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都立庭園-5(2) 小石川後楽園

2月21日(土)
天気も良く池袋に用があって出かけたついでに、少し足を伸ばし、丸の内線で後楽園まで行った。小石川後楽園では、梅の見頃にあわせ「春を呼ぶ小石川後楽園・黄門様のお庭で梅まつり」と銘うって2月14日から梅まつりを行なっていた。

小石川後楽園は、昨年1月末に病院での定期検診の帰りに行ったがその時梅は全く咲いていなかった。ここの梅林には約20種類、120本の紅梅・白梅が植えられており、花の見ごろには、「辺り一面に馥郁たる香りが漂い、和やかな趣を感じさせてくれる。」と書いてあった。土産物屋や軽飲食店が出店され、水戸の名産品が売られ甘酒や梅の饅頭などが飲食できる。

小石川後楽園は明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっている。又京都の風景を至る所に取り入れている。庭園は池を中心にした「回遊式泉水庭園」になっている。昨年行った時は寒かった事もあってざっと回っただけだった。今回は案内パンフレットに従って解説を読みながらゆっくり回ってみた。

最初に目に付くのは樹齢60年と言われる枝垂桜だ、3月には花を咲かせる。そしてこの庭の中心的景観は公園の中央に位置する池である。大泉水と呼ばれ蓬莱島と徳大寺石を配し、琵琶湖を表現した景色を造り出したものだ。

Itabas_convert_20101128141510.jpg 大泉水

順路に従っていくと小廬山という小高い山がある。一面ブンゴザサでおおわれた、円い築山。その姿、形が中国の景勝地・廬山に似ていることから江戸の儒学者・林羅山が名づけたもので、山頂より庭園を見おろせる。

そこから直ぐに大堰川を渡る。この庭園で河の景色を代表する場所。その名は、京都嵐山の下を流れる大堰川にちなんでいるという。

西湖提を見ながら、音和の滝を眺め、清水観音堂跡を通り、朱色の真新しいアーチ型の通天橋を渡り、得仁堂(上の写真)に出る。この建物は、光圀18歳の時、史記「伯夷列伝」を読み感銘を受け、伯夷、叔斉の木像を安置した堂で、得仁堂の名前は孔子が伯夷・叔斉を評して「求仁得仁」と語ったことによる。そこからまた池の袂に出て、白糸の滝を見ながら円月橋に向かう。

円月橋は、明の儒学者朱舜水が設計したといわれる石橋。水面に映る様子が満月のように見えるので、この名がつけられた。

out.jpg 円月橋

円月橋から急な坂を登り、愛宕坂という階段が34段ある小高い丘の頂上にでる。そこには八掛堂跡や小町塚がある。そこを下っていると目的の梅林だ。紅梅の蝶千鳥、白梅の白加賀、ピンクの道知辺等120本の梅ノ木がほぼ満開といっていいほど花を咲かせている。梅の香りがあたりに漂う。早咲きの冬至や八重寒紅はもう花を落としていた。梅林の入口付近の広場には赤い毛氈の敷かれた長いすが置かれ休憩所となっており、土産物屋や飲食で店が並んでいる。

5_convert_20090221132904.jpg 梅林

園の北側地域は、景観が一変する。稲田、花菖蒲、藤棚の田園風景が展開する。庭園の中に稲田があるのは珍しい。これは農民の苦労を、水戸光圀が彼の嗣子・綱条の夫人に教えようと作った田圃だ。そこからしばらく池のほとりを歩くと内庭に出る。

内庭(下の写真)は水戸藩の書院の庭としてあった所で、昔は唐門をへだてて、大泉水のある「後園」と分かれていた。江戸時代は「うちの御庭」と呼ばれた、池を中心にした純日本式の庭園だ。内庭の奥にあるJR水道橋駅よりの東門が2月14日から22日の間開門していて便利だ。

s-IMG_0088_convert_20101130000613.jpg 内庭

寝覚の滝や木曽川、龍田川と名付けられた川を見ながら西行堂跡に登り、そこから出発点の入口には直ぐだ。ボランティアの無料ガイドが11:00と14:00にあるらしいが、時間が合わず説明を聞く事ができなかた。

今回は梅を堪能できたので良かった。光圀は水戸偕楽園に習って、この後楽園にも梅林を作った。光圀は号を「梅里」と称するほど梅を好んだという。それだけあってここの梅林はなかなか見応えのあるものだった。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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