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北区のさんぽみち-6 赤羽・志茂エリア

10月13日(水)
家にいるとなかなか外出に踏ん切りがつかない。外出したついでに身体を動かそうと、大分前から病院帰りにウォーキングを始めている。病院の近くから出発出来る「北区のさんぽみち」の幾つかのコース巡りをした。しかし今年の止まることなく続いた夏の暑さの中で、ずっと中断していた。最近行ったのが6月17日だった。涼しくなったので再び始める気力が湧いてきた。

病院を出たのが13時半だった。採血、眼科、血液内科と回ったが始まりが早かったのでこの時間で終った。今回は赤羽駅を出発点にするコースを選んだ。「赤羽・志茂エリア」のコースは以下の通り。

JR 赤羽駅→宝幢院→大満寺→正光寺→小山酒造→八雲神社→荒川岩淵関緑地→岩淵リバーステーション→旧岩淵水門(赤水門)→荒川知水資料館.→熊野神社→.西蓮寺→地下鉄 志茂駅

赤羽駅を降りて、線路に沿って北本通りに向う。5分位歩くと宝幢院である。北本通りは王子で本郷通りから名前を変える。荒川を渡ると岩槻街道(日光御成街道)になる。かっては幸手宿で日光街道と合流した。今では国道122号線は羽生、館林、太田を経由して日光まで行っている。赤羽で北本通りはL字型に右に曲がり新荒川大橋を渡り埼玉県に入る。真っ直ぐ行った道はそこから環八通りになる。

北本通りにぶつかる手前に宝幢院があり、その前に道しるべがあった。これは江戸中期に作られたもので、「東 川口善光寺道日光岩付道」「西 西国冨士道 板橋道」「南 江戸道」と刻まれている。この地が交通の要であったことを示している。

宝幢院(医王山東光寺 真言宗智山派)

寛正2年(1461)宥鎮和尚により開山、約150年後に深承阿闍梨及び宥意和尚が中興した。江戸時代には10石余りの朱印状を賜った御朱印寺である。豊島八十八ヶ所霊場45番札所、北豊島三十三ヶ所霊場12番札所。明治維新後の神仏分離まで赤羽八幡神社の別当寺。

070412RIMG0121_convert_20101014095746.jpg  赤羽志茂エリア006_edited_convert_20101013181022
 道しるべ                宝幢院本堂   

北本通りを荒川に向って歩いていくと、道路に沿って平行に走る道に寺院が並んで立っている。大満寺と正光寺である。正光寺は工事中で入れなかったが、山門から中を見ると正面に10mほどある正観音が立っている。
 
大満寺(薬王山瑠璃光院 真言宗智山派)

鎌倉時代初期の作と伝えられる不動明王像があり、岩淵不動尊として親しまれている。不動堂のそばには弘法大師像を取り囲むように本四国霊場各札所の銘板がある。

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 大満寺不動堂                        大満寺本堂  

正光寺(浄土宗芝増上寺末、天王山淵富院)
浄土宗第三祖記主禅師良忠上人を開山上人、石渡民部少輔保親を開墓として、鎌倉時代(およそ800年前)に建てられた。本尊の阿弥陀如来は高さ70cmほどの座像で、春日仏師の作であると伝えられており、正観音は頼朝子育観音または世継観音といわれ行基の作であると伝えられている。

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 正光寺山門                         正光寺観音像  

新荒川大橋を渡る手前の道を右に曲がると、小山酒造の大きな建物が目に入る。どのような歴史を持つ酒屋なのだろうか。事前に申し込めば工場見学も出来るという。酒の製造にとって水は最も重要だ。岩淵町の辺りには秩父山系からの良質の浦和水系が走っていて、昔はちょっと掘ると水が2mも噴き出したといわれている。小山酒造のすぐ傍の川沿いに八雲神社がある。神社の境内には誰もおらず、静けさに包まれているようだった。

小山酒造
明治11年、荒川畔に湧き出る清水の発見を機に創業した23区唯一の造り酒屋である。ここで醸造される清酒は、120余年受け継がれた手法をいかした江戸造りによる。現在も地下130mからくみ上げられた地下水と酒造好適米で醸造されている。

八雲神社
創建年代は不明。江戸時代には日光御成道の岩淵宿鎮守として崇敬篤く、荒川流域のため水神社がまつられている。また勝海舟が荒川で足止めされたときに書いたとされる大幟旗も所蔵している。

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 小山酒造                          八雲神社

八雲神社から土手沿いの道に出ると土手に上る坂があり、上りきった所が岩淵橋だ。そこから荒川と平行に流れている新河岸川を渡り、荒川土手の緑地公園に出る。土手から川に下る斜面には高さの違った所に遊歩道が設置され、川縁を歩く事も、土手の高みから川を眺めることも出来る。新荒川大橋の先には川口市の高層ビルが見えている。一方川の方には鮮やかな朱色に塗られた水門が並んでいる。

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 荒川土手から新荒川大橋と川口方面          赤水門

旧岩淵水門(赤水門)
かつて「荒ぶる川」という名のとおり氾濫を繰り返した荒川。 旧岩淵水門はその要として、大正5年から8年間の歳月をかけて建設された。工事を監督したのはパナマ運河建設に携わった青山士(あきら)だ。以来、荒川下流域に住む人々の暮らしを洪水から守ってきた。昭和30年代の改修工事で赤い色に塗りかえられたことから「赤水門」と呼ばれた。この水門は現在は、水門としての役目を終え、下流にある青い岩淵水門が役割を果たしている。

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 赤水門                      オブジェ『月を射る』  

赤水門の裏側に橋があり、川の中にある小島に渡ることが出来る。橋を渡りきった所は「荒川赤水門緑地」と呼ばれている。緑地には荒川リバーアートコンテスト特賞を受賞した青野正作の『月を射る』というオブジェがある。「流れる河を背景に形あるものの消えゆく時間を考えさせられる空間」とこの場所は表現されている。川の只中から見る風景は、川沿いや土手から見る風景とはまた違った感じを受けるものだ。木々が生い茂りその木陰で、涼しい川風を受けながら川の流れを見つめていると時間の経つのを忘れてしまいそうだ。

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 水門緑地から対岸を見る                 荒川治水資料館

荒川知水資料館

自然豊かな荒川に親しむための活動と交流の拠点。 荒川に関する様々な研究、情報提供を行っている。

赤水門緑地で荒川と隅田川が合流する。東京水辺ラインはこの辺りまで船を走らせてる。水辺ラインはここから新河岸川に入っていく。水門の傍に岩淵リバーステーションという船着場がある。クイーンメリッサという貸切の荒川水上バスが就航していた時に使っていたのだろう。

赤水門から土手を越えていくと荒川治水資料館がある。荒川に生息する魚、周辺の動植物などが紹介されている。またたびたび洪水を起こした荒川の治水工事の様子などが分かるようになっている。川も様々な観点から見ると興味深いものである。

資料館から志茂橋を渡り新河岸川を越え、川沿いに歩いていくと熊野神社がある。参道は空を覆うような巨木に囲まれている。クスノキやエノキなどこれらの木々は区の保護樹木となっている。神社の境内はひっそりと息をひそめている様に静かだ。そこから5分程行った所に西蓮寺がある。庭はよく手入れされていて、鐘楼、寂光堂、本堂前の板碑などが境内に点在している。そこからは5分位で南北線志茂駅に着く。

赤羽・志茂エリアは荒川河畔の散策を中心としながらその周辺を巡るものだった。季節的に河原を散歩していると川風が肌に気持ちよくあたり、それだけで来たかいがあるというものだ。

熊野神社
正和元年(1312)西蓮寺住職淳慶阿闍梨が紀州熊野三社権現を勧請し、下村(現在の志茂)の鎮守とされている。現在の社殿は昭和43年に改築されたもので、 社殿右の末社が旧本殿で、文政5年(1822)に造られたものである。

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 熊野神社参道                        熊野神社社殿

西蓮寺(帰命山阿弥陀院 真言宗智山派)

弘安年間(1278-88)法印淳慶の開山と伝えられている。境内には弘安九年(1286)の年号銘だけのものなど十余基の板碑がある。本尊は鎌倉初期に作られた北区指定有形文化財の木造阿弥陀如来坐像で、熊野神社の御神体であった熊野三社権現像、末寺三ヵ寺(地蔵院・満願寺・観音寺)の本尊が安置されている。また、運慶作と伝えられる毘沙門天像が寺宝となっている。

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 西蓮寺山門                         西蓮寺本堂
(参考資料:北区観光ホームページ)

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