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ももの木患者家族交流会

2月13日(土)
2ケ月一度のももの木の交流会が行われた。雪が降り気温が急激に下がり外に足を踏み出すのにも抵抗を感じるほどの寒さだったこともあるのか参加者は少なかった。しかしある話題で盛り上がった。

ももの木の理事の田中医師をモデルにした漫画が『フォア・ミセス』という月間漫画雑誌に掲載されたのだ。漫画家は横谷順子さんで、CFCプロジェクトが発行したコスモスノートの『ももの木・いのちの授業』に挿絵を描いてくれた人だ。

その関係で横谷さんと田中医師が知り合い、田中医師の話を聞くうちに彼の体験を漫画にしようと思い立ち、さらに詳しい取材をし、また患者の何人かとも話をしてそれを3篇の漫画として『フォア・ミセス』3月号に100ページ掲載する事になった。題名は『泣き虫ドクター』。宣伝のコピーは次のように書いてあった。

02642.jpeg 感動物語の名手、渾身の大長編カラー
 100P

 横谷順子
 泣き虫ドクター
 誰よりも患者さんに近いドクターでありたい…。そう願う中田医師は!?


横谷さんは、漫画の中の最初のエピソード『伝説のパスモ』に書かれている話に感動して、今回の漫画を書き始めたという。この中に出てくる話は、全て血液ガンの患者に起こった実話に基づいている。そういった意味でかなり身につまされる場面が登場する。

『伝説のパスモ』の最初の場面は、主人公中田医師がパスモを探す場面から始まる。そのカードは、ある患者から送られたものなのだ。その青年は、治療の結果、寛解状態に至り退院する事になった。長期入院していた青年は、中田医師にパスモというカードが出たらしいが、それを買うんだと話していた。

何ヶ月か経ってその青年の就職先がやっと見つかり、最終の面接試験を明日に控えた日、病状が悪化し病院に担ぎ込まれた。とても次の日の面接には行けず就職は不可能になった。病気は進行し青年は中田医師にもう使う事もないといってパスモを渡した。彼はそれを受け取らざるを得なかった。そのカードの持つ重い意味を感じ、未だそのカード使うことが出来ない。

このような血液ガンの患者の生き様を横谷さんは丁寧に描いている。がん患者を扱ったドラマを見る機会は多いが、漫画では初めてだった。登場する患者の中には知った人もいるし、中田医師もルックス的には田中医師とは全く似ていないが、性格や雰囲気は掴んでいる。そういった意味で身近な出来事として受け止められ親近感のある漫画として読む事が出来た。

がんになり自分の今までの人生のレールを大きく踏み外し、新たな道を切り平きながら生きていかなければならない患者は一人一人ドラマを持っている。それは苛酷ではあるが一つの物語を否が応でも作り出しているのである。『泣き虫ドクター』の評判がよければ連載するという。

田中医師は20冊も買って皆に配ったということだ。雑誌の出版社秋田書店の編集部に連載依頼の便りを出そうと皆で言い合った。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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