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報道ステーション特集「医療費高額負担の苦悩・・・特効薬飲まねば命続かず」

9月3日(金)
 昨日の報道ステーションの特集で「医療費高額負担の苦悩・・・特効薬飲まねば命続かず」という番組をやっていた。この番組はM氏というフリーの番組企画者が報道ステーションに持ち込んで受け入れられた企画である。

M氏から連絡で昨日の夜に放映されるという事を知ってみる事が出来た。民放の番組は殆ど見ないので、教えてもらわなければ見逃す所だった。

6月の始めに慢性骨髄白血病患者・家族の会「いずみの会」の人から、高額医療費の問題について取材を受けてくれる人を探している人がいるということで、私の所に電話があった。誰もいないので話だけでも聞いてもらえないかということで、M氏と会う事になった。

がん患者に対しての取材申込みは結構あるのだが、なかなか取材に応じてくれる人がいない。未だがん患者という事を公表してもいいという人は少ないし、ましてテレビに出てもいいという人はめったにいない。確かに誰でもテレビや新聞に自分のプライバシーに関することも含めて公表したいとは思わない。しかし、少しでもがん患者の現状の改善につながる企画であれば何らかの形で協力したいとは思う。

M氏とは一度喫茶店で話をしただけだ。確かに私自身高額な医薬品を使っているが、高額療養費制度によって生活が困窮するという状態ではない。もっと高額医療費によって困窮している家庭を取材した方がいいだろうということもあって、私が番組に出ることはなかった。

 昨日の報道ステーションの特集に出演した夫婦は、高額療養費制度による月々44,400円の支払いも難しい家庭だった。妻が慢性骨髄性白血病になり、特効薬「グリベック」を使用する事になった。しかし、値段は1錠約3000円(毎日4錠服用)と高額である。

この薬はがんの進行を抑える画期的な薬だが、この薬によって根治するわけではないので、一生飲み続けなければならない。使用をやめると必ず再発する。急性転化した場合1年もしないうちに死に至る。どんな高額な薬でも一時期ならどうにかなる。しかし、グリベックは何といっても一生服用し続けなければいけない。一生月44,400円支払い続けなければならない。確かに2ケ月処方や、3ケ月処方をいう方法もあるが、色々制約があり必ずしも出来るわけではない。

夫の年収は390万円。子供が2人いる。子供が成長し金がかかるようになる。夫の残業が減り、月々4万円ほど減収になる。とても医療費は払えない。彼女は自分が悪いんだと一時自殺を考えた。また一時薬の服用を中断した事もあるが、友人の説得で再び服用し始めている。別の病気で入院したがその医療費は未払いになっている。今彼女は幾つかのパート労働を掛け持ちで働いて家計を助けている。

 この夫婦の現状そのものが現在の医療制度の矛盾を告発するのである。金が払えず、それによって死を招くかもしれない薬の服用を中止せざるを得ないという現実が今の日本にあるということだ。グリベック服用を中止した17人のアンケート内容も番組で紹介された。全てが金銭的理由からだ。命を金で買う世の中になったのか。

番組は高額医療費について、1つの家庭の状況を描写しながら、その問題点を鋭くついている。医療が進歩を続けるなか、高額になってきた医療費の問題を考えさせる。

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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厚生労働省(高額療養費制度)

第39回社会保障審議会医療保険部会の開催について
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000000o65k.html

私のブログにも書きましたが、
yosimineさんのブロウから、高額医療費について、ググっていたら、
上記の会議が9月8日に行われると有りました。

室温32度

 こんにちは。(^_^)/

 いいかげんかんべんしてほしい暑さです。
 貧血で息切れするのか,暑くて息切れするのか,わかりません。

 報道ステーションは,毎日開始時刻にはチャンネルを合わせるものの,ずっと注視しているわけではないので,この特集を見たのは,偶然でした。
 そうですか。yosimineさんが関与していたのでしたか。^^;

 グリベックは3ヵ月処方は可能になったはず。
http://members.jcom.home.ne.jp/firstsight/izumi/glivec_top.html

 個別に認められないケースがあるやもしれませんが,自殺しかけたこのケースでは認められるべきでしょう。
 申請主義なので,患者側から申し出ないとダメかもしれません。
 まさか,3ヵ月処方が可能なことを,知らないということはないでしょうけど。

登山の楽しみ

hanaoyajiさんわざわざ連絡ありがというございます。厚生労働省の社会保障審議会医療保険部会という所がどういう話をしているか一度見学してみたいと思っていました。9月8日は都合がつくので行ってみたいと思います。
hanaoyajiさんのブログはいつも拝見しています。上り坂がきついので山登りは難しいと思っていましたが、ブログの中の登山記録を読んで行きたくなりました。高山への登りは無理だとしても駒ケ岳ロープウェイで千畳敷カールまでいけるし、谷川岳ロープウェイで天神平まで行けるという記事を読んで、来年は梅雨明け早々行ってみたいと思います。

医療費負担

連日の猛暑で、病院に行く以外は家に閉じこもっている状態です。例年だったら夏でもちょくちょく近場に出かけていたのに、今年は一歩家から足を踏み出すと、あまりにも強い日差しにすごすごと家の中に戻ってしまう程です。MOTOGENさんの行ったひまわり畑に行きたいとは思っているのですが涼しい日が全くありません。

報道ステーションに登場した人が、3ケ月処方を知っていたの知らなかったか分かりませんが、通常抗がん剤の処方は1ケ月となっているので医者によっては3ケ月の処方箋を書く事に抵抗する人もいるでしょう。また健康保険の支払審査機構が3ケ月処方に対して医者にあれこれ問い合わせる事があると聞いています。

しかしまずは医者にはっきりと3ケ月処方にしてくれと主張する事が必要です。そういった権利を主張できる人は、様々な保険の知識とかを仕入れてどうにか家計のやりくりをする事が出来るのでしょう。

生活困窮者は逆に日々の生活に追われただただ医療費の負担ばかりが頭をよぎりそれをどうしたらいいか考えつかないのかもしれません。病院の相談窓口に行ってみるという事にも思い至らなかったのでしょう。そういった人にこそ、必要な窓口なのに、公共の組織を利用するということは誰でもが簡単に出来るものでは様な気がします。結局一人で考えて解決方法がなく思いつめてしまうのでしょう。難しい問題です。

私も番組を見ました

私も番組を見ました。

同じように大腸がんの患者さんの番組がすでに何度も放送されております。
http://veohdownload.blog37.fc2.com/blog-entry-1756.html
本も出版されております。
http://www.iwanami.co.jp/moreinfo/0224990/top.html

私は二つの放送局に直接、対策も放送すべきという主旨のメールを出させていただいております。

制度上の問題は確かに存在します。
ただ「分子標的薬」は近年できたものなので、単純に制度の落とし穴ともいえません。
制度は早く改善すべきと私も考えます。

制度が改正する前にできることはリスクマネジメントです。
無駄なところにお金を支払うなら、普通にがんの保障をつけられます。

最後の手段として○○○○という方法もあります。

医療費負担の現状

メールで紹介されている大腸がんの患者さんの番組を見させてもらいました。医療費支払いのため、5万円の家賃の家から1万数千円の家に引っ越したなど、がん患者が医療費によって生活を圧迫されている現状がリアルに表現されていた。

行政への訴えもした。知事は理解を示したが効果ははなかった。今までの薬が効かず高額な分子標的治療薬を使用せざるを得ず、そのため月々10万円の出費がかかってしまうことになった。この状況は患者家族の経済的負担はもとより、患者の精神的負担を増すものだった。

大腸がんの分子標的治療薬アービタックスの保険適用が2008年7月だというから、彼女が使い始めた07年6月にはまだ保険適用されていなかった。

血液がん患者は長期の闘病生活を強いられるが、他のがん患者も同じようは悩みを抱えているという事を改めて知る事になった。
プロフィール

yosimine

Author:yosimine
がん治療とは長く細い道を辿ら
なければならない。その先に希
望があると信じながら。

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