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定期検診の日

4月14日(水)
定期検診の日。先週ベルケイド第3クールの4回目が終わり今週は休薬だ。ただゾメタの点滴とサリドマイドの処方があるので通院しなければならない。サリドマイドは4月1日から最長3ケ月の処方が可能となった。これからは2週間1度の煩雑な手続きが不要になる。もっとも治療方針が定まらない点があるので、それ程長期に処方してもらうのは無理だ。

今日はゾメタ(ゾレドロン酸)30分だけの点滴だけだった。医者が気をきかせて、診療の待ち時間にゾメタの点滴を入れてくれた。しかし結局、医師の診察待ち時間や、サリドマイドの手続きで14時近くまでかかってしまった。

検査結果 
 IgM    2367(4/14)←2038(3/31)←1617(3/10)
 白血球  4500(4/14)←4100(4/7) ←3600(3/31)
 好中球  2770 ←2410←2230←3630
 血小板  10.5←12.2←15.3←14.6
 赤血球  314 ←318←317←330
 ヘモグロビン  10.3←10.5←10.7←11.4
 網赤血球    17←14←11←10
 CRP   1.3←1.5←1.9←2.1←4.6


コンスタントにIgMが上昇している。もはやベルケイドの効果は期待できないだろう。先週の診察の時、レナリドマイドが使用出来るまでのつなぎとして何らかの方法を考えてくると担当医が言った。白血球の減少の問題はあるが、つなぎとしては、サリドマイド+MPがIgMの減少には効果があったので、それでやってみることも出来ると提案はした。ただしその場合白血球減少の際、G-CSFの皮下注射を何日か続けなければならない。

担当医が今回提案したのは、サリドマイドの併用療法でまだやっていないシスプラチンを使うというものだった。ただしこの薬はかなり副作用が強く最初は入院して副作用への対応が必要になるということだった。10日ばかりの入院が必要になるという。10日ばかりの入院には問題はないが、病院の方でベッドの空きがないとの事だった。今日の段階で、血液内科として4人の患者が入院待機の状態にある。入院を希望しても2週間位待たなければならない。

サリドマイド+シスプラチン療法を何時からやるのかは来週の診察の時に決めるが、入院するにしても2週間位かかるので、それまでベルケイド第4クールをするかどうかも来週決めることにした。とりあえず、今日から4日間服用する予定のエンドキサン(シクロホスファミド)を、1日50mgから100mgに増やすことにした。

IgMの上昇を食い止めるため様々な療法を行ってきた。そろそろ手持ちの駒が尽きてきたようだ。レナリドマイドには様々な併用療法があるので、効果が発揮されればかなり長い間使用出来るだろう。しかしその後は本当に何もなくなる。かって効果があった薬で、薬物耐性によって使用できなくなった薬も、時間が経つと又効果を発揮するということがあるので、ひたすらその循環を繰り返していくほかないだろう。

シスプラチン:
「白金製剤(プラチナ製剤)」に分類される薬剤です。これは、名前の通り金属の白金を含んだ薬で、がん細胞のDNAと結合することでDNAの複製をさまたげ、分裂、増殖を抑えて死滅させるという作用を持っています。
シスプラチンは、高い腫瘍縮小効果を持つものの、激しい副作用があることが特徴です。最も深刻なものはその強い腎毒性による、腎不全などの腎臓機能の障害で、投与上の大きな問題点とされています。
また、多くの患者に見られる悪心・嘔吐や食欲不振などの消化器症状に関しては、他の抗がん剤と比べてもかなり強く現れます。(がんサポート情報センター)

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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4月なのに{寒い{ (>_<) }}

 こんばんわん。 ▽・w・▽

 使えるくすりがなくなってきましたか。
 1年前にMM患者会セミナーでもらった資料には,数十という新薬のなまえが並んでいたのですがね。国内未承認。
 いざとなれば,血漿交換という手もあります。輸血同様の感染リスクがあるようですが。レナリドマイドまでのつなぎなら,なんとかなるでしょう。

【治療事例】定期的なDFPPの長期継続によって過粘稠度症候群をcontrolしている原発性マクログロブリン血症の1例
http://wm.txt-nifty.com/blog/cat21438749/index.html

bendamustine

いろいろ大変ですね。ご存じとは思いますが以下ご参考までに。
(1)cisplatinの件ですが、MMではPACE(cisPlatin、Adriamycin、cyclophosphamide、etoposide)というのがあります。これにdexamethasoneとthalidomideを加えてDT-PACEというのが再発難治性では時々使われるようです。
(2)Torch 2010 Springでは、ASH2009からの情報として、bendamustine (trade name Treanda)が取り上げられています。bendamustineは30年以上前に旧東ドイツで開発されたalkylating agentで、ドイツではMMに承認されています。アメリカではadvanced follicular lymphomaやindolent NHLに承認されており、MMでは臨床試験に着手したところですが、ドイツでの実績やNHLで承認されていることから、MMにもオフラベルで使われているそうです。日本でNHLに承認されているかどうか存じませんが、一度先生にご相談されたら如何でしょうか。bendamustineは、carfilzomibとpomalidomideと共にに最も期待され且つFDAによる承認の可能性の高い薬とされています。ASH2009では、rituximabとbendamustineが併用されていますが、yoshi_mineさんにはrituximabは使えないですよね。
お大事に。

血漿交換法

以前読んだ資料で、WMの患者で23年間にわたって、コルチコステロイド以外の抗がん剤は殆ど使わず、約400回の血漿交換をした、という報告を読んだことがあります。
効く薬が無くなっても、血漿交換法で延命出来るのではないかと思っています。以前自己末梢血幹細胞採取をやった時のような方法で、2時間位で済むようです。治療方法は探せばまだまだあるでしょう。

No title

a_su_ordenさんには色々教えてもらって感謝しています。シスプラチンの併用療法ですが、担当医は来週の診察時にはっきりしたプロトコルを持ってくると言っていました。PACEはあまりにも強烈なので、長期入院が必要となるでしょう。そこまではやらないと思います。
医者が言うには副作用を見るための入院で、その後通院で出来る療法になるというので、シスプラチン+DT位の組合わせではないかと思われます。
ベンダムスチンは、昨年末にはエーザイ・シンバイオ製薬から承認申請が出されるというニュースを見ました。承認までしばらく時間がかかるとは思いますが、それ程遠くない時期に使用可能となるでしょう。
以前担当医とベンダムスチンについて話した時、白血球数がかなり少なかった時期だということもあって、アルキル化剤なので骨髄抑制が強いといわれた事がありました。
色々な可能性を探りながら治療を続けていきたいと思います。それには様々な情報が必要となります。特にWMの情報はかなり限られていますので、色々な情報の提供は極めて重要な意味を持っています。今後ともよろしくお願いします。

おじゃまします

白金製剤まで来てしまいましたね。
前にも述べたと思いますが、強力な抗がん剤でのた打ち回って延命するのと、対処療法で静かにその時を待つのとでどちらが実質生存期間が長いといえるか、思案のしどころだと言いたいところですが、今回は、次の薬までのつなぎなので是非もないでしょう。白金製剤を含むレジメンでも、VADやCHOPより楽だったという人も中にはいるので、そうなることを祈るばかりです。
なお、最悪の副作用である催吐性対策としては、従来、セレトニン受容体拮抗剤+デキサメタゾンが一般的でしたが、遅発性対策としては不十分とされていました。最近、アプレビタント(商品名イメンドカプセル)が発売となり、パロノセトロン(商品名アロキン)が承認済み薬価待ちとなっています。もしまだなら、医師と相談されてはいかがと思います。

ご承知のことと思いますが、血漿交換(PP)のみにより長期延命が可能なのは、腫瘍の増殖速度の遅い人の場合で、yosimineさんの様に速度の速い場合は難しいと思います。
なぜなら、PPは、過粘稠対策にはなりますが、腫瘍細胞が減少するわけではないので、骨髄抑制などには効果がありません。単純に考えると、IgM換算の腫瘍細胞量は、+5000/年とすると23年で10万超!ですから、その時点で、IgMが低くても、RBC・WBCは激減しているでしょう。(ここまで来る前に輸血やG-CSFでの対応も難しくなっていると思います)

No title

kaitjnさん有益な情報有難うございます。今まで白金製剤は一度も使った事がないので副作用については何ともいえません。今まで色々な抗がん剤を使って来ましたが、移植の時の大量メルファラン投与ではさすがに吐気を覚えましたが、それ以外は吐気とは無縁でした。今回どうなるか分りませんが、吐気に苦しめられるようなことがあったら指摘された薬の使用を医者に相談してみます。
血漿交換法だけで延命しようとしても無理でしょうね。指摘の通り確かに形質細胞腫瘍の増殖を止める事は出来ないので、IgMは増え続け骨髄抑制は限りなく進行していくでしょう。
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yosimine

Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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