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定期検診の日

10月28日(水)
2週間一度の定期検診の日。血液検査の結果は以下の通り。

検査結果 
 IgM    1859(10/28)←2128(10/14)←2276(9/30)
 白血球   1.2←2.0←1.5 
 血小板   7.4←11.7←15.8
 赤血球   310←323←336
 ヘマトクリット 31.7←32.8←35.2 
 ヘモグロビン 10.2←10.4←10.9
 網赤血球   3←12←16←27(基準値5~20%)


IgM値はサリドマイド+MP療法の効果が見られ下がり続けている。しかし、サリドマイドの増量とメルファランの影響で急激に骨髄抑制が生じてきた。

白血球数が1.2(1200)と減っている。渡された表では好中球の値を示すStabとSegは検査中となっていたが、医者のパソコンでは0.5(500)を割っていると表示されていた。外来で通院治療を行ってからここまで減少したのは初めてだ。この数字だと本来は通院治療できる数字ではない。「 500/μl以下なら重度減少と考える。特に重度減少が続くと細菌感染症のリスクが高く、予防的抗生物質投与、無菌室管理などが必要になる」といった数値なのだ。

入院していたら好中球が0.5(500)を超えないとクリーン・ルームから出られず、ましてや外出も退院も出来ない数値だ。新型インフルエンザが流行し、例年のインフルエンザや風邪がはやる季節が到来するこの時期に好中球0.5(500)以下というのはあまりにも危険すぎる。好中球0.5(500)以下という数字は入院中の移植時や末梢血幹細胞採取時の強力な抗がん剤使用の時以来始めてだ。

血小板数
は比較的安定していて、基準値内の数値を保っていたが、2週間前から減り始め、今回急激に減少した。2週間でこの減りようは何だという感じだ。

赤血球数やヘモグロビン
への影響は数値的にはそれ程見られないが、赤血球の基となる網赤血球が大幅に減少し3%しかなく、それを基に赤血球が作られるので、これ以降赤血球はどんどん減少してくる可能性が大きい。

2007年5月30日からMP療法を始めた。MP療法を行っていた半年間の白血球の数値は以下の通りである。
   5/30(4.1), 6/13(3.4), 7/11(3.2), 8/8(4.2), 9/5(2.3), 10/3(2.6), 10/24(3.1)
一番下がった時でも2.3でその時の好中球は1.0を超えていた。やはり白血球の減少の大きな原因はサリドマイドを100mgから200mgに増量した事だろう。以前、サリドマイド+シクロホスファミド+デカドロンの併用療法の効果が薄れてきたのでサリドマイドを200mgにした所、白血球の減少が見られた。

療法の変更としては、サリドマイド200mgを100mgに減らす事にした。メルファランは一日8mgで4日間服用するが、最低量に近いのでこれ以上治療効果の点からいっても減らすことは出来ない。

白血球減少に関しては、G-CSFのグランの皮下注射を行った。ゾメタは通常通り点滴した。折角サリドマイド+MPが効果を上げてきたのに薬を減量することによって効果が減少することは十分考えられる。抗がん剤使用の難しさは効果と薬物有害事象とのバランスの取り方の難しさだろう。こういった綱渡り的治療を続けていかざるを得ないのがこの病気にかかった者に科せられているのだろう。それを引き受けて治療する外ない。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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