脂肪分と栄養分の取りすぎからきます。バランス良い食生活を営まれることが必要です。
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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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