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訃報が送られてきた

7月31日(土)
昨夜メールを開いたら、友人の訃報が届いていた。食道がんで入院中のN君が昨日の朝永眠したという内容だった。通夜と葬儀の場所が記載されていた。

N君は私よりは5歳ほど若い。彼とは私が入院するまで10年近く人権関連の活動を一緒にやってきた間柄だ。またそれ以前には、アボリショニストであるトーマス・マティーセンの“PRISON ON TRIAL”の翻訳を一緒にやっていたこともある。

彼とは、昨年の年末に何人かの仲間と一緒に飲みにいった時に会ったのが最後だった。その時、彼は酒は飲んでいたが、2、3日前から硬い物が飲み込めなくなってしまったと言っていた。その時はなんとなく聞き逃していたが、その後食道がんで入院したと聞いて、一緒に飲みにいった時には、既に腫瘍が喉に出来ていたのだろうと思う。

今年の初め入院したが手術をせず、抗がん剤治療を行い、その後自宅での療養と通院治療になった。食道がんは手術して腫瘍を切除できれば80%近くの人が治癒している。しかし手術はしなかった、つまり手術出来なかったということは全身に転移しているということで、治癒の非常に難しい状態だったようだ。また彼は心臓に持病を抱えていたので強い薬は使えなかったのかもしれない。

一週間位前にN君が再入院していると聞いて、一度見舞いに行かなくてはと思っていた。ただ病状が重く見舞いが負担になるようだと行かないほうがいいかなとも思い彼の状態を聞こうと思っていた時に、訃報を受け取る事になってしまった。

昨年の8月に友人が食道がんで亡くなった。もう一人同年輩で、食道がんになった知り合いがいる。3月位前に彼と話した事がある。彼の食道がんは、全身に転移していて手術出来る状態ではなかった。病院で医者からは抗がん剤治療を薦められた。医者が抗がん剤治療による治癒の確率を説明したかどうか分らないが、効果がどこまで期待できるか分らないし、副作用による体力消耗は避けられない。彼はその申し出を断って自分で治療法を探した。

西洋医学から決別し、整体や気功などで食道がんを克服しようとしている。抗がん剤治療で治る見込みがあまり期待できず、副作用で倦怠感に悩まされながら延命するよりも、QOLを維持しながら別の治療選択をするという決意を聞いて感心した事がある。

我々位の年齢になると周りでがんになったという人の話をよく耳にする事になる。自分が罹っていることもあって、がんという言葉には敏感になり、知り合いのがんによる死には心を動かされる。どのような種類のがんになるかの選択は出来ないが、自ら抱えているがんと一生付き合っていかなければならないという事実は変えようがない。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
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