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立山黒部アルペンルート2日目 弥陀ケ原

9月27日(月)
ホテル立山の1階に降りると美女平行きの高原バスの発着所がある。20人位の団体客以外は10人ほどの個人客がバス停に並んでいる。立山高原バスは全員着席の定員制なので、途中下車する場合には降車時に次の乗車便を予約しなければならない。高原バスは低公害化を進め、立山特有の急勾配や厳寒期の気象状況に対応できるよう幾度の走行試験を重ね開発された高出力型ハイブリッドバスを採用している。

弥陀ヶ原の高原散策が今日の目的の1つである。室堂から弥陀ヶ原までは10分位だ。個人客の大部分の人は弥陀ヶ原で降りた。バス停には車掌が待機していて、途中下車の人に次の便の予約を取っている。マイカー規制をしているだけあって丁寧な対応だ。

ここは標高1600m~2000mのなだらかな斜面に広がる高原で、室堂の険しい山々と溶岩台地のごつごつした雰囲気とはガラッと変わり、色彩的にも落ち着いた色になり、秋のさわやかな高原の空気を思う存分を味わうのにふさわしい雰囲気である。

DSCF1116_convert_20100928222827.jpg 木道の遊歩道

弥陀ヶ原ホテルの脇から木の遊歩道が高原の只中に伸びている。遊歩道からは、広大な草原が広がりとその先の大日岳、奥大日岳を中心とした大日連峰の姿を存分に楽しむ事が出来る。完全な紅葉はまだだが、木の葉は色付き始め、草の葉は既に黄色に染まってきている。草原を進むと湿地帯になり、至る所にガキ田と呼ばれる池塘(ちとう)が遊歩道の左右に現れてくる。

DSCF1106_convert_20100928222543.jpg 湿原と大日連峰

DSCF1126_convert_20100928222939.jpg 大日連峰

山々と反対側は開けていて富山平野が一望できる。霞んでいたので富山湾までは見えなかったが、からりと晴れた日にはよく見えるそうだ。ともかくアルプスの山々、富山平野、高原の広々とした風景、湿地帯の珍しい情景など様々な見方が可能で、飽きることなく色々な楽しみ方を見出す事が出来る。

立川黒部114_convert_20100930223858 富山平野の眺望

弥陀ヶ原に広がる湿原には池塘(ちとう)が大小約3000ある。地獄の餓鬼たちが耕したという伝説でからガキ田という名が付いた。池塘とは水はけの悪い低温の地面に枯れた草木が腐ることなく水がせき止められて出来たものだそうだ。

7~8月頃には高山植物が咲き乱れ、湿原植物も豊富であると言われていて、特にワタスゲ(果穂)の群生は見ものだそうだがもはやすべて終ってしまっている。コウメバチソウ(エゾウメバチソウ)の可憐な姿をやっと目にする事が出来ただけだった。最初高山植物で馴染み深いチングルマだと思ったが、葉が違うので調べたらコウメバチソウに近い。恐らくその花に違いないだろう。

DSCF1118_convert_20100928222432.jpg ガキ田(池塘)

DSCF1131_convert_20100928223101.jpg コウメバチソウ

テーマ : 思ったこと・感じたこと
ジャンル : 日記

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