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定期検診の日

2月17日(水)
2週間一度の定期健診の日。血液検査の結果は以下のとおり。

検査結果
 IgM   1493(2/17)←1670(2/3)←1586(1/27)←1630(1/21)
 白血球  2700(2/17)←1900(2/10)←1700(2/3) ←1500(1/27)
 好中球  1400←660←680←450
 血小板  8.0←8.8←8.3←10.0
 赤血球  313←337←319←327
 ヘモグロビン 10.6←11.5←11.1←11.3
 網赤血球   24←19←18←16

 IgG  178(2/17)←203(2009/9/2)←326(2009/5/14)←609(2008/11/26)
 IgA  <10(2/17)←<10(2009/9/2)←30(2008/11/26)


IgMの数値が下がって白血球の数値が上昇した。ひとまず安心だ。医者も私も前回IgMが上昇傾向を見せていたので今回上がっているのではないかと思っていた。下がっていたので今までの療法をそのまま継続し、白血球の状態から考えて、明日からエンドキサン(シクロホスファミド)50mgを4日間服用する事になった。

4年半近くの付き合いになる担当医がため息をついて言った。「レブリミド(レナリドマイド)が4月か5月に承認されるといわれているが、薬価基準収載などあり販売、使用開始になるまで今から半年位は見ておかなければならない。その間どういった方法があるか考える必要がある。今回IgM下がったのでしばらくはいいが、上がったらどうしようかと思っていた。WMや骨髄腫の患者の中で免疫グロブリン(Mタンパク)の増加・上昇が極めて早く、さらに薬物耐性の早期の発現で治療法を次々と考えなければならない例は始めてだ。」

医者の苦労は十分分かるつもりだ。骨髄腫の患者の例だが、この間通院治療センターで隣に座った人は血小板減少も末梢神経障害もなくベルケイドを1年半使用していると言った。また入院して最初からベルケイドを使い1ケ月入院して1クール行い、その後通院でベルケイド療法を続け以前と同じように仕事をしている。

1つの薬が長く効果を続けてくれれば医者は楽だ。あらゆる薬が効かなくなれば医者はお手上げだ。担当医と協力しながら治療法を模索していく旅に出ているようなものだ。気長に探し続けていく外ない。

久しぶりのIgGとIgAを検査した。去年の9月から測っていない。9月の時も、IgGが203だったので免疫グロブリン製剤を点滴した。9月から今まで検査していなかった時期は大丈夫だったのだろうかと思う。何事もなかったのは確かだ。

2時間の点滴をそうたびたびやられたくはないのでIgGの検査をせっつくのも考えものだと思ってしまう。2時間の免疫グロブリン製剤の点滴があったので、病院を出たのが16時30分を回ってしまった。実際には診療に5分、サレドカプセルの薬剤師による説明が5分、点滴に3時間半かかった。後4時間近くが待ち時間というわけだ。

もはや薄暗くなりかけた時間になって「北区のさんぽみち」の散策はあきらめる他なかった。朝8時過ぎに家を出て、18時少し前に戻った時には、座りっぱなしの1日仕事だったとはいえどっと疲れを感じた。

治療で使用した点滴薬

▽ベルケイド(ボルテゾミブ)2.1mg/生食2.1ml、生食10mlフラッシュ用。
 点滴用管の側管に生理食塩水用注射器とベルケイド用注射器を刺し、ベルケイド注射の前後に生理食塩水を注射する。
▽デキサート(デキサメタゾン・デカドロンのジェネリック)33mg/生食50ml
 1時間かけて点滴静注。
▽ゾメタ4mg/生食100ml
 30分かけて点滴静注、腎臓の負担を考えて15分以上かけることになっている。最初は1時間かけていたが最近は30分で行っている。
▽免疫グロブリン製剤・日赤ポリグロビンN注5% (5.0g製剤 100mL)
 2時間かけて点滴静注

処方された薬

サレドカプセル(サリドマイド)100mg、バルトレックス500mg(帯状疱疹予防薬)、バファリン81mg(静脈血栓症予防薬)、バクタ400mg(感染症、カリニ肺炎予防)、フルコナゾールカプセル100mg(抗真菌剤)、ベザトールSR200mg(高脂血症薬)、コートリル10mg(ステロイド剤)、オメプラール10mg1日2錠服用(胃薬)

医療費請求額
投薬 123,990 サレドカプセル(サリドマイド)2週間分14錠 92,570 その他上記薬 31,420
注射 206,020 内訳:ベルケイド=112,120 ゾメタ=38,320 免疫グロブリン製剤=44,880 デキサート(注)=10,700
再診基本料 700  血液検査 2,950
医療費合計 333,660 支払額 100,100

2006年薬価基準収載にはベルケイド3mg1瓶の薬価が168,348円となっていた。これをいつも使用している。そうなると合計額が合わないので計算すると実際かかったベルケイドの価格は112,120円となった。しかしそれにしても1日で33万円も使ってしまうとは何という治療だと思う。

注:富士製薬のジェネリック薬品デキサートは10,700円で、先発の万有製薬のデカドロンは同量で20,300円となっている。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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数値が好転してよかったですね。この傾向が続くことを強く願っています。

ところで、血液の腫瘍は同じ病名がついても人によってさまざまなバリエーションがあることに驚かされます。それだから医師も患者さん一人一人を診ながら方針を決めているのでしょう。でもそうなると、ほかの人と比較してどうこう言うことはあまり意味をなさないような気がします。当人にとっては自分が100%ですから。

新潟で行われtた「骨髄腫セミナー」の基礎講演で「骨髄腫はどんな病気」と題し熊本大学付属病院の旗祐介医師が話をしました。その中で、骨髄腫の良い所として「ひとりひとり病状が違う、他人の病状を気にしなくていい」と語っていました。
特に原発性マクログロブリン血症は、非ホジキンリンパ腫にも分類されているし、また多発性骨髄腫にも近いという病気で、いわば両者の中間的な病気だと言えるでしょう、一般的には治療法としてリンパ腫の治療をしますが、私のように骨髄腫の治療の方が効果があるという場合もあるわけで、それこそ、他の血液ガン以上に症状も治療法も多種多様です。
リンパ腫と骨髄腫両者の治療法を使えるという意味で幅広い治療が可能であるという利点もあります。どちらにしても自分に合った治療法を見出していく他ありません。
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