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定期検診の日

6月11日(木)
2週間一度の定期検診の日。血液検査の結果は以下の通り。

検査結果 
 IgM   1456←1272←1170←1078
 白血球   1.2←2.6←1.5
 血小板   12.4←10.8←15.0
 ヘモグロビン 10.9←10.7←10.2
 
 RBC 344  HCT 35.3  MCV 103  MCH 31.7 MCHC 30.9


サリドマイド100mgを200mgに増量し、2週間3種併合療法を続けたが全く効果見られなかった。今まで2週間に100ずつ増加していたIgMが今回は200増加している。もはやこの3種併合療法は限界に来ていると判断せざるを得ない。

しかし次にどういった療法を選択することが出来るのか。確かに様々な組み合わせがある。しかし問題は白血球の減少にある。これ以上白血球を減らすことは出来ない。すると使用する薬はかなり制限されてくる。サリドマイド+MPやサリドマイド+VADなど通常だったら選択の範囲なのだが、メルファランやアドリアシン(一般名塩酸ドキソルビシン)が強い骨髄抑制の作用をするので使用できない。

もっともサリドマイド自体も白血球を減少させる。「海外では3~15%の頻度と報告されていますが、日本人では40%、重度の白血球減少は10%とも報告されています」と骨髄腫患者の会の資料には書かれている。サリドマイドを200mgにしたら、2.6の白血球が1.2になったのは、関係があるとも言える。しかし医者としてはサリドマイドはそのままで組み合わせで調整しようとしているようだ。

結局今日の所は、サリドマイドを100mgに戻し、ビンクリスチン(商品名オンコビン)の点滴を行った。デカドロンは今まで通り40mg月4日服用する。つまりサリドマイド+VADの変形だ。これ以降の方針は、来週18日に骨髄穿刺(マルク)をやって、形質細胞の状態を見て考えるということになった。CD20が発現していればリツキシマブ(商品名リツキサン)を使用する。ともかく医者の方で色々考えて18日までに次の方針を出してくるということになった。

「多発性骨髄腫のサリドマイド療法」(日本骨髄腫患者の会編)には次のような表が掲載されていた。「Guideline Thalidomide in Multiple Myeloma : Current Status and Future Prospects 」より

HYPER-CDT: サリドマイド、シクロフォスファミド、デキサメサゾン-奏効率86%
TCED: サリドマイド、シクロフォスファミド、エドポシド、デキサメサゾン-奏効率78%
TCD: pulsedサリドマイド、シクロフォスファミド、デキサメサゾン -奏効率50%
TVAD: サリドマイド、ビンクリスチン、アドリアマイシン、デキサメサゾン-奏効率100%
MPT: サリドマイド、メルファラン、プレドニゾロン-奏効率38%
BLT-D: 低容量サリドマイド、デキサメサゾン、クラリスロマイシン-奏効率93%


色々あるが、白血球が少ないので使えない薬があるということは手痛いことだ。しばらく休薬すれば白血球は回復するだろうが、その間にもIgMが増加するだろう。休薬している場合ではないということがつらい所だ。リツキシマブが使えなかったら、ベルケード位しか考えられない。止むを得ない選択となるだろうが、この薬の効き目も半年と持たないのは分りきっていてしかも選択の幅がないということなのだ。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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