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知らないと損をする公的補償制度

6月4日(木)
公的補償制度について
現在の年金制度や健康保険制度に様々な問題があるのは確かだ。健康保険料が払えなくて医者にもいけない人がこの日本にも何人もいる。国民年金だと満額払ったとしても月々7万9千円しかもらえない。これだと家賃を払ったら、後は生活費でぎりぎりだ。病気になっても医者にかかったり、医療費を払ったりすることは出来ない。

医療と教育と老後の問題にどう対応しているかがその国の文化の状態を示すバロメーターだと言われている。世界で一番幸せを感じているのがデンマークの国民だそうだ。世界178ケ国のデーターの中で日本は90位だという。[ロンドン 28日 ロイター]

英国レスター大学の社会心理学分析の専門家、ホワイト教授が28日発表した研究報告でこのような結果が示された。教授は、幸福感に影響を与える主な要因として、医療制度、裕福度、教育を挙げた。ヨーロッパの多くの国は、高い税金を払っているがそれなりの見返りを得ている。

フランスの音楽教師と旅行先で会ったが、確かにそれ程裕福でないから安い民宿に泊まったり、バックパッカーとして旅行したりしている人もいるが、休暇は3週間あって、東京に行く前に旅行しているということだった。老後の心配をしなくていいから、休暇は思う存分使って旅行などに金を使うことができる。

「60歳を過ぎて仕事をしている人はめったにいない、皆年金で暮している。その方が、若い人の雇用に役に立つ。退職した人はボランティア活動をしている人が多い」などと話していた。もちろんフランスでも移民や外国人労働者などそういった恩恵にはあずかってはいない人も多いのは確かだろう。

労災の障害補償給付
今日の社会保障制度や、公的補償制度について多くの人はその構造や手続きについて知らないことが多い。以前会社の仕事中、什器に挟まれて右手の薬指を第一関節の上から切断したことがあった。その後何年かたって徐々に指は復活して来たが。

治療の最終日にいつもとは違う整形外科の医者が抜糸と消毒を行いながら、労災保険で障害補償給付の申請が出来る、会社から書類を持ってきてくれたら書いてあげると言われた。それまで診てもらった医者からは何も言われなかったし、会社の総務からもその件に関しては何の話もなかった。

そんな制度があることも知らなかった。指示通り会社から書類をもらい医者に書類を書いてもらい、労働基準監督署に書類を提出した。するとしばらくして、労基署専属の医者の診断を受け障害等級が決定され、障害(補償)一時金が支払われた。

この一時金とは、障害等級第8級~第14級の場合に給付基礎日額の503日~50日分の一時金が支給されるという制度によって支払われるものだ。しかし、もし病院の整形外科医が一言かけてくれなかったらそんなことは全く知らず、かなりの金額の一時金をみすみすふいにしてしまった所だった。

何年か前に、やはり社員で電動のこぎりで指を切断した人がいた。その人はそんな制度があるとは知らなかったから当然請求はしていない。かなり昔の話なので、労災の申請時効の5年が過ぎてしまっていた。

また倉庫の棚作りの時に足場から足を踏み外して落ちた常勤のアルバイトの人がいた。骨折はしなかったが打撲で、会社を1ケ月位休んだ。会社は見舞金を彼に渡した。しかし労災の休業補償給付の手続きをしなかった。それに気がついたので、総務に行って書類をもらい彼に渡して医者に行って書いてもらうように指示した。その結果、休んでいる間の給料の6割(+特別支給2割)が支給された。

総務に何故労災の休業補償給付の申請をしないのかと聞いたら、あまり労災申請が多いと、労基署から危険な職場ということで指導が入るということで躊躇したということだった。危険な職場であることは間違いないのだから、きちっと請求して欲しいと念を押しておいた。一般的に会社は労災申請に対しては抵抗を示す例が多いと聞く。

知らないと損をするこの世の中の仕組み

労災での休業補償給付や、傷害補償一時金の請求が出来るという事を総務は知っていながら決してそれを当事者に言わない。療養補償給付(医療費の支払い)だけは怪我をした時に医者に聞かれるから、労災だということを明らかにして書類を出してくれるが、それ以上は何も教えてくれない。

自分で調べて知識を得なければ、貰えるものも不意にしてしまう事になる。公的補償制度に関しては出来るだけ出したくないという行政の意図があるので、中々知る機会がない。

10数年ぶりに会った友人の話だが10年位前、父親ががんで入院し毎月何十万円もの金を払い、今まで貯めた金を全てはたいて治療にあったが、結局死んでしまった。国民健康保険に加入していたそうだが高額医療費給付の事を全く知らなかったので、そのままになってしまっていた。

今からではもう遅いが、きちっと請求していれば、田舎の母親ももっと楽な生活が出来ただろうと残念がっていた。知らないと損をする仕組みがこの世の中には満ち溢れている。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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こんばんは。
またまた,誤字の指摘で恐縮ですが。

>この一時金とは、障害等級第8級~第14級の場合に給付基礎日額の503日~50日分の一時金

503日というのは変です。

いろいろな補助金や保障金は申請主義ですが,存在自体を知らないと,申請を検討するトリガーがありません。
いまは,ネットですぐ調べられるという点では,いい時代だと思います。しかし,それも,自分から思い立たなければいけないわけですが。

ひょっとして503日で合っているのかも。
やけに半端だなと思ったので。
それに,ふつう小さい数字を先に書くので。

労働安全情報センターのホームページに次のように書かれていました。
労災保険法別表第1及び第2(抄)障害補償給付の額
 障害補償一時金(又は障害一時金)
  第8級 〃 503日分
  第9級 〃 391日分
  第10級 〃 302日分
  第11級 〃 223日分
  第12級 〃 156日分
  第13級 〃 101日分
  第14級 〃  56日分
これは算定基礎日額の何日分として計算されます。この表は労災保険法に載っているもので間違いないでしょう。

あ,これは,大変失礼しました。<(_ _)>
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