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病院の差額ベッド代

3月28日(日)
 ももバーで慶応病院に入院して個室に入った人が1日3万円請求されたという話をした。その流れで聖路加病院の高額差額ベッド代が話題になった。血液がんの患者は長期入院を強いられる。入院費の問題は極めて重要だ。

聖路加病院は全て個室である。そのため差額ベッド代が生ずる。最低料金が一泊3万5千円である。1ケ月105万円となる。これが最低で上を見ればきりがない。この高額差額ベッド代は、貧乏人患者を排除するためのものとしか思えない。

聖路加病院は入院を希望してもなかなか部屋が空かないほど流行っている。金持ちは聖路加病院に入りたがる。聖路加病院で子供を生んだというとそれがステータスになるといった話を聞いた。セレブ御用達の病院になってしまった。入院費が高ければ高いほど人が集まると言うのは変な話だが、高額な病室で治療したという事が、自らの権力と地位の証明みたいに考えているのだろうか。金はある所にはあるのだが使い方が信じがたい。

これは化粧品と同じで100円化粧品は売れなくても、同じものを小奇麗なビンに詰めて5000円にすると売れるというのと同じだ。三越に着物を卸している業者と話した事がある。5万円の着物は売れない。同じものを50万円にすると売れる。世の中間違っていると思うが金がある人の気持ちは分らない。ただ高額な施設を利用したり、高価なものを使用し、身にまとうことによって優越感を感じたいだけなのだろう。

 聖路加病院だけの話ではない。慶応病院の個室の差額ベッド代は最低一泊1万2千円で、8万4千円までのランクに分けられている。最低料金の個室は大体空いてないので、3,4万の部屋になる。相部屋を希望しても空きはほとんどなく差額ベッド代を払って個室を選ぶか、ここの病院での治療をあきらめるかを選択する外ない。白血病で慶応病院に入院していた患者が部屋代を払いきれずに都立病院に転院せざるを得なかったという話を聞いた。

『なぜ聖路加に人が集まるのか』(著:福井次矢)のレビューに次のように書かれていた。「保険診療のカネしか払えない貧乏人は診療しない。金持ち患者だけに特化して診療する、これが聖路加のビジネスモデルです」これはある個人の意見だが正鵠を得ている。

 病院も一つの企業である。利潤を生み出さなければ経営は成り立たない。その利潤によって、医療の質を高め、人が集まる、人を育てる病院を作っていくという経営理念を聖路加病院は主張するかもしれない。しかし医療倫理の本質は万人に平等に医療が受けられるシステムを要請しているのである。

町の多くの私立病院が倒産し、公立病院が赤字経営で閉鎖を余儀なくされている現状の中で、医療の公平な提供は国の福祉行政の根幹に関わる問題である。「コンクリートから人へ」のスローガンの実現のためには医療制度の抜本的改革が必要となるだろう。そうでなければ利潤優先型病院が増え「貧乏人は死ね」というアメリカ的医療システムに傾斜していってしまうだろう。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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さぶい{{ (>_<) }}

 こんばんにゃ。(=^_^=)

 いやぁ,ほとんど毎日更新しているブログが,予告なく,何日も更新が止まるとやはり心配になりますわ。ウメも終わり,サクラはまだということで,いまは休養期間ですね。
 腰痛回復おめでとうございます。ヽ(*^。^*)ノ

 ビジネスホテルよりもせまい部屋が一泊1万円以上って,高すぎですよね。3000円,4000円なら,利用する気もするが。
 金持ちから多くとって,貧乏人の医療に回しているなら,まぁいいんですけど。

 以前にブログにも書いたのですが,国立がんセンター中央病院のスイートは,105,000円ですよ。
http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/consultation/nyuin_annai.html#06

>上記の個室料金は1日あたりの額です。午前0時を起点として計算することになっているため1泊すると2日分、2泊すると3日分のご請求となります。

 これも,あこぎな商売。スイート一泊で21万円。

金持ちに金を出させる方法

MOTOGENさんの国立がんセンターのスイートのブログは読んだことがあります。金持ちをスイートに勧誘し1泊2日料金21万円を吐き出させるのは極めて有意義なことだと思います。貧乏人には相部屋で健康保険の枠内で治療を行なってくれる体制があればいいのです。
国立がんセンターは研究や、情報提供など様々な有益な活動を行っていますが、それにはかなりの資金が必要だと思います。色々スポンサーが付いているとは思いますが、国立という性格上慶応大学とノバルティス・ファーマのように露骨に協力体制をとる訳には行かないでしょう。
せめて高額なスイートや高い個室に金持ちを引き込み金集めをしてもらいたいものです。
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Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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