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これからの治療に向けて

10月24日(土)
10月14日の定期検診でとりあえずサリドマイド+MPが効いてきたようなので新たな治療方針に関して医者との話は取りやめになったが、どの道、薬物耐性でほぼ半年しか薬の効果は期待できない。次々と新たな策を練らなければならない。後10年生きようと思ったら20種類の治療方法を考えていかなければならない。移植後の治療を振り返ってみる。

移植後の療法
2006年6月      自己末梢血幹細胞移植1回目
2006年10月     タンデム移植として2回目の移植
2007年5月      再発 
     5月~10月  MP療法(メルファラン+プレドニン)
     10月~3月  ボルテゾミブ(ベルケード)+デキサメタゾン(デカドロン)
2008年4月~11月 サリドマイド単剤
     11月~5月  サリドマイド+シクロホスファミド+デキサメタゾン
2009年6月~9月  サリドマイド+ビンクリスチン(オンコビン)+デキサメタゾン
     9月~      サリドマイド+MP

奏効期間
MP・・・6ケ月、 Bor+Dex・・・6ケ月、 Thal 単剤・・・8ケ月、 Thal+Cpm+Dex・・・7ケ月、 Thal+Vcr+Dex・・・3ケ月。

私の原発性マクログロブリン血症は骨髄腫に近いIgM型骨髄腫ということで、骨髄腫の文献から治療法を拾ってみた。治療法は多種多様あるがその中でどれが奏効するかは分からない。まだ使用していない薬も幾つかあるし、組み合わせを考えれば治療法はかなり広範囲な選択が可能である。

WMの治療はこの血液ガンが非ホジキンリンパ腫に分類されているように、リンパ腫の治療法が基本であるようだ。リンパ種の標準治療としてCHOP療法(シクロフホスファミド+アドリアシン+オンコビン+プレドニン)がある。それにリツキシマブを中心とした併用療法や、ヌクレオシドアナログであるフルダラビンやクラドリビンなどが最新の治療法として紹介されている。私の場合CD20が陽性でないのでリツキシマブは使えないし、フルダラビンは全く効かなかった経験がある。そういった意味でリンパ種の治療法はあまり期待出来ない。

多発性骨髄腫の治療


代表的な化学療法
MP、VAD、CP、CMP、C・weekly、VMCP、COP-MP、DVD、ABCM、VBAP
(M・メルファラン、P・プレドニン、V・ビンクリスチン、A・アドリアシン、D・デキサメタゾン、C・シクロホスファミド、O・オンコビン=ビンクリスチン、B・カルムスチン-日本では未承認、DVDの始めのDはドキシル)

MSG2(MP+シクロホスファミド+インターフェロンアルファーの組み合せ)
M2プロトコール-全生存は MPと同等、5年生存においては M2治療群が優位。

サリドマイドの併用療法

(Guideline Thalidomide in Multiple Myeloma : Current Status and Future Prospects)
サリドマイド+シクロフォスファミド+デキサメサゾン  奏効率86%
サリドマイド+シクロフォスファミド+エドポシド+デキサメサゾン  奏効率78%
pulsedサリドマイド+シクロフォスファミド+デキサメサゾン   奏効率50%
サリドマイド+ビンクリスチン+アドリアマイシン+デキサメサゾン  奏効率100%
サリドマイド+メルファラン+プレドニゾロン  奏効率38%(別の統計・CR28%PR76%)
低容量サリドマイド+デキサメサゾン+クラリスロマイシ  奏効率93%より

サリドマイド+DEX+Doxil(ドキソルビシン内包PEG化リポソーム製剤)
サリドマイド+ビンクリスチン+ドキシル+DEX  奏効率74%

ラニムスチン・サイメリン(MCNU)の併用療法
ラニムスチン+シクロフォスホミド+MP
ラニムスチン+ビンデシン+MP
ラニムスチン+ビンクリスチン+メルファラン+DEX

ボルテゾミブの併用療法
ボルテゾミブ+DEX(デキサメタゾン)
ボルテゾミブ+プレドニン
ボルテゾミブ+メルファラン
ボルテゾミブ+メルファラン+DEX
ボルテゾミブ+ドキソルビシン(アドリアシン)+DEX  
ボルテゾミブ+MP  
ボルテゾミブ+ドキシル  
ボルテゾミブ+ドキシル+DEX
ボルテゾミブ+シクロホスファミド+プレドニン
ボルテゾミブ+シクロホスファミド+DEX
ボルテゾミブ+サリドマイド
ボルテゾミブ+サリドマイド+プレドニン
ボルテゾミブ+サリドマイド+DEX  
ボルテゾミブ+サリドマイド+MP
ボルテゾミブ+サリドマイド+メルファラン+DEX
ボルテゾミブ+サリドマイド+ドキソルビシン+DEX

レブリミドの併用療法
レブリミド+大量DEX  奏効率85.3%
レブリミド+低容量DEX  奏効率51.3%
レブリミド+ドキソルビシン+DEX  奏効率83%
レブリミド+ドキシル+ビンクリスチン+減量DEX
レブリミド+シクロホスファミド+DEX
レブリミド+クラリスロマイシン+DEX

サルベージ療法 
 
1、最初の寛解療法を繰り返す 
2、ボルテゾミブ単剤 
 2-2、ボルテゾミブ+デキサメタゾン 
3、レナリドマイド単剤 
 3-2、レナリドマイド+デキサメタゾン 
4、シクロホスファミド+VAD 
 4-2、大量シクロホスファミド 
5、サリドマイド単剤 
 5-2、サリドマイド+デキサメタゾン 
 5-3、サリドマイド+デキサメタゾン+シスプラチン+ドキソルビシン+シクロホスファミド+エドポシド 
6、デキサメタゾン大量投与

参考資料:多発性骨髄腫の診療指針、多発性骨髄腫の基礎と臨床、日本臨床「多発性骨髄腫」、がんサポート「血液がん」、がんと化学療法「多発性骨髄腫の治療の進歩」など

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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ホジキンリンパ腫 非ホジキンリンパ腫

B細胞非ホジキンリンパ腫治療のストラテジー商品価格:4,515円レビュー平均:0.0 非ホスキンリンパ腫について ここで詳しい事は聞けないとは思うのですがある程度情報が取れたらと思い、投稿する事としました。私の彼女が非ホスキンリンパ腫である事が分かりました。と

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またまたまた,しつこく,こんばんは。(V)oo(V)

yosimineさんも過去の記事で触れていますが,
http://trakl.blog121.fc2.com/blog-date-20080823.html

ベンダムスチン塩酸塩が稀少疾病医薬品に指定されるようです。
http://www.yakuji.co.jp/entry16939.html

対象は低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫ですが,多発性骨髄腫にも効能があるようなので,WMというよりもIgM型多発性骨髄腫かもしれないyosimineさんにも効く可能性はあるのではないでしょうか。
でも,この手の記事の常なのですが,実際に患者が使えるのがいつなのか,判然としません。

度重なる色々な情報提供有難うございます。いつもMOROGENさんのブログを読んで情報を得て参考にしていますが、なかなかコメント出来ないでいました。ベンダムスチンの使用は遠い先の話だと思っていましたが、かなり使用が現実性を帯びてきたようです。こういった記事を読むとまだまだ新規治療薬の可能性が期待できると心強い気がします。

ベンダムスチンは、10月30日に承認の申請が出されました。
希少疾病医薬品の指定を受けており、優先的に審査を受けられるので、10年中に使用可能になるのではないかと思います。
MMでは、NCCNのガイドラインで、確証度カテゴリー2Bとなっています。(どちらかと言えば「駄目もと」でやってみる薬でしょうか?)
しかし、WMでは、R-ベンダムスチンは、効果はR-CHOPに劣らず、副作用が少ないことが分かっており、今後、R-CHOPの代わりに使用される可能性が高いと思います。
ただ、WMでのベンダムスチン単独の使用優先度については、まだ、はっきりしていないと思います。

Kaitjnさん
最新のニュース有難うございます。ベンダムスチンはリンパ腫の新規治療薬としてよく出てくるので気にはなっていました。それが来年には使用可能となるということは思ったより早かったです。WMはリンパ腫と骨髄腫の両方の薬を使えるのである意味で幅広い治療法が可能なような気もします。そう思って気長に治療を続けていくつもりです。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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