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森麻季、仲道郁代-ディオ・コンサート

10月13日(火)
 10日程前、クラシック好きの元職場の友人から電話があった。東京文化会館で森麻季と仲道郁代デュオ・コンサートの切符があるから行かないかというものだ。S席で前から10列目だという。代金は要らないというから喜んで行くと答えた。クラッシクの生演奏は、病院の催し物や、講演会などの間に行われるのを聴いたことは何度かあるが、コンサート・ホールで聴くのは全く別な感動がある。

クラシックのコンサートなど最近は全く行った事はない。何時行ったか思い出せない位前だ。高校3年か大学1年の時、世界的ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプのピアノ・ソナタとイ・ムジチの「四季」を父親の友人に連れられて聞きに行ったのが印象に残っている。両方とも東京文化会館だ。その頃はコンサート会場が今のようになかったから大体クラッシク音楽は東京文化会館で行われた。

その後、2度ばかり東京交響楽団などの演奏を聞きに行った位だ。クラシックの演奏会の料金は高額なので誘われでもしない限り、なかなか自分からは切符を買って行こうとは思わない。家でDVDを買って聴いているのが関の山だ。

東京文化会館といえば、通っていた高校が歩いて15分位の所にあったので、土曜日の午後は会館の上にある視聴覚室でクラシック音楽を聴くのを楽しみにしていた。なかなかレコードなどは買えない。

今のようにYou Tubeで殆どの曲が動画付きで聴けるわけではない。視聴覚室には殆どのクラシックレコードが揃っていた。リクエストすると希望の曲を指定の演奏家でかけてくれる。席に座ってそのレコードのかけてある番号のボタンを押して、ヘッドホンで聴くというシステムになっている。

mori_l_convert_20091014001428.jpg 友人と待ち合わせてコンサート会場に入る。全く昔と代わっていない。演奏会のプログラムは仲道郁代の伴奏での森麻季のソプラノ独唱と仲道のピアノ独奏が交互に行われる。こういった工夫は観客を引き付けると思う。

森麻季(左の写真)の最初の曲はヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」だった。この曲は色々な歌手でよくきいた曲で好きな曲だ。特にキャサリン・バトルの歌が気にいっている。あの透明な歌声に惹かれた。

You Tubeで森麻紀の今日歌う予定の曲を聴いてみた。しかしやはりコンサート・ホールでの生演奏は全く違う。まあそれはそうだ。そうでなければ誰も演奏会などには来ない。声の太さ、張り、音量全てが会場に響き渡る。会館そのものが共鳴版となって声の質を高めていくようだ。続けてヘンデルの「涙の流れるままに」を歌った。

 仲道郁代(右下の写真)のピアノ演奏はベートベンの「月光」だった。DVDで持っているのはバックハウスの演奏だ。もちろんこの演奏は素晴らしい。しかし会場での演奏は全く別の音を作り出してくれる。ピアノの音の一つ一つが聴こえて来る様な気がした。音がそれぞれ個別的でありながらそれが一体となって全体を構成しているような印象だった。

2007ikuyo1_convert_20091014001358.jpg音響効果が良くなったのだろうか、ケンプの時の演奏で席が後ろだったせいもあるかもしれないが何か迫力に物足りなさを感じたが、今回はピアニッシモ、フォルテッシモの強弱が鮮明だった。

第2楽章の静けさから急に音量を高め第3楽章の冒頭のアルペジオの上昇する音階が観客に次の音の予感を感じさせる。アレグレットからプレスト・アジタートへ間をおかず切り替わるその醍醐味を十分味わう事が出来た。

 その後、森麻季がマーラー交響曲第4番・第4楽章「天井の生活」とシュトラウスの「四つの最後の歌」から「眠りのとき」「夕映えのとき」を独唱し、仲道郁代がショパン「バラード3番」、「夜想曲20番」、「ポロネーズ6番」を演奏した。さらに森麻紀が、日本の歌で、「初恋」「からたちの花」、プッチーニの「私の愛しいお父さん」を歌って演奏会を終えた。

確かにコンサートホールでの生演奏は、ステレオで聴くのとは違う。しかしなかなか行けないのが現状だ。クラシック音楽の演奏会に気軽に誰でも行けるように入場料の値下げをして貰いたいとは思うが、クラシックの演奏家でコンサートだけで食っていける人は数える程しかいないという現状もあるのだ。難しい問題だ。        

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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