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雲の形

11月24日(土)
雲について
 病室の窓には空が一面にが広がっている。そこには紺碧の空を背景にして何本もの白い線が東から南東の方に横切っている。窓は風景を切り取る額縁だという。その空を毎日違った雲が飾りつけている。がんで死を間近にした女性カメラマンが言った。「風景写真とは輝きの瞬間を映像に捕らえるということを通して瞬間を切り取り定着し永遠化する作業である」と。

窓はまさに風景を切り取り、網膜に焼き付ける役割を果たす。毎日変わる空の景色は雲が形造っている。幼児期の頃「大空」という言葉を使った気がする。「空は青いな大きいな」などという歌があった。しかし今は東京ではその言葉は死語になってしまったのだろうか。ビルの間から見る空は縮こまって自らの居場所を探しているようだ。

 雲の名前を知ろうと思った。人同士でもそうだが、お互いに名前を知ると急に親しみが湧くようになるように、また花や木の名前を覚えたりその性質を知ると身近なものとして親しみを覚え大切に育てよう気が起きるものである。

毎日変わる雲の名とその特徴を覚え、雲を見ながら次の日の天気を考えたりするのも楽しいものである。漫然と外部に存在する物体としてよそよそしい関係ではなく、自分をそこに投影できる生きた対象物として関係を取り結べるのだ。シェリーの『雲』という詩がある。
  
   わたしは海と川から 
    乾いた花にさわやかな雨をもたらし、
   まひるの夢にまどろむ
    木の葉にあわい影を与える。・・・
   私は太陽と水の娘
    「大空」のいとし子、
   太陽と陸の細孔を通り抜ける
    わたしは変化はするが 死にはしない。・・・(星野剛一訳)
    

基本の雲"(10の基本形)-雲は、その形状や高さにより以下のような分類、定義・条件、通称・特徴がある。 
*世界気象機関は、雲を10の基本形と数10の種、変種、副変種に分類している。

層状雲
上層雲(高度6000m以上、-25℃以下)
 巻雲 (すじ雲)、巻積雲(うろこ雲 、さば雲)、巻層雲 (うす雲・太陽や月の暈の原因)
中層雲(高度2000~6000m)
 高層雲(おぼろ雲)、高積雲(ひつじ雲)                          積乱雲
250px-Gewitterwolke_superzelle.jpg下層雲
 層積雲(高度2000m以下、-5℃以上・かさばり雲、 くもり雲・団塊状の雲)、層雲( 高度300~600m・きり雲・灰色~薄墨色の雲で霧雨の原因となりうる)、乱層雲 (高度300~600m・雨雲・連続した雨や雪を伴う)
対流雲
 積雲(高度600~6000m・わた雲、むくむく雲・晴れた日にあらわれる。上面がドーム形、下面が水平)、積乱雲(最大高度12000m・雷雲、いわゆる入道雲、かなとこ雲 )  「参考資料Wikipediaより」

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

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面白いですねぇ
今度から入院したら窓の外見てみょ
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なければならない。その先に希
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