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今日の採血結果は

11月14日(水)
 3日間連続の快晴だ。5時半頃から空は白み始め、45分位になると朝焼けが東の上空を覆ってくる。6時少し過ぎる頃、遠方のなだらかなビルの上に太陽はその先端を現す。そし て15分もしないうちに見事な球形をかたち造る。そしてそのまま沈むまで一切の妨害を受けずその形を保ち続ける。

 日中、太陽は透明ガラスを通し病室に直接照りつけ温度を上げ る。25度を超えているのだろう。Tシャツ1枚でも汗ばむ位だ。しかし暑いなどとは言えはしない。11月中旬なのだ。太陽の恵みに感謝こそすれ。病院というと暗く閉ざされたイメージがあるが、この病院の上層階はそういったイメージを払拭させてくれる。あくまでも明るく開放的だ。これは地理的条件が大きく寄与していることは確かだ。

採血結果
  12日の採血結果:白血球2200、血小板2.7、ヘモグロビン9.1
  今日の採血結果:白血球2300、血小板3.2、ヘモグロビン8.1


 今日の血液検査の結果では、血小板が若干であるが上昇した。横這いか、下がっていたら輸血をしなければならなかった。金曜日の血液検査で血小板の上昇が見られなければ16日のベルケード投与に関しては、量を減らすか、延期するかを判断しなければならない。

 ローレンス・ブロック『死者との誓い』の中に、「人間関係というのは終わるんじゃなくて、ただ形を変えるだけだ。そう思うと大切なものを失った喪失感からいくらかは解放された。」とあった。

 2005年11月に発病し、その後翌年11月まで入退院を繰り返した。その後約1年療養生活を続けていた。入院、療養生活の間に徐々に社会との接触が縮小され、人間関係が希薄になってくる。昨年12月、1年の休職期間が切れ退職になった。それまで会社の上司、同僚、部下、パートの人までかわるがわるにお見舞いに来てくれた。しかし退職後会社の人間関係は切れてしまった。確かに維持する一切の努力もしてこなかったが。

 そもそも私自身特定の人との人間関係をしっかりと作ってきたかというとそうでもない。他人との親密な人間関係を作るのがあまり好きではなかったのかもしれない。職場での人との付き合いは仕事の上という割り切った関係できわめてクールに事務処理的に対応してきた。

 若い頃はいろんな知識を貪欲に吸収したい為、色々な人との会話や関係は日々生きる糧であるというほどあこがれ渇望していたが、それは大学時代まででそれ以降は、必要に応じてどんな人間関係も嫌がらずに作ってきたが、本音の所は、自分の世界にむしろこもってしまいコツコツと何かをやって行く方を好んでいたのかもしれない。

 大学時代の友人の何人かはまた会えば、親しくは話が出来るだろうし何でも相談乗ってくれるだろう。しかしなかなか合う機会がない。職場での仕事の忙しさは色々な人間関係を奪っていった。日々社会は欠落した人を無視して回り続ける物である。戻れたとしても自らの存在は残滓すらない。こういった中でローレンス・ブロックの「関係は形を変えるだけだ」ということをしっかりと頭に刻み、関係の有り方を模索していこう。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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