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定期検診の日

8月5日(水)
2週間一度の定期検診の日。血液検査の結果は以下の通り。

検査結果 
 IgM    1507(8/5)←1487(7/22)←1575(7/8)
 白血球   4.2←1.7←5.0 
 血小板   21.1←14.7←15.4
 赤血球   308←304←305
 ヘマトクリット 31.3←31.5←31.5 
 ヘモグロビン 10.1←9.8←10.1

IgMが再び若干だが上昇した。今日の所は平行状態とも言えるし、このまま下がることはしなくても平行状態が続けばそれはそれでいいとは思う。しかし中々そうは行かない。サリドマイド+ビンクリスチン+デカドロンの3種併用療法も早くも限界に来ているのかもしれない。また次の方法を模索していく他ない。

白血球が上昇した。理由は分らない。特に体に異変があるわけではない。相変わらず、赤血球、ヘマトクリット、ヘモグロビンの値が低い。貧血に伴う疲労感や倦怠感からはなかなか脱却することが出来ない。

担当医にフローサイトメトリーという方法を使えば抹消血から細胞の表面マーカーが分るのではないかと聞いてみた。答えは、以前Kaitjn8さんがコメントしてくれた内容と同じだった。リツキシマブで絶滅させたい腫瘍細胞のCD20を調べたいのなら、WMの腫瘍細胞は、骨髄(一部リンパ組織)に存在し、末梢血には存在しないので、血液検査では無理だといわれた。腫瘍細胞が末梢血まであふれ出したらそれこそ問題だと医者は言った。残念ながらマルクをしないと、腫瘍細胞を採取できず、従ってCD20が発現しているかどうかは分らないということだ。

WMはリンパ腫と、多発性骨髄腫の中間的な病気と言える。この病気は免疫グロブリンを造り出す形質細胞が腫瘍化(ガン化)し、血液中にたんぱく質を過剰に造り出していく。そういった意味ではMMに似ているとも思えるが、どちらかというとWMは臨床的に骨髄腫や他の形質細胞疾患とは異なり、リンパ腫瘍疾患と似ているとされている。一般的に治療法には、リンパ種の治療法が書かれている。

しかし私の場合は、フルダラビンが全く何の反応も見せず、CD20が陰性だったために、リツキシマブが使えなかったということもあって、治療法は多発性骨髄腫の標準治療そのものを行ってきた。VAD療法でIgM下げ、タンデム移植を行うという方法だ。まさにMMの最もオーソドックスな治療法だ。

十分な根拠は明らかにされてはいないが医者はIgM型骨髄腫と言っている。リツキシマブが多発性骨髄腫に奏効性があるかどうかの臨床試験で思わしい結果が出なかった件を医者に告げた。もし仮にCD20が発現していた場合でも、骨髄腫に近い私のWMにリツキシマブが奏効するかどうか疑問だと言った。しかし、外に方法がなくなったら、使えるものは何でも使わざるを得ない。

個人輸入していたサリドマイドがなくなり、今日初めて、サリドマイドの国内版「サレドカプセル」の処方を受けた。最初に医者からサリドマイド被害について知っているかどうかといった内容の5項目位の質問を受ける。質問用紙の答えに医者の署名と、患者の署名をして、薬剤科に持っていく。そこでまた同じような質問が繰り返される。その質問の回答用紙に薬剤師と患者の署名をする。

薬が用意されると再び薬剤師に呼ばれ、似たような質問をされ、薬の管理場所や服薬記録の付け方、カプセルシートを次回の診断の時持ってくることなどの注意事項を聞いてやっと薬をうけとることが出来るという仕組みになっている。これを毎回やらなくてはいけない。患者は自分の分だけでいいが病院はこの同じことを何回もやらなければならないその手間は大変なものだろう。どうにかならないもlのだろうか。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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こんばんは。

>どちらかというと…、リンパ腫瘍疾患と似ているとされている。一般的に治療法には、リンパ種の治療法が書かれている。

WMの治療法は、昔は(昔の)MMの治療法でしたが、1990年代の後半からリンパ腫(ML)やCLLの治療法が多用されるようになりました。しかし、WMで最も権威のあるIWWMの最新推奨治療法は、MM・ML・CLLで使用している薬からの独自の組み合わせによる治療法が多くなっています。
WMのブログ主で治療開始している4人の治療法が全員MMの治療法でかつWMの推奨外なのはどうしてでしょうね。
Yosimineさんに限れば、IGM-MMだとすると、MMの標準療法で良いと思いますが。

>十分な根拠は明らかにされてはいないが医者はIgM型骨髄腫と言っている

もし興味があれば、マルクの結果が出たときに、次のことを確認してみて下さい。
骨髄像:MMの腫瘍細胞は、異型の形質細胞ですが、B細胞から形質細胞へ分化途中のリンパ様形質細胞(LPC)も見られることがあります。稀な例では、MMでもLCPが大多数を占めている場合があります。
CD20は、形質細胞では少なく、多くのLPC(とB細胞)では発現しています。したがって、LPCが多いタイプであれば、Rが効く(著効とは限らないが)可能性はあります。一方、WMの腫瘍細胞は、LPCやB細胞(小リンパ球)が多く形質細胞は少なくなっています。
表面マーカー:MMとWMでは、CD19・CD20・CD138その他で差があるようです。両方の特徴を持っているケースもあってややこしいです。
染色体の転座・欠失:WMでは、6q-以外は余り報告されていませんが、MMでは様々な異常が報告されています。13q-、t(1;14)(q21;q32)、t(4;14)(p16.3;q32)、t(6;14)(p21;q32)、t(6;14)(p25;q32)、t(8;14)(q24;q32)、その他沢山あって書ききれません。t(11;14)(q13;q32)は、CD20が高発現するとの説も在ります。

『日本臨床2007.12』 特集・多発性骨髄腫 2273ページに「IgM-MMとWMとの鑑別」という一覧表が載っていました。11項目に渡って分類されていて、マルクで腫瘍細胞が採取されたらその結果を聞いて、照合しようと思っていましたが、マルクで腫瘍細胞の採取出来なかったので結局ははっきりとした鑑別は持ち越しとなりました。
骨髄腫に近いかリンパ種に近いかの判断は今の所それ程緊急に必要となっているわけではありません。Kaitjn8さんが書いているように「IWWMの最新推奨治療法は、MM・ML・CLLで使用している薬からの独自の組み合わせによる治療法が多くなっています」といったやり方で行くほかないと思います。
様々な方法を試して治療を続けていくほかありません。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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