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吉原大門・山谷堀公園・待乳山聖天(つづき)

1月22日(金)
日光街道沿い寺院巡り(真正寺→円通寺→公春院→浄閑寺)を終え、土手通に入る。土手通を歩いていると「北めぐりん」といったバス停がある。これは台東区循環バスで「南めぐりん」「東西めぐりん」の3系統がある。

観光用といった意味合いが強いバスで、北めぐりんは浅草駅を出発し同じ所に戻ってくる。浅草駅を出発したバスは今戸、橋場、吉原大門、三ノ輪、入谷、鶯谷、千束をめぐり浅草に着く。15分おきに出ていて台東区の名所旧跡を回るには便利だ。バスはレトロな感じのボディで、通り過ぎたバスを見てみたがかなりの人が乗っていた。

吉原大門

土手通を浅草方面に歩いていくと、三ノ輪から10分位で、「吉原大門」という交差点とバス停がある。昔の面影などは全く無い。交差点とバス停に名前が残っているだけだ。

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吉原遊郭は江戸時代、国内最大級の遊郭で、約2万坪(6万6000平方メートル)に数千の遊女がいたといわれる。遊女の逃亡を防ぐため堀で囲まれ、吉原大門は唯一の出入り口だった。

交差点にあるガソリンスタンドの脇に柳の木と石碑があり、台東区教育委員会の看板があり「見返り柳」の由来が説明されている。「見返り柳」とは遊び帰りの客が後ろ髪を引かれる思いを抱きつつ、この柳の辺りで遊郭を振り返ったところから、この名がついたという。

交差点から吉原の中に入っていこうとすると道は右に一旦曲がる。吉原時代そのままの道なりだという。S字になっているのは目隠しのためだそうだ。遊郭への出入りが吉原大門から丸見えにならないようにするための工夫だったらしい。吉原のメインストリートを入った所の歩道の左右に柱が立っていて、そこに「よし原大門」の表示があった。

山谷掘公園

吉原大門から土手通を進むと、山谷堀公園と別れる。土手通の方は、しばらくすると右にカーブし浅草に向う馬道通と名を変える。公園は今戸の方に向う。山谷掘公園は江戸時代には山谷堀で、隅田川から遊郭吉原への水路として使われ、猪牙舟が行き交う両岸には船宿や茶屋が多くあったという。

山谷堀032_edited_convert_20100123164613   syb001.jpg 

吉原大門と山谷堀公園に行って見たいと思ったのは、佐伯泰英の『居眠り磐音・江戸双紙5巻・龍天の門』に出てきた場所だからだ。主人公坂崎磐音は豊後関前藩の藩士だったが、幼なじみの一人を自ら討たざるをえず、脱藩して江戸で浪人暮らしをしていた。

しかし、許婚者であった奈緒が遊郭に身を売ることになったことを知り、彼女を助けようとして行方を探しだした。吉原遊郭を取り仕切る会所の頭・四郎兵衛の協力を得るが、千両以上で売られた奈緒はもはや手の届かない人となってしまった。

その奈緒が白鶴太夫と名を与えられ吉原に大々的にデビューするため、今戸から吉原大門まで花魁道中で行く事になった。それを妨害しようとするのを磐音が阻止して無事に道中を成功させる。こういった話なのだが、どの位の距離なのか、どんな場所だったのかを見てみたかった。

山谷掘は埋め立てられ暗渠になっている。山谷堀に架けられた橋は、下流から今戸橋、聖天橋、吉野橋、正法寺橋、山谷堀橋、紙洗橋、地方新橋、地方橋、日本堤橋の9つある。それぞれ今戸橋と同じく、橋柱のみ現存している。山谷堀公園を15分ばかり歩くと今戸橋に着く。今戸橋を通っている道は浅草と橋場を結んでいて、隅田川に沿っている。隅田川沿いには墨田公園が細長くのびている。今戸橋の袂には、小高い丘がありそこが待乳山聖天である。

待乳山聖天(聖観音宗・待乳山本龍院・金竜山浅草寺支院)


山谷堀038_edited_convert_20100123164737 本殿

創建は縁起によれば、推古天皇九年(601)夏、早魃のため人々が苦しみ喘いでいたとき、十一面観音が大聖尊歓喜天に化身してこの地に姿を現し、人々を救ったため、「聖天さま」として祀ったといわれる。ここは隅田川に臨み、江戸時代には東都随一の眺望の名称と称され、多くの浮世絵や詩歌などの題材ともなっている。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
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